映画 3月のライオン 後半

えー、今回は映画「3月のライオン 後編」について!

「秘密」と同じ大友監督で先日後編も公開されました。




えー、観に行ったのは結構前なんですけど、なかなかレビューが書けずにいました。
だって増殖がね!なかなかレビュー終わらなかったから!


えーと、盛大にネタバレありです

ネタバレOKな方のみ、下にどうぞ。




まず…………

んんんんん……………?????


と思うところも多かった後半戦。


でも…………

まあ、まとまっていたかな………。
良いところもいっぱいありましたが、個人的にはやっぱりちょっと詰め込みすぎな気がしました。

前半くらいの詰め込み具合で行ったらよかったのに。

まず、ひなちゃんのいじめ騒動があっさり終わりすぎな気がした………。
「恩を返すよ」くらいまではかなり良い感じだったんですが、その後あっさりすぎた!

あれではなんか、本当に零くん「なにもできなかった」ような気が……。

そして高橋一生、「えー?いじめ?転校しちゃえばいいじゃーん」とか言いそう。と思ったのは「カルテット」の影響でしょうか(^^;)


そして妻子捨夫。
これがなー。どうしてもちょっと納得が……。

というのも映画では捨夫にひどいことを言った零くんをひなちゃんが「それでも私たちのお父さんなんだよ!」と抗議して、あかりおねいちゃんが「ごめん、今日はもう帰って」といい……

拒絶されたと感じた零くんは、「俺には将棋しかないんだ!」と映画当初の状態に戻ってしまうんですが……(ひなちゃんからもらったマスコットも捨ててしまう)(が思い直してゴミ箱から回収したらしい)

えっと、でもさ、おねいちゃん、零くん呼び出したのあなただよね……??
ももちゃんがいなくなったって連絡して探すの協力してもらってそれはあんまりじゃない……??
ひどくない……???

そして零くんも、それくらいでガビーンって捨て鉢にならないで?
どんだけお豆腐メンタルなの??

というか、原作の零くんはガビーンってなるだろうけど、きっと無神経なことを言った自分を責めるタイプの子だと思うの。でも映画では拒絶した川本姉妹を切り捨てようとするのです。(結果的には自分が間違っていたことに気がつくんですけど)

なんだかここがとても違和感だったんです。

そしてもう一個は、これは本当に人によるとは思うんですけど。

捨夫……

あんなひどいことをした人と水族館とかいって、家族団欒らしきことをして笑っていられるかなあ。
あかりさんも、ひなちゃんも。
ももちゃんに思い出を作ってあげたいという意図なのかもしれないけど、私が心狭いのかもしれませんが、原作の彼女たちの対応のほうがしっくりきます。

私は行けないな。表面上でもあんな笑って水族館なんて。



私はどちらかに絞って、丁寧に描いたほうがよかったんじゃないかな〜って思うんですが……
捨夫はその後の後藤の話ともリンクしているから、切り捨てるわけにはいかないかな……。
あと、現奥さんと子供の世話を押し付けようとしているのもさら〜〜〜っとセリフで説明のみであまり実感がわかなかったよ……。もちょい丁寧にしてほしい……。

そして後藤の話も、まあいいんですが奥さんのお葬式にそんな長〜い時間費やすなら、もっと描くべきところあるんじゃないか……と思いました。

きっと、香子さんというキャラクターが気に入ってしまって、それを膨らませたかったのかなとおもうんですけど。ラスト近くの彼女のエピソードとかは良かったかな〜と思うんですけど……。

ちょっと彼女と後藤のエピソードは、逆にちょっとしつこいかなって思っちゃいました。
半分くらいの量でも十分な気がする……。
まあ、有村架純ちゃんかわいいからね。膨らませたくなるのわかるけどさ。


しかし、ラストのお父さんが零くんに和服をあつらえてあげるシーンや、宗谷と対戦するシーンなんかは良かったし、ラストシーンもきれいでした。


なので、映画としてはまあまあ楽しめました。
前後編を一気に見たら、また感想が違うかもしれません。

キャストはとってもよかったし、美術とか、やはり絵作りはとても上手いんですよねえ。


あと、現実に中学生プロ棋士の佐藤くんが快進撃をしていたりして、羽海野チカ先生ったら持ってるな〜〜と思ったりしました!


映画もけっこう高評価みたいで、よかったですね。

まあ、あれですよ。
自分の理想通りの映画化なんてあるわけがないので。
どこか楽しめるところがあれば、それはそれで素晴らしいことだなと思います。

そういった意味では、3月のライオンの映画化は大成功だったんじゃないかな?


…………返す返すもどうして秘密はああなっちゃったんだろう………???




それがとても謎です………。









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コメント

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Re: 再び失礼します。庵]ョд;)

>粟田さん
どもども!コメントありがとうございます

>原作は「え??これだけ??」っていう
短編なんですよ。
そうなんですね〜!田辺さんの他の作品は読んだことあるんですが、今度読んでみます!

>のだめは良かったですね!!
映画はドラマよりも色々話は変えてましたがなんていうんだろう…
思い出のランドセルでミニチュアランドセル
作ってくれるっていうのがありますが
そんなのみたいっていうか
思い出の布でキルトのタペストリー作ってくれてる
みたいな感じで♡✨

あ、そうですね〜。変わっていてもそれが面白くて。かなりコメディ色がつよいっていうのもあるんでしょうけど。
あと音楽が実際聴けるっていうのは強みでしたね!
あと主役の2人がとてもよかったのと。これは逃げ恥もそうだったかな。役者さんの魅力によるところが大きかった。

>そうですね~。それでいうと「分かってる」のが
カルテットの坂元裕二様✨
この人も半分女の人~。(粟田分析。)

あ〜!かもかも。わたし岡田惠和も半分女の人だとおもいます!最後から二番目の恋なんて、もう女性としか思えない脚本だった……

>Tえまるパイセンが
「人生チョロかった~あははっ。」を
「アファメーションのように繰り返している」ってツイートされてて
吹きました( ゚∀゚)・;'.、グハッ!!
Tえまるパイセンお元気なのですね!ツイッター追いかけてないから……。
よかった!
「人生チョロかった~あははっ。」ってアレ、きいたとき言いてえ!と思いました。

残念ながらにゃんたろーの人生はなかなか苦難に満ちていて、言えないけれども……(^^;)

再び失礼します。庵]ョд;)

にゃん様、連投すみません(-_-;)

>ジョゼはわたしも大好きで、エンドロールみたときに原作が田辺聖子さんだとしって「エッ!?」って声がでちゃいましたよ。
原作未読ですが、読んでみたいです。

是非是非!!!
映画が先なら
原作は「え??これだけ??」っていう
短編なんですよ。

でもさすがに田辺聖子さんのセリフと言い
文章と言い最高なんです(≧▽≦)✨

粟田は小説から知って(例の小川洋子さんの
ラジオで紹介されてそっこう読んだ。)
それで映画見て驚愕!!Σ(゚Д゚;)

粟田の犬童一心監督は半分女の人説は
ここから始まりました。

のだめは良かったですね!!
映画はドラマよりも色々話は変えてましたがなんていうんだろう…
思い出のランドセルでミニチュアランドセル
作ってくれるっていうのがありますが
そんなのみたいっていうか
思い出の布でキルトのタペストリー作ってくれてる
みたいな感じで♡✨

原作の世界観を壊してなくて。実際に音楽も
聴けたし、良かったです~(´-`*)✨

>男っていうのは女性に夢を抱きすぎているのかもしれませんね。でも脚本家さん女性もいるんですけどね……。

そうですね~。それでいうと「分かってる」のが
カルテットの坂元裕二様✨
この人も半分女の人~。(粟田分析。)

面白かったですね~。

Tえまるパイセンが
「人生チョロかった~あははっ。」を
「アファメーションのように繰り返している」ってツイートされてて
吹きました( ゚∀゚)・;'.、グハッ!!


Re: 失礼します[庵]_;)

>粟田さん
原作の零くんなら、たとえどんなひどいことを言われても、ひなちゃんからもらったストラップを捨てたりしないと思うんです。
おとうさんのセーターを大事につくろってずっと着ている子ですよ?そんなことできないはず。

>島田八段≒佐々木蔵ノ介 と
香子さん≒有村架純 がめっちゃみたいけど

やっぱり見る気がしません~(;_;)。

いやいや、そのふたりと、神木くんの零くんだけでも、正直見る価値あります。
キャストはなかなか見ごたえありましたよ!端役にいたるまで!

>そうですね~。
犬童一心監督の「ジョゼと虎と魚たち」
みたいなミラクルは
ドラマだけど「逃げ恥」
みたいなミラクルは本当に少しなのかも
知れませんね~。

あ〜〜その2つはミラクルですね〜〜!!

ドラマでいえばのだめもすごくよかったですね。
本当、ミラクルはめったに起こらないです。

あ、でもちはやふるは良かったなあ。映画化。

ジョゼはわたしも大好きで、エンドロールみたときに原作が田辺聖子さんだとしって「エッ!?」って声がでちゃいましたよ。
原作未読ですが、読んでみたいです。

>一番大切な繊細な部分をごそっと無視したせいでは
ないかな~?

あー、秘密ってSFっぽいところもあるし、かなりエンターテインメントだし、キャラクターも華美(主に薪さんが)だけど、とっても繊細な透明な部分で成り立っているお話なんですよね。
その部分を大切にできなかったんだなあ……。男性にはむずかしいのかなあ。

>しかし捨男と水族館なんてありえん。
ダメ男というか男全般に甘っちょろい安い夢ばかり
作るな~。

男っていうのは女性に夢を抱きすぎているのかもしれませんね。でも脚本家さん女性もいるんですけどね……。

Re: わぁ!ありがとうございますっ\(//∇//)\

>ゆけさん
いえいえ。
まあ、映画……とはいえ前後編なので、余裕はあるはずなんですけど、いじめと妻子捨夫を後編に詰め込んだのは良くなかったかも……。
いじめを前編に少しでも入れ込んでいたら、もっとちゃんとした心理描写とかできたんじゃないかな?

>出逢いといじめと将棋、もしくは出逢いと捨夫と将棋、だけで充分な気がしてたので……;;;;
教えてもらえてよかったですよ〜。
だって私の中で香子と後藤、3%ぐらいの比重ですもん……あ、いや5%ぐらいはあるのか……?;;;

わたしも、そう思います。どちらかでよかったんですよね〜〜。欲張りすぎ。

そして後藤と香子3%〜5%……ぷぷ。でもわたしもそんなもんかも!
だからよけい二人に割きすぎ〜と思っちゃったのかな。あ、でも有村架純ちゃんの香子よかったんですけどね。

>むしろ人物描写がほぼ、で映画を観るので、いくら映像がきれいでも楽しめないんでしょうね・・
そっかあ〜〜
わたしは映像がきれいなのもちろん好きなんですけど、ライオンは人間描写があってこそのお話だとおもうので、無いときつい……。ハチクロ(映画)は人間描写はどうだろう??と思ったりもしましたが映像がきれいで楽しめました。(原作はものっすごい人間を描いたお話だと思いますが)

捨夫に対する彼女たちの気持ちは、もちろん父親なんだから、という思いもあるでしょうがだからこそ、こんな非道いことを?って思う気持ちもあるし、母を死に追いやった張本人であるという憎しみもあるだろうし、そんな簡単に笑いながら話せるような人では無いと思うんです。
いやまあ、水族館にいったのもこれで会うのを最後にするためとはいえ……

原作にあった「男ってなんでだかどんなに酷い捨て方をしても付き合った女(娘含む)が自分のことを本当は好きなはずっておもってんのよね。んなわきゃないっつーの」という看護師さんのセリフを大友監督にも送りたい……。

とはいえ、それはわたしがそう思うだけで、納得する方もいらっしゃると思うんです。
うん……。

お話としてはまとまっていて、まあ楽しめるかな〜とおもうので映画として、ストーリーとして、一人の男の子の成長物語として、ちゃんと成立していたと思いますよ。

そのうちTVでやったりする際にはぜひごらんください。

失礼します[庵]_;)

>でも映画では拒絶した川本姉妹を切り捨てようとするのです。

ありえねぇ...。

>(結果的には自分が間違っていたことに気がつくんですけど)

まぁそういうフォローが無いとね…。

あ~でも~

島田八段≒佐々木蔵ノ介 と
香子さん≒有村架純 がめっちゃみたいけど

やっぱり見る気がしません~(;_;)。

すみません、にゃん様宅でぶっちゃけまして💦

>自分の理想通りの映画化なんてあるわけがないので。
どこか楽しめるところがあれば、それはそれで素晴らしいことだなと思います。

そうですね~。
犬童一心監督の「ジョゼと虎と魚たち」
みたいなミラクルは
ドラマだけど「逃げ恥」
みたいなミラクルは本当に少しなのかも
知れませんね~。

私、田辺聖子さんのジョゼの原作が
大好きなんですが
映画の方がもっと好きというあり得ない
事態なんて本当滅多にないんでしょうね~。

>…………返す返すもどうして秘密はああなっちゃったんだろう………???

それは〇友がどこまでもヤローで
先にテレビ業界で成功しちゃって財源に飽かせて
一番大切な繊細な部分をごそっと無視したせいでは
ないかな~?
見てない(し見るつもりもない)のにすみません...。

ああ、でも粟田が薪さんと出会ったのは
羽海野さんがTwitterで秘密の映画化の話題を
してくれたからだ...。

でも羽海野さんの9割お蔭かなっと。

しかし捨男と水族館なんてありえん。
ダメ男というか男全般に甘っちょろい安い夢ばかり
作るな~。

Re: 愛のない青木くんなんて

>きこさん
そうですね、ぜひレンタルで!私ももう一度続けて観たいです。

>「秘密」に関しては、薪さんの美しさにビビったねと思っています。
素直に愛を叫ばないから!

あはは。でも確かに、青木くんのキャラが変わっちゃったのは残念でした。
あの清らかで愛に溢れたキャラは、やはり魅力的ですよね〜

>前回の記事の映画リベンジ、ありありかなあ。
岡部さんは、こーんなにカッコイイんだぞと(笑)
たしかに岡部さんは今回かっこよかった!最近お母さん化がすすんでましたからね!
映画ではほぼ薪さんの背景だったし………。

わぁ!ありがとうございますっ\(//∇//)\

詳しく!とてもわかりやすいです〜 (//∇//)
興行的にふるったのであれば、もう充分なんですが、
わ…私的にはやっぱり残念だなぁ……;;;
あ、いや、いじめと捨夫を2時間につめこむだけで、もうもったいなかったので……(。-_-。);;

出逢いといじめと将棋、もしくは出逢いと捨夫と将棋、だけで充分な気がしてたので……;;;;
教えてもらえてよかったですよ〜。
だって私の中で香子と後藤、3%ぐらいの比重ですもん……あ、いや5%ぐらいはあるのか……?;;;

私、モノクロでもチープな映像でもぜんぜんオッケーで、むしろ人物描写がほぼ、で映画を観るので、いくら映像がきれいでも楽しめないんでしょうね・・
人物の魅力ありきの、まぁ映像もきれいだったらラッキー…ぐらいの……

ぶ!水族館!!;;;;;
そ、それはあの、ZIPを思い出しますねぇ・・;;;;;
あの人にとっての幸せのありようってなんなんだろう…;;;
ふだん家族をかえりみない父親が高価なプレゼントだけ渡す、とってつけた感が拭えないんですよね……;;;;
じゃなくて!…みたいな……。
や、きっと私の問題でしょう……
ふわっといい出来なら上出来・・・;;
知りたいことがほぼわかる感想、ありがとうございましたー!
短くならなくてすいませんっ;

愛のない青木くんなんて

映画館では、観なかったけど、にゃんたろーさんのレビューで、レンタルしてもいいかなあと。
自分の目で見て、納得しないとね。

「秘密」に関しては、薪さんの美しさにビビったねと思っています。
素直に愛を叫ばないから!
前回の記事の映画リベンジ、ありありかなあ。
岡部さんは、こーんなにカッコイイんだぞと(笑)
プロフィール

ねこじゃらしにゃんたろー

Author:ねこじゃらしにゃんたろー
こんにちは
にゃんたろーです!

清水玲子さんの「秘密」についてのレビューを書き散らかします。
ネタバレばかりです。要注意です。

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