MELODY 2016 4月号 秘密 可視光線act.4 その2

お正月からほったらかしにしていたレビューイラストまとめをしました。
そしたらセーターがサーモンピンクなのはアスタキサンチンでアンチエイジングだからなのか!と一人盛り上がった。
↑どうでもいい
そんなわけで続き。
ネタバレ注意
九州全域を襲った豪雨は一晩中降り続きーー
久留米に大きな被害をもたらした。
一夜明けてーーー
青木は久留米病院に駆け込んだ。
「薪さん!」
が、その視界に飛び込んできたのは、サーモンピンクのざっくりしたあみこみセーターを着込んでウトウトする薪の姿だった。
「ああ…悪いうとうとして」
きのうねむれなかったから、と青木から着替えを受け取る薪。
口をあけたまま自分を見つめる青木に「ああこれ」「喪服がずぶ濡れになったから親切なナースがくれたんだ」
とセーターを脱ぐ薪だったが、青木は心の中で「あ、ぬいじゃうんですか 中学生みたいでおかわいらしかったのに」と呟くのだった。
昨日、土石流で斎場の一部は被害にあったものの、桜木の働きで一人のけが人もなく避難できていた。
「桜木部長と薪さんが避難誘導されたとききましたが?」
「僕じゃない」「停電で何も見えないんだぞ 僕が役に立つと思うか」
「ああ……じゃあ桜木部長が…」
「ああ、あの人がいなかったら今頃全員土砂の中だった」
薪さんの編み込みセーター姿は、今回のサービスカットですね!
つーか、スーツ以外の格好をすると、本当に幼くみえるなあ。
そしてその下のパンツも……ナースの娘さんのですか?(丈短い)(でもぶかぶかっぽいよ)
そうか、薪さんきっと女性のMとか全然着られるんですよねー。なんなら7号もいけるのか?
色白さんだから、サーモンピンク似合いそうだなあ。
そして青木くんの前で躊躇なく裸になる薪さん……………
えっ、当たり前??
それにしても青木くん着替えそんなまじまじ見つめないの!!!
そして、薪さんの着替えどうやって調達したんだろう。福岡市内の宿泊してたホテルの荷物かなあ??
薪は今朝のことを車の中で回想していた。
雨が上がった朝、やっと救助がきて呆然と斎場を見渡す桜木と薪。
「よかったですね お母様が無事にお連れできて」
と母親の棺を覗き込む桜木に声をかける。
「ヒビが入っちゃいましたね」と桜木の胸ポケットの眼鏡を指す。
「ああ…」
桜木は一度その眼鏡をのぞきこみ、そしてまたポケットに戻した
「たしかに このメガネをした方が人の細部や表情は良く見える」
「だが人は時々嘘の表情をつくるだろう」
桜木は薪を前にして顔を赤らめた由花里の表情を思い出していた。
「わからなくなる」
「たくさん見えすぎてかえってわからなくなる」
「桜木さん」
桜木は薪を見つめ返し
「今 俺にはお前がどんな表情をしているのか見えないがおまえが真に俺の身を案じてくれているのはわかる」
「顔は見えなくてもーーいや『表面上の顔』がみえないからこそわかる」
「その人の本質が」
「母が日々どんな思いで俺を育てたのか 毎日どんなに苦しんでいたのか」
どんなに
愛して
心配して
俺のために
心をくだいてくれていたか
母の棺に泣き崩れる桜木。
薪はその背中にそっと手を置くのだったーーー
「すみません とっちらかってて」
薪は青木の家に、姉夫婦に線香をあげに寄っていた。
「しかも今何にもお茶うけとかなくて…っ」
あわてて家を片付ける青木だったが、薪は仏前に手を合わせ「何もしなくていい お姉さんにお線香あげに寄っただけだから すぐ帰る」と言う。
「そんなっ せっかくだからゴハンたべてって下さいよっ」
などといろいろ気を使う青木の声を聞きながら、薪は部屋を見渡した。
舞のお宮参りのときの姉夫婦の写真
青木がもらったなにかしらの賞状
舞のカラフルで愛らしいオモチャ
年老いた母や舞の保育園の予定がかきこまれたカレンダー。
姉夫婦の結婚式のときの記念写真…………
やっと青木がお茶をもってきたが、薪はうつむいて一点をみつめていた。
桜木が最後に、薪に問いかけた言葉
「おまえはそうか?」
「死んだらもういいのか?もう守らなくていいのか」
「死んでしまったからこそ亡くなってしまったからこそなんとしても自分がその人の名誉を守り通さなくてはとおまえはそうは思わなかったか」
『その人』とは薪の親友ーー鈴木のことを示していた。鈴木の生前の姿を思い返す薪。
「おまえもそう思ったからこそ一人で「第九」をひっぱってきたんじゃないか」
薪の様子を心配し、顔を覗き込む青木。
その視線の先には黒谷前都知事が警視庁と桜木に国家賠償請求の訴訟を起こすという新聞記事があった。
「桜木さんは目の異常 遺伝 永江との関係を公にする意思はないそうだ」
「つまり」
「健常者として有罪になる」
由花里の脳もMRI捜査される予定だったが、薪がその必要はないと判断したのだ。
あの人の体をオレの捜査のために傷つけたりしてないでくれてありがとう
と頭をさげる桜木を思い出しーー
「僕とあの人は似ているんだ」
青木に独白のように呟く。
「…え…?」
「彼も言っていたが本当に似てるんだ」
顔を覆って泣く薪を心配しその肩に手を置く青木。
僕もあの人も
唯一無二の人間を自分の手で殺し 実の親が人殺しだ
「でも それでも」
彼の地獄はわからない
僕は母親に殺されそうになった事がないから
僕には人の顔がわかるから
ちゃんと人の笑顔がわかるから
自分にいつも笑顔を向けてくれていた両親を思い出す薪。
その両親もまた、自分を見るたびにつらい事件を思っていたはずなのに。
桜木さんの地獄はわからない
地獄にいながらも母親を守り続ける彼の優しさはわからないーー
桜木さんは前回、鈴木さんの件で薪さんに意地悪なことを言ったりもしてましたが。
鈴木さん亡き後、薪さんが一人奮闘して第九を守ってきた事を、ちゃんをわかっているんですね。
それが鈴木さんのためであることも。
そして、薪さんもまた、桜木さんが視覚の異常を抱えながらも優しさや人としての真心を失わずにいたことを知っているんですね。
たとえどんな親を持っていたとしても。
そんな桜木さんを思って、青木くんの前で涙してしまう薪さん……
きっとお姉さん夫婦の写真を前に、自分ができなかった事、してしまった事、したかった事………いろいろ思い出してしまったんでしょう………。
それにしても、こんなに素直に青木くんの前で泣いちゃうなんて〜〜!!
なんか、こう、二人の距離は少しづつ縮まってる感じがしませんかっ!?ねえ!
「あっ、車があるっ おばあちゃん 行ちゃん帰ってる!」
帰宅した舞と青木の母親だったが、泣く薪の姿をみて驚き立ち尽くしていた。
「おかえりなさい!」
舞と母、薪の顔を交互にみて、青木はーー
「オレの上司 科警研所長の薪さんです!」
とまだ泣いている薪の両肩を掴んで紹介した。
「マキちゃん!マキちゃんなんで泣いてるの?」
「舞のお菓子いる?」
「ねえ泣いてるの?もしかして笑ってるの?」
と薪の顔を覗き込む舞だった。
その後、黒谷前知事と警視庁側で話し合いが重ねられ黒谷氏は訴訟を取り下げ並んで由花里さんの墓前に立つまでに3年の月日を要した
由花里の部屋からでてきた、と桜木に写真立てを手渡す黒谷氏。
「由花里はあんたを気に入っていたんだよ」
その写真立てには笑顔の桜木の写真が入っていた。
桜木はそれをみてーー由花里の心を知る。
メガネを外したせいではなく
その日は涙のせいで世界が霞んだ
うわー、舞ちゃんとの初対面!あっさりと!
しかも薪さん泣いてて顔があげられないし!カワイイ!
かいがいしく世話を焼こうとする舞ちゃん……。
世話焼き体質はお姉さんから?
「舞その人男の人だから ちゃんじゃないから」とつぶやいている青木くんですが、自分だって「こうちゃん」って呼ばれてるじゃん。
岡部さんも「やっちゃん」だし。舞ちゃんはちゃん付けがお好きなのね。
まあでも、マキって名字だけどね………。
あと、舞ちゃんいつも髪型かわいくしてもらって、青木くんと青木母に大事にされている感じがしていいですね………。
あと、青木くんお客さんに舞ちゃんの子供用お菓子はどうなんだろう………。
でも、そういうとこ「まっすぐすくすく育ったんだなー」って感じでいいですよー。
なんか、今回の事件は………
思いの外いい話になってしまって(笑)薪さんは、ちょっとまた前を向く気持ちになれたんじゃないでしょうか?
舞ちゃんとも対面したし!なんだろう、うまく言えないんですけど、そんな感じがしました。青木くんとも少し距離が近づいたような……。
そして、次回は岡部さんのお話(予定)らしいです。
次号メロディの予告では岡部さんと波多野ちゃんの話ってかいてあったんだけど
……………あっ、まさか清水先生この二人をくっつけようとしてる!??
いやまさかそんなね………清水玲子だもんな………
あ、いえくっついてもいいんですけどね。
そして今回…………

ってこのシーンなんですけど

って一瞬空目してしまったのはわたしだけ…………????
久留米に大きな被害をもたらした。
一夜明けてーーー
青木は久留米病院に駆け込んだ。
「薪さん!」
が、その視界に飛び込んできたのは、サーモンピンクのざっくりしたあみこみセーターを着込んでウトウトする薪の姿だった。
「ああ…悪いうとうとして」
きのうねむれなかったから、と青木から着替えを受け取る薪。
口をあけたまま自分を見つめる青木に「ああこれ」「喪服がずぶ濡れになったから親切なナースがくれたんだ」
とセーターを脱ぐ薪だったが、青木は心の中で「あ、ぬいじゃうんですか 中学生みたいでおかわいらしかったのに」と呟くのだった。
昨日、土石流で斎場の一部は被害にあったものの、桜木の働きで一人のけが人もなく避難できていた。
「桜木部長と薪さんが避難誘導されたとききましたが?」
「僕じゃない」「停電で何も見えないんだぞ 僕が役に立つと思うか」
「ああ……じゃあ桜木部長が…」
「ああ、あの人がいなかったら今頃全員土砂の中だった」
薪さんの編み込みセーター姿は、今回のサービスカットですね!
つーか、スーツ以外の格好をすると、本当に幼くみえるなあ。
そしてその下のパンツも……ナースの娘さんのですか?(丈短い)(でもぶかぶかっぽいよ)
そうか、薪さんきっと女性のMとか全然着られるんですよねー。なんなら7号もいけるのか?
色白さんだから、サーモンピンク似合いそうだなあ。
そして青木くんの前で躊躇なく裸になる薪さん……………
えっ、当たり前??
それにしても青木くん着替えそんなまじまじ見つめないの!!!
そして、薪さんの着替えどうやって調達したんだろう。福岡市内の宿泊してたホテルの荷物かなあ??
薪は今朝のことを車の中で回想していた。
雨が上がった朝、やっと救助がきて呆然と斎場を見渡す桜木と薪。
「よかったですね お母様が無事にお連れできて」
と母親の棺を覗き込む桜木に声をかける。
「ヒビが入っちゃいましたね」と桜木の胸ポケットの眼鏡を指す。
「ああ…」
桜木は一度その眼鏡をのぞきこみ、そしてまたポケットに戻した
「たしかに このメガネをした方が人の細部や表情は良く見える」
「だが人は時々嘘の表情をつくるだろう」
桜木は薪を前にして顔を赤らめた由花里の表情を思い出していた。
「わからなくなる」
「たくさん見えすぎてかえってわからなくなる」
「桜木さん」
桜木は薪を見つめ返し
「今 俺にはお前がどんな表情をしているのか見えないがおまえが真に俺の身を案じてくれているのはわかる」
「顔は見えなくてもーーいや『表面上の顔』がみえないからこそわかる」
「その人の本質が」
「母が日々どんな思いで俺を育てたのか 毎日どんなに苦しんでいたのか」
どんなに
愛して
心配して
俺のために
心をくだいてくれていたか
母の棺に泣き崩れる桜木。
薪はその背中にそっと手を置くのだったーーー
「すみません とっちらかってて」
薪は青木の家に、姉夫婦に線香をあげに寄っていた。
「しかも今何にもお茶うけとかなくて…っ」
あわてて家を片付ける青木だったが、薪は仏前に手を合わせ「何もしなくていい お姉さんにお線香あげに寄っただけだから すぐ帰る」と言う。
「そんなっ せっかくだからゴハンたべてって下さいよっ」
などといろいろ気を使う青木の声を聞きながら、薪は部屋を見渡した。
舞のお宮参りのときの姉夫婦の写真
青木がもらったなにかしらの賞状
舞のカラフルで愛らしいオモチャ
年老いた母や舞の保育園の予定がかきこまれたカレンダー。
姉夫婦の結婚式のときの記念写真…………
やっと青木がお茶をもってきたが、薪はうつむいて一点をみつめていた。
桜木が最後に、薪に問いかけた言葉
「おまえはそうか?」
「死んだらもういいのか?もう守らなくていいのか」
「死んでしまったからこそ亡くなってしまったからこそなんとしても自分がその人の名誉を守り通さなくてはとおまえはそうは思わなかったか」
『その人』とは薪の親友ーー鈴木のことを示していた。鈴木の生前の姿を思い返す薪。
「おまえもそう思ったからこそ一人で「第九」をひっぱってきたんじゃないか」
薪の様子を心配し、顔を覗き込む青木。
その視線の先には黒谷前都知事が警視庁と桜木に国家賠償請求の訴訟を起こすという新聞記事があった。
「桜木さんは目の異常 遺伝 永江との関係を公にする意思はないそうだ」
「つまり」
「健常者として有罪になる」
由花里の脳もMRI捜査される予定だったが、薪がその必要はないと判断したのだ。
あの人の体をオレの捜査のために傷つけたりしてないでくれてありがとう
と頭をさげる桜木を思い出しーー
「僕とあの人は似ているんだ」
青木に独白のように呟く。
「…え…?」
「彼も言っていたが本当に似てるんだ」
顔を覆って泣く薪を心配しその肩に手を置く青木。
僕もあの人も
唯一無二の人間を自分の手で殺し 実の親が人殺しだ
「でも それでも」
彼の地獄はわからない
僕は母親に殺されそうになった事がないから
僕には人の顔がわかるから
ちゃんと人の笑顔がわかるから
自分にいつも笑顔を向けてくれていた両親を思い出す薪。
その両親もまた、自分を見るたびにつらい事件を思っていたはずなのに。
桜木さんの地獄はわからない
地獄にいながらも母親を守り続ける彼の優しさはわからないーー
桜木さんは前回、鈴木さんの件で薪さんに意地悪なことを言ったりもしてましたが。
鈴木さん亡き後、薪さんが一人奮闘して第九を守ってきた事を、ちゃんをわかっているんですね。
それが鈴木さんのためであることも。
そして、薪さんもまた、桜木さんが視覚の異常を抱えながらも優しさや人としての真心を失わずにいたことを知っているんですね。
たとえどんな親を持っていたとしても。
そんな桜木さんを思って、青木くんの前で涙してしまう薪さん……
きっとお姉さん夫婦の写真を前に、自分ができなかった事、してしまった事、したかった事………いろいろ思い出してしまったんでしょう………。
それにしても、こんなに素直に青木くんの前で泣いちゃうなんて〜〜!!
なんか、こう、二人の距離は少しづつ縮まってる感じがしませんかっ!?ねえ!
「あっ、車があるっ おばあちゃん 行ちゃん帰ってる!」
帰宅した舞と青木の母親だったが、泣く薪の姿をみて驚き立ち尽くしていた。
「おかえりなさい!」
舞と母、薪の顔を交互にみて、青木はーー
「オレの上司 科警研所長の薪さんです!」
とまだ泣いている薪の両肩を掴んで紹介した。
「マキちゃん!マキちゃんなんで泣いてるの?」
「舞のお菓子いる?」
「ねえ泣いてるの?もしかして笑ってるの?」
と薪の顔を覗き込む舞だった。
その後、黒谷前知事と警視庁側で話し合いが重ねられ黒谷氏は訴訟を取り下げ並んで由花里さんの墓前に立つまでに3年の月日を要した
由花里の部屋からでてきた、と桜木に写真立てを手渡す黒谷氏。
「由花里はあんたを気に入っていたんだよ」
その写真立てには笑顔の桜木の写真が入っていた。
桜木はそれをみてーー由花里の心を知る。
メガネを外したせいではなく
その日は涙のせいで世界が霞んだ
うわー、舞ちゃんとの初対面!あっさりと!
しかも薪さん泣いてて顔があげられないし!カワイイ!
かいがいしく世話を焼こうとする舞ちゃん……。
世話焼き体質はお姉さんから?
「舞その人男の人だから ちゃんじゃないから」とつぶやいている青木くんですが、自分だって「こうちゃん」って呼ばれてるじゃん。
岡部さんも「やっちゃん」だし。舞ちゃんはちゃん付けがお好きなのね。
まあでも、マキって名字だけどね………。
あと、舞ちゃんいつも髪型かわいくしてもらって、青木くんと青木母に大事にされている感じがしていいですね………。
あと、青木くんお客さんに舞ちゃんの子供用お菓子はどうなんだろう………。
でも、そういうとこ「まっすぐすくすく育ったんだなー」って感じでいいですよー。
なんか、今回の事件は………
思いの外いい話になってしまって(笑)薪さんは、ちょっとまた前を向く気持ちになれたんじゃないでしょうか?
舞ちゃんとも対面したし!なんだろう、うまく言えないんですけど、そんな感じがしました。青木くんとも少し距離が近づいたような……。
そして、次回は岡部さんのお話(予定)らしいです。
次号メロディの予告では岡部さんと波多野ちゃんの話ってかいてあったんだけど
……………あっ、まさか清水先生この二人をくっつけようとしてる!??
いやまさかそんなね………清水玲子だもんな………
あ、いえくっついてもいいんですけどね。
そして今回…………

ってこのシーンなんですけど

って一瞬空目してしまったのはわたしだけ…………????
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