秘密 トップ・シークレット 2007(4巻)レビュー2

4巻 レビュー2

続きです〜〜!!!
4巻の雪子さんは本当にかっこいいんですけどねー!




4巻の後半あらすじ



雪子を心配しつつ、捜査を続行する青木。
同じ電車に乗っていた乗客はどんな気持ちでいるのか、感染に怯えていないのかと第九で話すが、ネットでは見て見ぬ振りをした乗客たちを非難する意見が出ているという小池。
罪の意識、殺人に加担した意識、その負い目が居合わせた乗客たちが警察にでてこれない理由だと思い至る

雪子の様子を見に行った青木は、その腕に出血斑が広がり、病気が重くなっていることを知る

「必ずオレがウィルスを撒いた犯人を捕まえます。
捕まえてあなたを治します。 だから

オレにそのウィルスを感染して下さい」

と雪子の手を捉える青木だった……




……が、しかしこの乗客のようにはならない。と自信をもって断言できる人はそんなにいないと思います。
自分だったら、声を上げることが出来ていたのか?
私は「出来る」自信がないです。正直なところ。


雪子さんの裸をみて、(出血斑を確認して)泣いちゃう青木くん。
なぜかそれをなぐさめる雪子さん。

やー、雪子さんプロポーションいいですよね!なかなかグラマーだよ。DかEくらいありそうだよね。
そんな、年上の人の裸をみたからって泣いたりはしないでしょう……ね?青木くん。

そして、自宅に帰った薪さんは、昔の鈴木さん、雪子さんと3人で写っている写真をみて
「まあ わかっていた あいつが惹かれていくのは」
と独白しています。

…………………なかなか意味深なシーン。
いや、最初はうっかりと流してたんですけどね、これなかなか重要なシーンですよね。

12/4には、雪子の容態が悪化し、急遽隔離病棟に移された。
そして、青木が薪に「ウィルスに感染した」と変色した爪を見せる。
この爪で囮捜査をしたい。許可をという青木。

薪はまさかそのために、わざと感染したのかと思い至り、激怒する。
「第九の人間が捜査に命をかけたり、銃を手にするようになったらおしまいだ 鈴木のようにな!」
「自分の命を軽く扱うおまえに人の命の重さがわかるわけない……ましてや 今 死にかかってる三好雪子の無念など……」

鈴木が亡くなった直後、ショックのあまり泣き崩れ自殺未遂をした雪子を思い出し動揺する薪。


地味だけど、「そんなに 青木 そんなに」という薪さんの心の声
それはきっと「そんなにも雪子のことが好きなのか」ということですよねー
わーーーん!!!

自ら囮になり、犯人を捕まえる決意をし、犯人がのりこんでいると思われる時間の電車に乗り込む青木

手配されている容疑者が乗り込んできたがーー

男は里中恭子が殺害された際に居合わせ、毎日席を譲っていた老婆を捉えナイフを突きつける。
彼女はその老婆のために殺されたと言う男。

男からナイフを奪い、締め上げる青木

ウィルスが広がったのは事故であり、抗生物質などない。
事故ではあったものの、里中恭子を見殺しにした乗客たちーー卑怯で下らない人間たちはみんな病気になって苦しんだらいいとと言い放つ男。

「じゃあそう言え

通報をうけてウィルスが充満している車内にいち早く飛び込んで感染した駅員に

あなたは卑怯で下らないから死ぬんだと

母親の母乳から感染して保育器の中で死にかけてる7ヶ月の赤ん坊にそう言え

仕事で解剖中に……した……彼女に

どうしてこんな風に死ななきゃいけないのかお前が言ってまわれ!」



うわああああーーー!青木くん!
またも号泣

私この青木くんのセリフが大好きでー!4巻はここに彼のかっこよさがすべて凝縮されてると思うんです!
なのにアニメでは全カットされていて、とても腹立たしかったです。
(アニメ、ちょっとだけ見ました)

怒りに震える薪さんに睨まれて石化する曽我さんのシーンも好き。
とんだトバッチリ。

「逃げた婆さんの血液から抗生物質がとれる」という男。
その老婆を薪が捕らえ、貴重な「血漿」を提供してもらうことができた。
それが効いて雪子は回復に向かうがその回復には年末までかかった。

雪子を見舞う薪は、雪子から見舞いに来て寝てしまった青木を見て鈴木かとおもい、「とうとう死んじゃって克洋くんの所にきたのねと思っちゃったわ……」と聞かされる

雪子と青木が惹かれあっていることに、当人達より早く気がつく薪

そして、ウィルスに感染したかとおもわれた青木は、付け爪で感染を装っていたことを明かす。

容疑者は特定され、その動機も解明されていく。
犯人の張 真は物テロを妄想してウィルスをつくるようになったかは不明ながら、里中恭子に恋心を抱いており、ウィルスの散布自体は事故であったことが判明。孤独の中で唯一の光であった里中恭子への想いゆえの事件だった

そんな中、雪子は法一をやめて実家に戻ることに。
「辞めないでください
一緒に仕事がしたいです
これからもずっと」
と引き止める青木。

そして薪はその2人を見つめていたーーー


4巻後半みどころ





事件報告の場を抜け出して雪子さんに会いに行く青木くん(いいのか!?)

それを庇ってか書類をくばる薪さん!

あーあと「岡部さんとオレがセックスでもしないかぎり……」の衝撃なセリフも、面白かったですね。

そーれーにーしても!

薪さん、切ないなあ。
もうこのときには、青木くんが好きだったんだね。
「命を賭けるくらい雪子のことが好きなのか」と衝撃を受けたり、二人でいるところを切なく見つめたり、雪子を見舞って2人の想いに気がつく薪さん切ない。

と、いうかこの巻だけだとわからなかったんですけどね。
全巻読んで4巻を読み直すとヒシヒシと伝わってきます。

ただハッキリ描いているわけではないのでーーー
「違うよーー!」というご意見もあるかと思いますが。

あとは薪さんは鈴木さんが好きだったのか、という点も気になりますが、4巻ではまだ推測さえできません。
5巻にて判明……(と思ってます)


結局、法一で監察医を続けることにした雪子は2週間田舎に帰ることに。
見送りに来た青木は雪子にクリスマスプレゼントを渡そうとするが突然雪子にキスをされ

「これくらいの事をしておけば年明けには発症してるかもね」

と微笑み去っていく姿をただ呆然と見送るのだった--



雪子さんやるぅ〜〜!!

肉食系女子ですな!
それにしても数ページに渡るキスシーン……
2人が気持ちを自覚するプロセスとしてとても丁寧に描かれています。


4巻は事件そのものはそんなに猟奇的でも複雑でもなく、どちらかというと人間関係に焦点が当てられているように思います。

薪さんの恋愛対象が、男性なのか女性なのかはファンの間でも意見が分かれるところだと思いますがハッキリと本編で描かれてないので、私は「不明」と捉えてます。

ただ、青木くんが好きなのは、やっぱり間違いないと思うんだよねー。鈴木さんも。

それがBLくさくて嫌だ、というご意見もあるかと思いますが清水玲子さんの作品はいままで全てが単なる恋愛感情ではなく恋や愛や、憎しみや妬みや憧れや……そういった様々な想いが含まれた感情を描いてきているので、そこは否定されるべきところではないと思ってます。


それを含めて清水玲子さんの作品は素晴らしいと思います。本当に。


……というか、いままではけっこうはっきりそう言った感情を描いてきたと思うんですが、「秘密」ではけっこう謎になってる気がします。月の子や輝夜姫でも気持ちのベクトルがわかんないところなかったと思うんですけどね。

舞台が日本の警察組織で近未来で、現実に近いということもあるのかな?

清水玲子さんはどんどん進化してらっしゃるんだなあ……とその才能の大きさに震えます……。




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コメント

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Re: 訴えたりしないでくださいね

ゆけさん、こんにちはー
コメント、本当に嬉しいですよ!いらっしゃいませですよ!

きっと私のレビューは私のテンションの高さが伝わっちゃうんですね(笑)

「秘密」で薪さんがすごく色っぽいのは……多分、「秘密」がたくさんあるからだと思うんです!
いままでのお話のキャラクターってそんなに秘密を持ってなくないですか?

でも薪さんは心に秘めているものがいっぱいある……
それが読者からすると「ああんもう!」ってなってしまうような気がします。
せつないー!

>このセリフを言った薪さんにも、なんでかわかんないんですけど持ってかれちゃうんですよねー。なんでそこで鈴木が出てくるんだ。
もう、薪さん鈴木さんが好きすぎ。そして青木くんと重ねすぎ。

4巻と5巻は事件よりもキャラクターの内面に焦点が当てられてて、キャラの見所がいっぱいですよね。
1〜3巻までまだはっきり固まっていなかった部分もしっかりしてきた印象があります。

ただ4巻から5巻の雪子さんの変わりようが……(^^;)

訴えたりしないでくださいね

私今たぶん、自分の中で秘密ブームMAX再燃中なのか、完全にストーカー化してますよね。
これでも毎回、「よし、これでもうしばらくは何も書き込まないぞ」と思ってるんですけど…。まだしばらく連投しちゃうようなら放置してもらっても…。(コメントが独りよがりすぎて、お返事もらうのが申し訳なくなってきました…)

にゃんたろーさんのレビューってヤバいんですよ。
おいしい所ばっかりこれでもかっとギューッッッと詰まってて、本編読む以上にテンション上がっちゃいます(汗)(なんかいろんなことを思い出させる不思議な魔力が…)
本編は引き込まれて読む分、辛くてテンション下がるんですけど、にゃんたろーさんのレビューはおいしいとこ取りでテンション上がる、っていうか。

私も作品全部読んでる派なんですけど(というか実家に全部持ってる派?)、薪さんはホント色っぽさがそれまでと段違いで、絵とかポージングとか今までの作品と特別何も変わらないはずなのに、この2人を見つめてしまう薪さんとかも、ヤバくないですか!?(あぁもぅ日本語雑)手書きで書き加えられた「じーーーーっ」のせいですかねぇ。切ないくせに無駄にフェロモン出しすぎて、誰に対しての挑発だそれは!
>「第九の人間が捜査に命をかけたり、銃を手にするようになったらおしまいだ 鈴木のようにな!」
このセリフを言った薪さんにも、なんでかわかんないんですけど持ってかれちゃうんですよねー。なんでそこで鈴木が出てくるんだ。

この回は、私的には事件的に華がない(不謹慎)と思ってるんですけど、薪さん的には見所がいっぱいで。
青木のセリフもかっこいいし。最初に読んだ時、「えーっ青木のくせに、薪さんみたいなカッコイイこと言うの!?ずるいーっ」とかバカなこと考えてました(笑)青木と薪さんを描き間違えてんじゃないかと思って。

にゃんたろーさんの言うとおり、薪さんも青木も曽我もおいしいところがいっぱいで(何気に雪子さんも岡部さんも)、被害者にも加害者にもさほど感情移入しない分、第九メンバーを堪能できてすっごく楽しい回でした。
プロフィール

ねこじゃらしにゃんたろー

Author:ねこじゃらしにゃんたろー
こんにちは
にゃんたろーです!

清水玲子さんの「秘密」についてのレビューを書き散らかします。
ネタバレばかりです。要注意です。

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