MELODY 2017 4月号 秘密 増殖 act.5 その2
メロディの清水先生のお便り待ってます!のコーナーの「惚けてる人を描く度『何をぬふけている!君のミスだぞ!ミスでなければ…』の出典の漫画ってなんでしょうね??
ご存知の方、教えてください。
コメント欄にて萩尾望都先生の「11人いる!」と教えていただきました
数十年前に読んでいるはず……なくらいでまったく記憶がなかった(笑)
久々に読み返してみました!
ありがとうございます!
相変わらず人の話を聞かない青木だった……。
土足系男子。(BY BON子さん)
とうとう、つばき園に強制捜査が入った。
「子供が30人いる 簡単に撃つな」と慎重に突入するも、捜査員やSITが目にしたのは毒物を飲まされ苦しむ子供らの姿だった。
第九にもその連絡が入り、岡部に
「まずは園児全員の救出だ」
「最優先事項が何か忘れるな」と叫ぶ薪。
一人の子供の死体も出すな。そしてーー
「忘れるな この僕がもう肝臓などでは満足できないことも…な」
あらためて薪の言葉を噛みしめる岡部
「はい 薪さん」
「必ず持ち帰ります」
今度こそ、児玉の首を。
岡部さん……
あなたどんだけ薪さんが怖いの………(^^;)
岡部さんと薪さんってあれですよねえ。
清水先生が大好きな、大きな強面さんが小さなかわいらしい外見の人が大好きだけど怖くて弱くてしょうがないっていう不思議な関係性の……(笑)
気は小さくて力持ち。
男、岡部靖文!
そしてまた出た「この僕が」発言!!
最近定番ですね!
子供達の搬送、救出にあたる警察の面々。
後方支援員だった青木もその手伝いを行う。
姪である舞よりも幼い子供の惨状に胸を痛める青木。
点灯して頭部から出血している子供を搬送するという捜査員に「昏睡体位の形を取って気道の確保だけちゃんと!」と指示され、パニックになりながらも救助にあたる青木だったがーー
ガシャッ
という音が耳に入り、違和感を覚える。
?アレ?
そして薪とのやりとりが蘇る
青木は強制捜査に備えて銃の訓練をしていた。
「青木 一直線だ」
銃 手首 腕 右目が一直線になるように
薪は青木の手をとって、その姿勢を正す。
「そうだ 銃を怖がるな」
「銃を怖がることはないんだ 青木」
銃は目に見える凶器だから取り上げることも壊すこともできる。
こわいのは頭の中の『狂気』だ
と静かに続ける薪
頭の中の狂気は目に見えない。のぞけない。
「そいつ」はいくら目を凝らしても普通の人間の顔をしているから
だから
だから
こわい
今回読者が一番萌えたであろう「美しい男達の場面」
薪さんが……自ら青木の手をとるなんて………
初めてじゃないですか???
青木の方から手を握ったり肩を掴んだり抱きしめたりはありましたが
薪さんからはネクタイをしゅるり(2巻)しかないような。
これは事件ですよ!
しかもしかも背中まで触って……!!なんちゅう進歩なの、薪ちゃん!
おばちゃん感慨深いわ!
そして心なしかドキマギしている青木!
いいねいいね〜。
はっでもこれがアフターケアだったらどうしよう………
いやいやアフターじゃないしな……
そして真面目な話になりますと。
唯一無二の大切な存在、鈴木さんの命を自らの銃で奪ってしまった薪さん……
きっと再び銃を手にするまでには葛藤があったのでしょう……。
彼の様々な心の傷と、それを自ら克服してきた強さが垣間見えるシーンでもありました。
敏い青木くんも、きっとそのことを感じていると思うの……。
そして薪さんに惚れ直してると思うの……。
その声を、薪の姿を思い出すと同時に、『間宮』に扮した児玉の姿を思い出す。
本物の間宮を殺害し、山城に重傷を負わせた、『普通の人間』の顔をした、児玉の姿ーー
そのとき、この音が。
ガシャッという、おそらくは義足の音がーーー
「止まれ」
青木はその背中に銃を向けた
「間宮ーーいや『ストーンヘンジ』教祖 児玉良臣」
「止まりなさい」
子供を背負ったまま、ガシャッという音とともに踏みとどまる児玉
「今すぐ止まらなければ…」
銃を構え狙いを定める青木だが、児玉は
「その位置から撃ってはたして誰に当たるかな?」
と背負った子供を盾にして駆け出した
「止まれ!児玉!」
追う青木
その脳裏には「銃を怖がるな」という薪の姿や突入まえにみた舞が囚われている夢--
様々な記憶が交錯する。
児玉を追う青木は思う。
もし。
もしあの子供がーー
行き止まりに追い詰められた児玉は人質の子供の額に銃を突きつけ、青木に
「銃をおろしな」
と不敵に言い放つのだった。
青木は知らぬことだが、その子供は須田と児玉の実子と思われる「光」
あの子供がもし舞ならーー
青木は選択を迫られる。
児玉のサイテーっぷりが………
それにしても、自分の子供なのに、光くんを愛していないどころか、憎んでいる風ですよね?
このあたりなんらかの確執があるのかなと……
なんだか「白雪姫」がモチーフにチラチラ出てくるのも、その下敷きなのかしら?と思ったりしています。
若くて美しくて自分よりカリスマ性がでてきそうな息子を憎んでいるのかな……?
そして、青木は!
次号、撃つや撃たざるや……!!
でも日本の警察ってこういうとき撃たないような気も……。人質の命が優先になるような……。
しかしこんだけ引っ張っておいて撃たないって………
ど………
どうなの!?
青木は男を見せてくれるのか……!!
「かならず(児玉の首を)持ち帰ります」といった岡部さんも気になるし……
そして、今回この事件のあらすじを描いたのは須田であったらしいことがわかりましたよね
彼女が、児玉をわざと映画に映し、その映画を中止させるという建前でプリオンを映画祭で撒いた。
教団には映画の上映を中止させるため、といいながら本当は児玉の存在を警察に知らしめ、逮捕させるため。と……。
でも児玉はそれをそのまま信じ込んでいたの?
映画に映ったとしても、そのまま姿をくらましたほうが多分いろいろうまくいくんじゃ……?
前にも書いたけど、上映を中止させるため、見せたくないのならあの方法は逆効果で……
タジクも指摘していたとおり、布教活動(教祖が生きている)としらしめるなら大成功ってことですよね……?
なんかよくわからない。児玉&ストーンヘンジ。
まあ、一枚岩ではないってこと………なのか。もっと裏があるのか?
そして須田は自分が裏切り者になると、その息子である光が次期教祖になれないから、あくまで教団のために命を差し出したふうにして……
うーん……。その、ストーンヘンジの信者が光を次期教祖にしようという動きとか、後ろ盾とかないと難しいんじゃないかな……?
よくわからないけれども。原田の子供もいるわけだし。
しかもそんな大量殺戮をしたりする傾きかけた教団の次期教祖になりたい……?したいもの……?
とはいえ、限定された価値観のなかではそんなふうになっていっちゃうんでしょうかね……??
あっ、この疑問、創世記のときも思ったような気がするよ!?
なにはともあれ、次号も楽しみです!
ご存知の方、教えてください。
コメント欄にて萩尾望都先生の「11人いる!」と教えていただきました
数十年前に読んでいるはず……なくらいでまったく記憶がなかった(笑)
久々に読み返してみました!
ありがとうございます!

相変わらず人の話を聞かない青木だった……。
土足系男子。(BY BON子さん)
とうとう、つばき園に強制捜査が入った。
「子供が30人いる 簡単に撃つな」と慎重に突入するも、捜査員やSITが目にしたのは毒物を飲まされ苦しむ子供らの姿だった。
第九にもその連絡が入り、岡部に
「まずは園児全員の救出だ」
「最優先事項が何か忘れるな」と叫ぶ薪。
一人の子供の死体も出すな。そしてーー
「忘れるな この僕がもう肝臓などでは満足できないことも…な」
あらためて薪の言葉を噛みしめる岡部
「はい 薪さん」
「必ず持ち帰ります」
今度こそ、児玉の首を。
岡部さん……
あなたどんだけ薪さんが怖いの………(^^;)
岡部さんと薪さんってあれですよねえ。
清水先生が大好きな、大きな強面さんが小さなかわいらしい外見の人が大好きだけど怖くて弱くてしょうがないっていう不思議な関係性の……(笑)
気は小さくて力持ち。
男、岡部靖文!
そしてまた出た「この僕が」発言!!
最近定番ですね!
子供達の搬送、救出にあたる警察の面々。
後方支援員だった青木もその手伝いを行う。
姪である舞よりも幼い子供の惨状に胸を痛める青木。
点灯して頭部から出血している子供を搬送するという捜査員に「昏睡体位の形を取って気道の確保だけちゃんと!」と指示され、パニックになりながらも救助にあたる青木だったがーー
ガシャッ
という音が耳に入り、違和感を覚える。
?アレ?
そして薪とのやりとりが蘇る
青木は強制捜査に備えて銃の訓練をしていた。
「青木 一直線だ」
銃 手首 腕 右目が一直線になるように
薪は青木の手をとって、その姿勢を正す。
「そうだ 銃を怖がるな」
「銃を怖がることはないんだ 青木」
銃は目に見える凶器だから取り上げることも壊すこともできる。
こわいのは頭の中の『狂気』だ
と静かに続ける薪
頭の中の狂気は目に見えない。のぞけない。
「そいつ」はいくら目を凝らしても普通の人間の顔をしているから
だから
だから
こわい

今回読者が一番萌えたであろう「美しい男達の場面」
薪さんが……自ら青木の手をとるなんて………
初めてじゃないですか???
青木の方から手を握ったり肩を掴んだり抱きしめたりはありましたが
薪さんからはネクタイをしゅるり(2巻)しかないような。
これは事件ですよ!
しかもしかも背中まで触って……!!なんちゅう進歩なの、薪ちゃん!
おばちゃん感慨深いわ!
そして心なしかドキマギしている青木!
いいねいいね〜。
はっでもこれがアフターケアだったらどうしよう………
いやいやアフターじゃないしな……
そして真面目な話になりますと。
唯一無二の大切な存在、鈴木さんの命を自らの銃で奪ってしまった薪さん……
きっと再び銃を手にするまでには葛藤があったのでしょう……。
彼の様々な心の傷と、それを自ら克服してきた強さが垣間見えるシーンでもありました。
敏い青木くんも、きっとそのことを感じていると思うの……。
そして薪さんに惚れ直してると思うの……。
その声を、薪の姿を思い出すと同時に、『間宮』に扮した児玉の姿を思い出す。
本物の間宮を殺害し、山城に重傷を負わせた、『普通の人間』の顔をした、児玉の姿ーー
そのとき、この音が。
ガシャッという、おそらくは義足の音がーーー
「止まれ」
青木はその背中に銃を向けた
「間宮ーーいや『ストーンヘンジ』教祖 児玉良臣」
「止まりなさい」
子供を背負ったまま、ガシャッという音とともに踏みとどまる児玉
「今すぐ止まらなければ…」
銃を構え狙いを定める青木だが、児玉は
「その位置から撃ってはたして誰に当たるかな?」
と背負った子供を盾にして駆け出した
「止まれ!児玉!」
追う青木
その脳裏には「銃を怖がるな」という薪の姿や突入まえにみた舞が囚われている夢--
様々な記憶が交錯する。
児玉を追う青木は思う。
もし。
もしあの子供がーー
行き止まりに追い詰められた児玉は人質の子供の額に銃を突きつけ、青木に
「銃をおろしな」
と不敵に言い放つのだった。
青木は知らぬことだが、その子供は須田と児玉の実子と思われる「光」
あの子供がもし舞ならーー
青木は選択を迫られる。
児玉のサイテーっぷりが………
それにしても、自分の子供なのに、光くんを愛していないどころか、憎んでいる風ですよね?
このあたりなんらかの確執があるのかなと……
なんだか「白雪姫」がモチーフにチラチラ出てくるのも、その下敷きなのかしら?と思ったりしています。
若くて美しくて自分よりカリスマ性がでてきそうな息子を憎んでいるのかな……?
そして、青木は!
次号、撃つや撃たざるや……!!
でも日本の警察ってこういうとき撃たないような気も……。人質の命が優先になるような……。
しかしこんだけ引っ張っておいて撃たないって………
ど………
どうなの!?
青木は男を見せてくれるのか……!!
「かならず(児玉の首を)持ち帰ります」といった岡部さんも気になるし……
そして、今回この事件のあらすじを描いたのは須田であったらしいことがわかりましたよね
彼女が、児玉をわざと映画に映し、その映画を中止させるという建前でプリオンを映画祭で撒いた。
教団には映画の上映を中止させるため、といいながら本当は児玉の存在を警察に知らしめ、逮捕させるため。と……。
でも児玉はそれをそのまま信じ込んでいたの?
映画に映ったとしても、そのまま姿をくらましたほうが多分いろいろうまくいくんじゃ……?
前にも書いたけど、上映を中止させるため、見せたくないのならあの方法は逆効果で……
タジクも指摘していたとおり、布教活動(教祖が生きている)としらしめるなら大成功ってことですよね……?
なんかよくわからない。児玉&ストーンヘンジ。
まあ、一枚岩ではないってこと………なのか。もっと裏があるのか?
そして須田は自分が裏切り者になると、その息子である光が次期教祖になれないから、あくまで教団のために命を差し出したふうにして……
うーん……。その、ストーンヘンジの信者が光を次期教祖にしようという動きとか、後ろ盾とかないと難しいんじゃないかな……?
よくわからないけれども。原田の子供もいるわけだし。
しかもそんな大量殺戮をしたりする傾きかけた教団の次期教祖になりたい……?したいもの……?
とはいえ、限定された価値観のなかではそんなふうになっていっちゃうんでしょうかね……??
あっ、この疑問、創世記のときも思ったような気がするよ!?
なにはともあれ、次号も楽しみです!
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