MELODY 2017 2月号 秘密 増殖 act.4 その2
皆様!!
あけましておめでとうございます〜〜!!!!
本年もどうぞよろしくお願いいたします!
いや〜〜2016は色々ありましたね。秘密的に。
映画化で盛り上がりまくった一年でした。
たくさん新しい読者様も増えたみたいですし……
パーフェクトプロファイルが発刊されたり……
ララ原画展に薪さんが友情出展されたり……
映画は………あの…………
ウニャウニャでしたが………。
いやでも楽しい一年でした!
ファンの方々とも、色々お話しさせていただけたり……
ブログを拝見したりで、とても楽しく嬉しいひとときをいただきました。
今年もマイペースに我らが薪剛の行く末を見守っていければと思います!!
そんなわけで、メロディレビュー、続きでーす!!

一方、青木は意識を取り戻した山城の手を握り締めていた
「手短に 特別ですよ」という看護師に謝りながら、山城の言葉を聞く
「何か言いたいのか?俺がわかるか?」
管に繋がれた山城が、青木に伝えた言葉とはーー
「あれ?栄養ドリンクだけ品切れ?」
科警研の自販機前で職員が訝る。
「ああ…第九の連中が買い占めていった」
「ああ!!あの「見たら死ぬ」って映画?死人が出たって?」
「こえーよなーっ」
「容疑者の脳吹っ飛ばされて怒った薪所長が白雪姫からマレフィセントに変身!!」
「えーーっそっちのがこええーーっっ」
第九は休み返上で第一から第八管区まで総動員で捜査に当たっていた。
もちろん、薪も。
モニターに向かいブツブツと呟く薪の背後から
「所長!画像が届きましたーー所長」
「あーダメですよ所長今集中してるからそんなんじゃ」
と波多野が声をはりあげる
「マレフィセント所長ーーっっちょっと今よろしいですかァ?」
『邪悪なるもの』のように振り返る薪に恐れをなす職員だが波多野は慣れたもので、今井から画像が届いた旨を伝える
「…わかった ここが片付いたらすぐ…」
「いいえ 成りません!!今すぐです!!」
波多野ちゃんいい仕事してる!!
すっかり薪さんの扱いにも慣れちゃって(最初の頃震えていたのに)
実は一番あしらい上手なのでは!?
成りません!!って大河ドラマファンなのか??波多野!!
頼もしいわ〜〜
今井は切れ切れながらもしっかりと画を再現していた。
「あの脳の状態からよく……」と感嘆する一同。
その映像を見た薪は
「…児玉……」と呟いた。
「…?は?」
「あの後ろの方で子供達と鬼ごっこしてる男…」
「えっえ?豆粒ですけど?」
「わからないか?走り方が少しおかしい……」
所長 人間のふりした実は鷹か鷲では!空からネズミとってるんじゃ!?と心の中で叫ばれる薪。
今井が「ええと」とその薪のセリフを引き継ぐ
「ズームしてはじめてわかる流れだったんですが…そうです、これが『児玉良臣』と思われる男です」
ズームし、その顔をはっきりとらえた映像を流す今井。
15年前死亡偽装のため切断したと思われる右足が義足になっているが、全く支障なく生活しているものと思われる、と補足した。
白雪姫だのマレフィセントだの鷹か鷲だの言われたい放題の薪さん。
実は結構いじられキャラですね?
そして今井さんですが、相変わらずいい仕事をしておいしいところをさらっていきます!
薪さんの地獄目も健在です。40歳ながら、老眼知らず(^^;)
薪はその映像の中で児玉ではなくある女の子が気になっていた
「ミドリちゃん」という女の子がずっと鬼になっているのだ
服装や時間帯が異なっていてもずっと鬼役をやらされている女の子ーー
この画、ヘンだーー
誰も捕まらなくて泣いているのに、大人まで--「先生」まで笑ってーー
そして背景の山に見覚えがあることに気がつく薪。
しかし考えがまとまらない。
今井は「現在この画を様々な角度から検証し場所の特定をーー」と続けるが、岡部が口を開く
「軽井沢」
「南軽井沢から浅間山を見るとちょっと霞んでるがこんな風に右から小浅間山 中央に浅間山 左に剣ヶ峰が見えるぞ」
言葉を失くす一同に「アレ?違ったか?」という岡部だが、素早く波多野が画像を検索し
「いいえっ!そうです!全くもってその通りです!流石です室長!」
「となると」
新たな声が重なる
「公園や人家の充実ぶりから見て浅間山から10〜20キロ圏内軽井沢駅南側の国道付近エリアに絞り込めますね」
「青木室長ォーーっ!!」
病院から戻った青木だった
「すみません!何度か」と発しかけた言葉を薪の平手打ちが遮る
「遅い!」
驚く青木と一同だったが薪は震えを抑えられず
「どうして」
「どうしておまえがついていながらこんな……」
言葉を失くす青木
「済みません」
「僕が謝罪や始末書をのぞんでるとでもっ」
と再び振り上げられた手を避けながら
「山城の意識が戻りました!」
という青木の言葉に一同は喜びに沸きかえる。
術後の容体も安定してきて、ひとまずは安心していいとのことだった。
「まだカタコトですが会話も少し」
「すぐに連絡を入れず申し訳ありませんでした」
青木は、本来なら真夏でも服を着崩すことのない薪のネクタイを緩めた姿や、書類の散乱した部屋、捜査員の姿を見ただけでなりふりかまわない捜査状況がうかがえいたたまれない気持ちになっていた。
「喋ったのか山城が」
「はい特別にICUにいれてもらえまして」
「山城は何て?」
薪さん、考えがまとまらないのは寝不足だからでは……??
あんな栄養ドリンク山ほど飲んで仕事してちゃ、突然死しちゃうぞ……?
もう若くないんですからね。見た目がいくらアンチエイジング薪でも!
そして久々に岡部さんも切れるところを見せてくださいました!!
そうそう、あまりにお母さん化していちゃーね!サッカン一の猛者の名前がすたりますよ!
岡部さんってもしかして登山が趣味だったり??似合いそう……。
そして青木が軽井沢にくわしいのはデートなのか?雪子さんとか?前の女子大生の彼女とか??ああん??
そして青木くんには思わず言葉より先に手が出てしまう薪さん……
やっぱりそれは……
心を許しているから??
たしかに一緒にはいたものの。
他の人だったら平手打ちしたりしない気がするの。
理性的な薪さんも、青木くんにだけは感情的になるんだよねえ……。
捜査を進める岡部たちは、須田洋子のMRIにある『養護施設』の場所をつきとめていた。
「つばき園」とされるその施設は実体のないもので、代表者とも連絡がつかない状態だった。
そこがストーンヘンジの隠れた本拠地と思われた。
「でかしたぞ こりゃ……」
「ダイヤですかね?ちゃんと探せたんですかね?私達」
4日も風呂にも入らず捜査に没頭していた波多野が興奮気味に叫ぶ。
他の捜査員も、もちろん岡部も同じような状態だった
「でかいダイヤモンドだーーー!!山城の分も取り戻しに行くぞォっ」
いやったーーー!!
と4日風呂に入ってない人々が喜んでおりますが(笑)
薪さんや青木くんも入ってないんだよね?
……とここでふと。
時間軸がおかしくないか?と疑問を抱くにゃんたろー。
えと、公開が7/20でしたので。
多めに見積もっても薪さんが「言えるのか?」とブチ切れたのが21日としても。
いくら「おいしいところを持っていく男、今井博」でも、21日に言われて当日にダイヤモンド見つけらないでしょう……??
(栄養ドリンクもまだ必要ないし……)
20〜23ってところなんでしょうか?
公開前からバタバタだったとしても19〜22??
いやお風呂はいいんですよ……
ただ、青木くんは一体何をしていたのかと……
きっと「戻ってこい、所長命令だ」と言われたのが21日としても……
まさか薪さんの命令をぶっちして付き添っていたのか!?
き…………君ってやつは!!!
そりゃ薪さんも「遅い!!」って怒るわ!
薪はそのころ青木からの報告を受けていた
「コドモ?」
山城が瀕死の状態で青木に伝えたのは
「コドモ」と「コダマ」という言葉だったのだ。
「隠語で元信者が「児玉」と「コドモ」をひっかけていたのでその事かもしれませんが…」
瀕死の状態でわざわざ伝えようとするのも妙だという青木。
薪の脳裏にはさっきの奇妙な追いかけっこがひかかっていた。
「児玉に子供は…『実子』はいたか?」
「ーーいえ少なくとも認知されている子供はいない筈ですが……」
「…いやわからない。なんでもない。」
この事件、いちいち「子供」がからむのが気に入らない、と思う薪の脳裏にタジクの嫌味が蘇る
今回の相手 少々あの泣き虫の彼には荷が重すぎますーー
岡部たちの報告を聞こうと部屋を出ようとする青木に
「まて青木!!まだ帰っていいとはいってない!!」
「はははい!?」
「こい!」
「すみません岡部さんと波多野の報告を」という青木の上着をバッとはだかせその下にある銃を手に取る薪
「…ああ…本当に空だ」
「おまえが銃を携帯しても弾丸は装填しないという話は本当なんだな」
「そういえばあの時も迷わず投げ捨ててたな」
あの時。
銃を自らに向けた薪と相対したあの時にーー
「……薪さん…」
「ああ」
「わかった悪かった 返す 怒るな」
銃を青木の手に返す薪。
青木は思わず顔を覆った。

ちかいちかいちかーーーーい!!!
今回一番の萌えシーンでしたね。
薪さんのおでこが青木くんの胸にあたっていると思われ………!!!
そして複雑な表情の青木くん。
心中がよくわからん……
ドキドキしているのか……
「…………!!俺くさいかも!?」って思っているのか←スミマセン
怒っているようには見えないんですけどねー。
そして………
銃に弾丸は装填しないって………………
12巻のあの時も!?
いやいやあの実行犯と相対しても装填してない銃でなんとかするつもりだったの!??
あれは薪さん相手だから捨てたんじゃなかったの!?
そして……まさかまさか……
3巻の!!

コレ!!
まさか装填してなかったわけじゃないよね!?
いやこの後撃たずにつっこんでいったけれども……
装填してなかったらあまりに………
マヌケじゃね??
俺が後ろについて支えてますから
とか言える立場じゃないぞコノヤロ!!!!
ど、どうなの……??
「だがもし」
「ストーンヘンジの本拠地強制捜査に岡部達と同行するつもりなら必ず弾丸は込めていけ」
薪の言葉に戸惑う青木
「しかし自分は…」
「おまえ山城に「自分が殺されても人殺しになるな」と言ったらしいな」
「おまえのその菩薩のようなご立派な考えに文句をつけるつもりはない」
だが、実弾の装填をしないならチームから外れろ、という薪に「大丈夫です」と青木は言うがーー
「勘違いするな おまえのためじゃない」
「丸腰の人間がいたら「チーム」を危険にさらす」
「拳銃は犯人を殺すために使うんじゃない 「仲間」の命「被害者」の命を守る為にこそ必要なんだ 現場に赴く連中は皆その重責と覚悟を持って拳銃を所持している」
「おまえだけにその覚悟がないなら二度と現場には行くな」
「命懸けの他の連中の足出まといになる」
もう二度と山城や間宮のような犠牲を出さない為にもーー
そう言い残して部屋を去る薪。
そして第九の捜査本部では岡部や波多野、SITが中心になって着々と「つばき園」への強制捜査の段取りが進められていた
しかし、その強制立入捜査がどんな結果をもたらすのかーー
まだ誰にもわからなかった
天才と称される薪にも。
「つばき園」というパンドラの匣が開くとどうなるのか。
ふ………………
不穏な「以下次号!!!」
考えてみればこの話はほんのりホラー風味だったんだった……
「ミドリちゃん」の登場でちょっとぞっとするような展開が予想されますが……
どうなっちゃうんだろう!?
そして青木くんはどんな答えを出すんでしょうか……。
薪さんの言い分は警察の上司として最もで、ぐうの音もでないというか……
100%正しいのですが……
青木くんもそれはわかっていると思うのですが……。
しかし、毎回我々の予想の斜め上をいく青木くん!!どう出る!?
次号も待ち遠しいです……!!ドキドキ!
あけましておめでとうございます〜〜!!!!
本年もどうぞよろしくお願いいたします!
いや〜〜2016は色々ありましたね。秘密的に。
映画化で盛り上がりまくった一年でした。
たくさん新しい読者様も増えたみたいですし……
パーフェクトプロファイルが発刊されたり……
ララ原画展に薪さんが友情出展されたり……
映画は………あの…………
ウニャウニャでしたが………。
いやでも楽しい一年でした!
ファンの方々とも、色々お話しさせていただけたり……
ブログを拝見したりで、とても楽しく嬉しいひとときをいただきました。
今年もマイペースに我らが薪剛の行く末を見守っていければと思います!!
そんなわけで、メロディレビュー、続きでーす!!

一方、青木は意識を取り戻した山城の手を握り締めていた
「手短に 特別ですよ」という看護師に謝りながら、山城の言葉を聞く
「何か言いたいのか?俺がわかるか?」
管に繋がれた山城が、青木に伝えた言葉とはーー
「あれ?栄養ドリンクだけ品切れ?」
科警研の自販機前で職員が訝る。
「ああ…第九の連中が買い占めていった」
「ああ!!あの「見たら死ぬ」って映画?死人が出たって?」
「こえーよなーっ」
「容疑者の脳吹っ飛ばされて怒った薪所長が白雪姫からマレフィセントに変身!!」
「えーーっそっちのがこええーーっっ」
第九は休み返上で第一から第八管区まで総動員で捜査に当たっていた。
もちろん、薪も。
モニターに向かいブツブツと呟く薪の背後から
「所長!画像が届きましたーー所長」
「あーダメですよ所長今集中してるからそんなんじゃ」
と波多野が声をはりあげる
「マレフィセント所長ーーっっちょっと今よろしいですかァ?」
『邪悪なるもの』のように振り返る薪に恐れをなす職員だが波多野は慣れたもので、今井から画像が届いた旨を伝える
「…わかった ここが片付いたらすぐ…」
「いいえ 成りません!!今すぐです!!」
波多野ちゃんいい仕事してる!!
すっかり薪さんの扱いにも慣れちゃって(最初の頃震えていたのに)
実は一番あしらい上手なのでは!?
成りません!!って大河ドラマファンなのか??波多野!!
頼もしいわ〜〜
今井は切れ切れながらもしっかりと画を再現していた。
「あの脳の状態からよく……」と感嘆する一同。
その映像を見た薪は
「…児玉……」と呟いた。
「…?は?」
「あの後ろの方で子供達と鬼ごっこしてる男…」
「えっえ?豆粒ですけど?」
「わからないか?走り方が少しおかしい……」
所長 人間のふりした実は鷹か鷲では!空からネズミとってるんじゃ!?と心の中で叫ばれる薪。
今井が「ええと」とその薪のセリフを引き継ぐ
「ズームしてはじめてわかる流れだったんですが…そうです、これが『児玉良臣』と思われる男です」
ズームし、その顔をはっきりとらえた映像を流す今井。
15年前死亡偽装のため切断したと思われる右足が義足になっているが、全く支障なく生活しているものと思われる、と補足した。
白雪姫だのマレフィセントだの鷹か鷲だの言われたい放題の薪さん。
実は結構いじられキャラですね?
そして今井さんですが、相変わらずいい仕事をしておいしいところをさらっていきます!
薪さんの地獄目も健在です。40歳ながら、老眼知らず(^^;)
薪はその映像の中で児玉ではなくある女の子が気になっていた
「ミドリちゃん」という女の子がずっと鬼になっているのだ
服装や時間帯が異なっていてもずっと鬼役をやらされている女の子ーー
この画、ヘンだーー
誰も捕まらなくて泣いているのに、大人まで--「先生」まで笑ってーー
そして背景の山に見覚えがあることに気がつく薪。
しかし考えがまとまらない。
今井は「現在この画を様々な角度から検証し場所の特定をーー」と続けるが、岡部が口を開く
「軽井沢」
「南軽井沢から浅間山を見るとちょっと霞んでるがこんな風に右から小浅間山 中央に浅間山 左に剣ヶ峰が見えるぞ」
言葉を失くす一同に「アレ?違ったか?」という岡部だが、素早く波多野が画像を検索し
「いいえっ!そうです!全くもってその通りです!流石です室長!」
「となると」
新たな声が重なる
「公園や人家の充実ぶりから見て浅間山から10〜20キロ圏内軽井沢駅南側の国道付近エリアに絞り込めますね」
「青木室長ォーーっ!!」
病院から戻った青木だった
「すみません!何度か」と発しかけた言葉を薪の平手打ちが遮る
「遅い!」
驚く青木と一同だったが薪は震えを抑えられず
「どうして」
「どうしておまえがついていながらこんな……」
言葉を失くす青木
「済みません」
「僕が謝罪や始末書をのぞんでるとでもっ」
と再び振り上げられた手を避けながら
「山城の意識が戻りました!」
という青木の言葉に一同は喜びに沸きかえる。
術後の容体も安定してきて、ひとまずは安心していいとのことだった。
「まだカタコトですが会話も少し」
「すぐに連絡を入れず申し訳ありませんでした」
青木は、本来なら真夏でも服を着崩すことのない薪のネクタイを緩めた姿や、書類の散乱した部屋、捜査員の姿を見ただけでなりふりかまわない捜査状況がうかがえいたたまれない気持ちになっていた。
「喋ったのか山城が」
「はい特別にICUにいれてもらえまして」
「山城は何て?」
薪さん、考えがまとまらないのは寝不足だからでは……??
あんな栄養ドリンク山ほど飲んで仕事してちゃ、突然死しちゃうぞ……?
もう若くないんですからね。見た目がいくらアンチエイジング薪でも!
そして久々に岡部さんも切れるところを見せてくださいました!!
そうそう、あまりにお母さん化していちゃーね!サッカン一の猛者の名前がすたりますよ!
岡部さんってもしかして登山が趣味だったり??似合いそう……。
そして青木が軽井沢にくわしいのはデートなのか?雪子さんとか?前の女子大生の彼女とか??ああん??
そして青木くんには思わず言葉より先に手が出てしまう薪さん……
やっぱりそれは……
心を許しているから??
たしかに一緒にはいたものの。
他の人だったら平手打ちしたりしない気がするの。
理性的な薪さんも、青木くんにだけは感情的になるんだよねえ……。
捜査を進める岡部たちは、須田洋子のMRIにある『養護施設』の場所をつきとめていた。
「つばき園」とされるその施設は実体のないもので、代表者とも連絡がつかない状態だった。
そこがストーンヘンジの隠れた本拠地と思われた。
「でかしたぞ こりゃ……」
「ダイヤですかね?ちゃんと探せたんですかね?私達」
4日も風呂にも入らず捜査に没頭していた波多野が興奮気味に叫ぶ。
他の捜査員も、もちろん岡部も同じような状態だった
「でかいダイヤモンドだーーー!!山城の分も取り戻しに行くぞォっ」
いやったーーー!!
と4日風呂に入ってない人々が喜んでおりますが(笑)
薪さんや青木くんも入ってないんだよね?
……とここでふと。
時間軸がおかしくないか?と疑問を抱くにゃんたろー。
えと、公開が7/20でしたので。
多めに見積もっても薪さんが「言えるのか?」とブチ切れたのが21日としても。
いくら「おいしいところを持っていく男、今井博」でも、21日に言われて当日にダイヤモンド見つけらないでしょう……??
(栄養ドリンクもまだ必要ないし……)
20〜23ってところなんでしょうか?
公開前からバタバタだったとしても19〜22??
いやお風呂はいいんですよ……
ただ、青木くんは一体何をしていたのかと……
きっと「戻ってこい、所長命令だ」と言われたのが21日としても……
まさか薪さんの命令をぶっちして付き添っていたのか!?
き…………君ってやつは!!!
そりゃ薪さんも「遅い!!」って怒るわ!
薪はそのころ青木からの報告を受けていた
「コドモ?」
山城が瀕死の状態で青木に伝えたのは
「コドモ」と「コダマ」という言葉だったのだ。
「隠語で元信者が「児玉」と「コドモ」をひっかけていたのでその事かもしれませんが…」
瀕死の状態でわざわざ伝えようとするのも妙だという青木。
薪の脳裏にはさっきの奇妙な追いかけっこがひかかっていた。
「児玉に子供は…『実子』はいたか?」
「ーーいえ少なくとも認知されている子供はいない筈ですが……」
「…いやわからない。なんでもない。」
この事件、いちいち「子供」がからむのが気に入らない、と思う薪の脳裏にタジクの嫌味が蘇る
今回の相手 少々あの泣き虫の彼には荷が重すぎますーー
岡部たちの報告を聞こうと部屋を出ようとする青木に
「まて青木!!まだ帰っていいとはいってない!!」
「はははい!?」
「こい!」
「すみません岡部さんと波多野の報告を」という青木の上着をバッとはだかせその下にある銃を手に取る薪
「…ああ…本当に空だ」
「おまえが銃を携帯しても弾丸は装填しないという話は本当なんだな」
「そういえばあの時も迷わず投げ捨ててたな」
あの時。
銃を自らに向けた薪と相対したあの時にーー
「……薪さん…」
「ああ」
「わかった悪かった 返す 怒るな」
銃を青木の手に返す薪。
青木は思わず顔を覆った。

ちかいちかいちかーーーーい!!!
今回一番の萌えシーンでしたね。
薪さんのおでこが青木くんの胸にあたっていると思われ………!!!
そして複雑な表情の青木くん。
心中がよくわからん……
ドキドキしているのか……
「…………!!俺くさいかも!?」って思っているのか←スミマセン
怒っているようには見えないんですけどねー。
そして………
銃に弾丸は装填しないって………………
12巻のあの時も!?
いやいやあの実行犯と相対しても装填してない銃でなんとかするつもりだったの!??
あれは薪さん相手だから捨てたんじゃなかったの!?
そして……まさかまさか……
3巻の!!

コレ!!
まさか装填してなかったわけじゃないよね!?
いやこの後撃たずにつっこんでいったけれども……
装填してなかったらあまりに………
マヌケじゃね??
俺が後ろについて支えてますから
とか言える立場じゃないぞコノヤロ!!!!
ど、どうなの……??
「だがもし」
「ストーンヘンジの本拠地強制捜査に岡部達と同行するつもりなら必ず弾丸は込めていけ」
薪の言葉に戸惑う青木
「しかし自分は…」
「おまえ山城に「自分が殺されても人殺しになるな」と言ったらしいな」
「おまえのその菩薩のようなご立派な考えに文句をつけるつもりはない」
だが、実弾の装填をしないならチームから外れろ、という薪に「大丈夫です」と青木は言うがーー
「勘違いするな おまえのためじゃない」
「丸腰の人間がいたら「チーム」を危険にさらす」
「拳銃は犯人を殺すために使うんじゃない 「仲間」の命「被害者」の命を守る為にこそ必要なんだ 現場に赴く連中は皆その重責と覚悟を持って拳銃を所持している」
「おまえだけにその覚悟がないなら二度と現場には行くな」
「命懸けの他の連中の足出まといになる」
もう二度と山城や間宮のような犠牲を出さない為にもーー
そう言い残して部屋を去る薪。
そして第九の捜査本部では岡部や波多野、SITが中心になって着々と「つばき園」への強制捜査の段取りが進められていた
しかし、その強制立入捜査がどんな結果をもたらすのかーー
まだ誰にもわからなかった
天才と称される薪にも。
「つばき園」というパンドラの匣が開くとどうなるのか。
ふ………………
不穏な「以下次号!!!」
考えてみればこの話はほんのりホラー風味だったんだった……
「ミドリちゃん」の登場でちょっとぞっとするような展開が予想されますが……
どうなっちゃうんだろう!?
そして青木くんはどんな答えを出すんでしょうか……。
薪さんの言い分は警察の上司として最もで、ぐうの音もでないというか……
100%正しいのですが……
青木くんもそれはわかっていると思うのですが……。
しかし、毎回我々の予想の斜め上をいく青木くん!!どう出る!?
次号も待ち遠しいです……!!ドキドキ!
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