秘密 トップ・シークレット 2009特別編 一期一会 (8巻)レビュー
STORY
千堂咲誘拐事件が解決し、浮かれ気味の第九メンバー。
青木の婚約祝いの席で、薪は未来の第九の姿を語る……

私、薪×雪子で論文が一本書けそうな気がする!
「秘密における存在の二重構造とミソジニー論」とかどうかしら!
怒涛の7巻の後……
8巻は少しおとなし目ですね。
しかし、表紙が可愛いったら!!すごく好きな一枚です!
表紙の絵はかっこいい感じのもので揃えているなか、8巻だけこれにしたのは、なんでなんだろう。
いやーたまりませんなー。子猫&薪。アメショかしら。
そして扉絵の電話してる薪さんの顔が優しすぎるでしょう!
青木くん普通に話してる場合じゃないですよ!
これも事件はなくて、本編の補足っぽいお話。
青木と雪子の婚約を祝うという名目で飲み会をすることになった第九。
青木は会場を探すが薪が好きなのかもしれない「ふぐ」と「うどん」で迷い、話しかけてきた雪子を薪と間違えてしまう。
「もう一度ベッドの中でまちがえたら婚約解消してやる」と怒る雪子だったが、後輩のスガに「青木さんのこと絶対はなしちゃダメですよ あんないい男もう2度と!あらわれませんからね…!」と言い聞かされる。
スガちゃん、おもしろい……。でも雪子さんのことかわいいって思ってるんだね。
鈴木さん以来の変わり者って、鈴木さんも変わり者だと思ってたんだ……(ひどいな……)
スガちゃんの物言いをまったく気にしていない雪子さんは、とってもおおらかな人ですね。
私だったらイラッとしちゃうと思うんだけど……。そしてシャッターがらがら降ろしちゃう!
しかし、普通に間違えられるならまだ良いけど、ベッドの中はショックだな……。
そして、雪子さんお仕事着のわりには胸元が開きすぎなんじゃないですか。
で、なんかずっと思っていたのですが年齢が合わなくないですか……
33(2060)から2年 35(2062)であと数ヶ月で36。
青木くんと12才差ならこの時青木くんは数えで24。2年前は22……?
大学卒業して、1月に第九に来た時点で23(数えで24)じゃないとおかしくない??
ってことはこの年には青木くん数えで26のはず。
ってずっと思っていたのですが……。
まあ、教育制度が変わったのかもしれないしね。
真面目な話東大も9月で入学になりそうだしね(でもそしたらもっと遅れるのか……)
雪子も、鈴木がなくなったあと、薪のことが気になってはいたものの……様々な要因が彼女にその感情を認めさせなかった。
偶然エレベーターの中で薪と一緒になった雪子は、青木と婚約したことを伝えようとするが
「知ってます 先日青木から報告をうけました ーしかも定例会議の直前に」
「ご婚約おめでとうございます 三好雪子先生」
と冷たく言い放たれる。
引き止めて説明しようとする雪子だったが「なぜ僕に?「鈴木に」ではなく?」と言われ、思わず
「あなたが私を不誠実だと責めるの?克洋君を…私から……った あなたが……!」
というセリフが口から零れた。
鈴木を射殺したあとの薪の嘆きを思い出し、これ以上言ってはいけない、泣いてはいけないと思うがーー
「すいません」
と涙を流す薪を見て、何も言えず泣き崩れてしまう雪子。
近づいても、お互いに傷つけあってしまうだけだと、改めて思い知るのだった。
このシーン、雪子さんにヒナンゴーゴーだったと思うんですが、これは薪さんが概ね悪いと思いますよ。私。
定例会議の前に報告したのは青木くんだし!
鈴木さん死んでしまってるから、心変わりを責められても(しかも殺した相手に……)
イライラしてたとはいえ、それは言っちゃいかんでしょ!
雪子さんが悪いとしたら、壁ドンで引き止めたことかなー。そこはスルーしとこうよ。
(薪さんの性格を学習しておけー)
「奪った」とハッキリ言わないあたりも、雪子さんの人の良さだなと思います。
だって、雪子さんの立場からしたら「あんたが殺したんでしょ!死んで詫びなさいよ!」くらい言っても不思議じゃないですし……
(え、ひどい??いやでもそれくらい言う人のほうが多いと思う。鈴木さんのお父さんも二度とうちの敷居をまたぐなって言ってたし。)
でもあのクールな薪さんが、遺体に泣いてすがって2人がかりで引き剥がされたりお葬式で追い返されて地面に泣き崩れたりしているのを見ているから、ある意味自分よりも深い悲しみを目の当たりにしているから、言ってはいけないし、泣いてはいけないと思う雪子さんはいじらしいなと思います。
薪さんは多分雪子さんのことあまり好きではないんだろうけど、大嫌いではないというか……
きっと大嫌いだったら無視するだろうし……
名前で呼んだり、嫌味をいったり、思い直してちょっとだけ優しくしたりと……
ちょっと甘えているところもあるんじゃないかと思います。付き合いも長いんだろうし。
きっと色々複雑な感情があるんだろうなー。
ちょっとうらやましかったり、でもあんな大雑把になりたくないとか、嫉妬とか、親近感とか、できれば(鈴木さんの手前親友の恋人として)好ましく思いたいとか、でもやっぱ苦手、とか色々渦巻いているんじゃないでしょうか。そのどれもきっと「鈴木さん/青木くん」が軸になっているんじゃないかな。
で、雪子さんの薪さんへの思いも、やっぱり「鈴木さん」が元になっているんですよね。多分。
そんな2人でありながら、徹底的に相性が悪い。と。ま、しょーがない。
あと、雪子さんが歩み寄ろうとしているのが、逆に神経に障るんだろうなー。徹底的に拒否されてたらこういう風にならないんだと思う……。どっちがいいのかわからないけど。
珍しく、飲み会に顔を出した薪。
青木に「婚約おめでとう 雪子さんを大切に…」とお祝いを告げる
ほら〜〜!!青木くんには優しい薪さん。雪子さんと逆にすべきでしょ!(ま、しょうがないけど。薪さん青木くん好きだから。)
千堂咲誘拐事件も解決し、めったに顔を出さない薪が加わったことで、テンションの上がる第九メンバー。
中座して人と会うからとラフな格好をした薪をみて、知らない人のようだと思う青木。
2年以上一緒仕事をしているのにプライベートがあることすら知らなかったことに思い至る。
薪は今の第九は解体され、新たに全国8カ所に新しい「第九」ができると話し、メンバーがそれぞれの室長になる計画があることを告げる。
世間の反感や不信感が強く、机上の計画に過ぎなかったが「千堂咲拉致誘拐事件」で一気に風向きが変わったのだ、と。
驚き言葉を失う第九メンバーを後に宴席を去ろうとする薪。
青木は薪を呼び止め
「これから先もずっと薪さんと一緒に仕事が出来るんですよね?」と問う。
ずっと第九で、このメンバーで、薪の元で仕事ができるとおもっていた青木はショックをうけ自分でも気づかぬうちに涙を流していた。
人と会う予定もキャンセルし、大泣きしてしまった青木を公園に連れ出し缶コーヒーをおごる薪。
青木は見慣れない薪の様子に「こんな淋しい子供のような顔をした人は知らない」と、「この人ははじめてみるプライベートの薪さんだ」と思う。
公園のベンチで長い間、2人は黙って座っていたーー。
「先輩たちと一緒に捜査が出来るんですよね…?」
って言った後の薪さんの心配顔!岡部さんや曽我さんまで「こいつ大丈夫か!?」みたいになっていて、動揺っぷりがうかがえます……
このお話の見所は、
☆薪さんのピーコートにパーカー姿!しかもなんか布の鞄……
☆「うどん」は別に好きじゃない!(でも稲庭うどんおいしいですよねー)
☆「ふぐ」は好物!(ふぐおいしいよねー。高いけどねー)
☆薪さんは胃弱で捜査中は脂っこいものが食べられない!
☆薪さんはお酒がたくさん飲めるらしい!
☆未成年と思われて店の人に心配されている!
☆びっくりするくらい動揺して泣いてしまう青木くん!
とこの飲み会シーンにぎゅうぎゅうに詰まってます!
(と、私たちも薪さんのプライベートを全然知らなかったことに気がつく……)
でも何より!!
誰と会う予定だったんですか!そんなピーコートにパーカーで!「すいません今日はいけません」メールだけでいい相手ってだれーーー!!
教えてタッキー!!
今でもすっごく知りたいです……
千堂咲誘拐事件が解決し、浮かれ気味の第九メンバー。
青木の婚約祝いの席で、薪は未来の第九の姿を語る……

私、薪×雪子で論文が一本書けそうな気がする!
「秘密における存在の二重構造とミソジニー論」とかどうかしら!
怒涛の7巻の後……
8巻は少しおとなし目ですね。
しかし、表紙が可愛いったら!!すごく好きな一枚です!
表紙の絵はかっこいい感じのもので揃えているなか、8巻だけこれにしたのは、なんでなんだろう。
いやーたまりませんなー。子猫&薪。アメショかしら。
そして扉絵の電話してる薪さんの顔が優しすぎるでしょう!
青木くん普通に話してる場合じゃないですよ!
これも事件はなくて、本編の補足っぽいお話。
青木と雪子の婚約を祝うという名目で飲み会をすることになった第九。
青木は会場を探すが薪が好きなのかもしれない「ふぐ」と「うどん」で迷い、話しかけてきた雪子を薪と間違えてしまう。
「もう一度ベッドの中でまちがえたら婚約解消してやる」と怒る雪子だったが、後輩のスガに「青木さんのこと絶対はなしちゃダメですよ あんないい男もう2度と!あらわれませんからね…!」と言い聞かされる。
スガちゃん、おもしろい……。でも雪子さんのことかわいいって思ってるんだね。
鈴木さん以来の変わり者って、鈴木さんも変わり者だと思ってたんだ……(ひどいな……)
スガちゃんの物言いをまったく気にしていない雪子さんは、とってもおおらかな人ですね。
私だったらイラッとしちゃうと思うんだけど……。そしてシャッターがらがら降ろしちゃう!
しかし、普通に間違えられるならまだ良いけど、ベッドの中はショックだな……。
そして、雪子さんお仕事着のわりには胸元が開きすぎなんじゃないですか。
で、なんかずっと思っていたのですが年齢が合わなくないですか……
33(2060)から2年 35(2062)であと数ヶ月で36。
青木くんと12才差ならこの時青木くんは数えで24。2年前は22……?
大学卒業して、1月に第九に来た時点で23(数えで24)じゃないとおかしくない??
ってことはこの年には青木くん数えで26のはず。
ってずっと思っていたのですが……。
まあ、教育制度が変わったのかもしれないしね。
真面目な話東大も9月で入学になりそうだしね(でもそしたらもっと遅れるのか……)
雪子も、鈴木がなくなったあと、薪のことが気になってはいたものの……様々な要因が彼女にその感情を認めさせなかった。
偶然エレベーターの中で薪と一緒になった雪子は、青木と婚約したことを伝えようとするが
「知ってます 先日青木から報告をうけました ーしかも定例会議の直前に」
「ご婚約おめでとうございます 三好雪子先生」
と冷たく言い放たれる。
引き止めて説明しようとする雪子だったが「なぜ僕に?「鈴木に」ではなく?」と言われ、思わず
「あなたが私を不誠実だと責めるの?克洋君を…私から……った あなたが……!」
というセリフが口から零れた。
鈴木を射殺したあとの薪の嘆きを思い出し、これ以上言ってはいけない、泣いてはいけないと思うがーー
「すいません」
と涙を流す薪を見て、何も言えず泣き崩れてしまう雪子。
近づいても、お互いに傷つけあってしまうだけだと、改めて思い知るのだった。
このシーン、雪子さんにヒナンゴーゴーだったと思うんですが、これは薪さんが概ね悪いと思いますよ。私。
定例会議の前に報告したのは青木くんだし!
鈴木さん死んでしまってるから、心変わりを責められても(しかも殺した相手に……)
イライラしてたとはいえ、それは言っちゃいかんでしょ!
雪子さんが悪いとしたら、壁ドンで引き止めたことかなー。そこはスルーしとこうよ。
(薪さんの性格を学習しておけー)
「奪った」とハッキリ言わないあたりも、雪子さんの人の良さだなと思います。
だって、雪子さんの立場からしたら「あんたが殺したんでしょ!死んで詫びなさいよ!」くらい言っても不思議じゃないですし……
(え、ひどい??いやでもそれくらい言う人のほうが多いと思う。鈴木さんのお父さんも二度とうちの敷居をまたぐなって言ってたし。)
でもあのクールな薪さんが、遺体に泣いてすがって2人がかりで引き剥がされたりお葬式で追い返されて地面に泣き崩れたりしているのを見ているから、ある意味自分よりも深い悲しみを目の当たりにしているから、言ってはいけないし、泣いてはいけないと思う雪子さんはいじらしいなと思います。
薪さんは多分雪子さんのことあまり好きではないんだろうけど、大嫌いではないというか……
きっと大嫌いだったら無視するだろうし……
名前で呼んだり、嫌味をいったり、思い直してちょっとだけ優しくしたりと……
ちょっと甘えているところもあるんじゃないかと思います。付き合いも長いんだろうし。
きっと色々複雑な感情があるんだろうなー。
ちょっとうらやましかったり、でもあんな大雑把になりたくないとか、嫉妬とか、親近感とか、できれば(鈴木さんの手前親友の恋人として)好ましく思いたいとか、でもやっぱ苦手、とか色々渦巻いているんじゃないでしょうか。そのどれもきっと「鈴木さん/青木くん」が軸になっているんじゃないかな。
で、雪子さんの薪さんへの思いも、やっぱり「鈴木さん」が元になっているんですよね。多分。
そんな2人でありながら、徹底的に相性が悪い。と。ま、しょーがない。
あと、雪子さんが歩み寄ろうとしているのが、逆に神経に障るんだろうなー。徹底的に拒否されてたらこういう風にならないんだと思う……。どっちがいいのかわからないけど。
珍しく、飲み会に顔を出した薪。
青木に「婚約おめでとう 雪子さんを大切に…」とお祝いを告げる
ほら〜〜!!青木くんには優しい薪さん。雪子さんと逆にすべきでしょ!(ま、しょうがないけど。薪さん青木くん好きだから。)
千堂咲誘拐事件も解決し、めったに顔を出さない薪が加わったことで、テンションの上がる第九メンバー。
中座して人と会うからとラフな格好をした薪をみて、知らない人のようだと思う青木。
2年以上一緒仕事をしているのにプライベートがあることすら知らなかったことに思い至る。
薪は今の第九は解体され、新たに全国8カ所に新しい「第九」ができると話し、メンバーがそれぞれの室長になる計画があることを告げる。
世間の反感や不信感が強く、机上の計画に過ぎなかったが「千堂咲拉致誘拐事件」で一気に風向きが変わったのだ、と。
驚き言葉を失う第九メンバーを後に宴席を去ろうとする薪。
青木は薪を呼び止め
「これから先もずっと薪さんと一緒に仕事が出来るんですよね?」と問う。
ずっと第九で、このメンバーで、薪の元で仕事ができるとおもっていた青木はショックをうけ自分でも気づかぬうちに涙を流していた。
人と会う予定もキャンセルし、大泣きしてしまった青木を公園に連れ出し缶コーヒーをおごる薪。
青木は見慣れない薪の様子に「こんな淋しい子供のような顔をした人は知らない」と、「この人ははじめてみるプライベートの薪さんだ」と思う。
公園のベンチで長い間、2人は黙って座っていたーー。
「先輩たちと一緒に捜査が出来るんですよね…?」
って言った後の薪さんの心配顔!岡部さんや曽我さんまで「こいつ大丈夫か!?」みたいになっていて、動揺っぷりがうかがえます……
このお話の見所は、
☆薪さんのピーコートにパーカー姿!しかもなんか布の鞄……
☆「うどん」は別に好きじゃない!(でも稲庭うどんおいしいですよねー)
☆「ふぐ」は好物!(ふぐおいしいよねー。高いけどねー)
☆薪さんは胃弱で捜査中は脂っこいものが食べられない!
☆薪さんはお酒がたくさん飲めるらしい!
☆未成年と思われて店の人に心配されている!
☆びっくりするくらい動揺して泣いてしまう青木くん!
とこの飲み会シーンにぎゅうぎゅうに詰まってます!
(と、私たちも薪さんのプライベートを全然知らなかったことに気がつく……)
でも何より!!
誰と会う予定だったんですか!そんなピーコートにパーカーで!「すいません今日はいけません」メールだけでいい相手ってだれーーー!!
教えてタッキー!!
今でもすっごく知りたいです……
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