秘密 トップ・シークレット 2010 (8巻)レビュー1
STORY
神奈川県を中心に強い地震があった。
ほぼ死者も出ずに済んだ地震であったが、ただ一つの小学校でのみ3人の死亡者が出る。
一人は男性教諭で倒壊してきた棚の下敷きになっていた
一人は男子児童で小学校前の道で車との接触により死亡。もう一人は同じく男子児童で屋上からの転落であった。
その原因を第九で解明して欲しいとの依頼が入る。
そして第九には薪の希望した人事により「新人」が配属されたがーー

ちなみにジジィといったのは小池さんです☆
神奈川県を中心に強い地震があった。
ほぼ死者も出ずに済んだ地震であったが、ただ一つの小学校でのみ3人の死亡者が出る。
一人は男性教諭で倒壊してきた棚の下敷きになっていた
一人は男子児童で小学校前の道で車との接触により死亡。もう一人は同じく男子児童で屋上からの転落であった。
その原因を第九で解明して欲しいとの依頼が入る。
先日の飲み会で、「近々新しい人員が入る」と薪から告げられ、若手女性キャリアではと浮かれる曽我と小池だったが、青木の心はまったく浮き立たない。
それはいつか来る第九解体へのカウントダウンのように感じるからだった。
そこへ中年の小男が辞令を手にやってきたーー。
「本日付で第九に配属になりました山本賢司と申します」
事件とは関係なく、第九メンズがわいわいしているの、楽しい。もっともっと見たかったな。
今井さんの彼女さんどんな人かなー。きっと綺麗な人なんだろうなー。
「キャリアの女子と付き合ったって出世競争でろくな事には…」って今井さんの計算高さがうかがえる!!
山本さん、薪さんと同い年か??
この終盤になって新しいキャラ登場とは……
小学校で死亡した3名の検死を雪子が行い、その結果を聞く第九メンバー。
うち一体の男性教諭は背中から何者かにより刺されており、直接の死因は倒壊してきた棚によるものだったが、刺し傷だけでも死に至るものであった。
交通事故の男子児童、屋上から転落した男子児童については、事件性を差し示す所見はなく、問題は見当たらなかった。
青木くん、何があったか知らないけど、薪さんと雪子さんが仲良くしてるとうれしいって、君のせいでバトルがあったんだよ!
薪さん、ちょっと反省したのかここでは始終雪子さんに優しいです。雪子さんもちょっとそれに気がついてる模様……(でもちょっと嬉しそう)
しかし、こうしてみるとやっぱ雪子さん優秀じゃね?
べつに想像力がなくてもこれだけ仕事ができれば十分じゃね?
青木くんのほうが「よく聞け青木」って薪さんにたしなめられてるし。
新人 山本の指導を行う青木と小池だったが、後輩らしくない態度に怒る小池。
年上だからと山本に敬語を使う青木に、岡部は「ダメだ青木それは!!指揮系統が乱れる!60だろうが80だろうが部下は部下!」と叱責し上司として山本に厳しく指導する。
しかし、第九室長の薪は慣れない山本を気遣ってか丁寧な態度で励ます。
その姿をみて岡部は大いに荒れるのだったーー。
暴れる岡部さんは誰にも止められない!(青木くんも早々に逃げてる!)
指揮系統が乱れる!ってあたりも、岡部さんはとっても警察官らしいですな。他の第九メンズってどうも警察官っぽくなくて、時々忘れそうになります。
まず、屋上から転落死した「有田慎」の画を検証しはじめるが、その脳の映像には人の顔や形がはっきりと映っていなかった
「この子供は脳に損傷でもあるのか…?」と驚く薪。
山本は「機能障害のある脳を捜査し続けるのは問題がある」と提言するが、
青木は
「錯覚や幻視は正常な脳でも日常的に起こる現象」
「少年の脳自体には異常はなかった」
「今回の事例が事件性があるのか否かを判断するための重要な情報源となる」
と進言する。
薪さんの「青木、なかなかやるじゃないか」みたいな微笑みがいいです!
「今までは良かったかもしれないが、検察官の指導が入るようになったらそうはいかない」という山本。
「山本は副検事だったんだ。副検事を5年つとめあげたあと第九を目指した逸材…というより変わり種だ」
プライバシーの侵害をいう問題を常に抱えている第九は、捜査の行き過ぎ・偏向を抑制、指導、監督するために検察官と協力して捜査していこうという動きになったのだ。
山本はそのために薪の希望により、配属された人材だった。
「その時のためにも「賢司(検事)さん」とは今から仲良くしておけ…」と岡部に言い、
「捜査は続行する。
今大事な事は何故この少年が人を判別出来ていないかではなく何故この少年が地震の10分後に屋上から転落するにいたったかーー3人の死因に地震以外の関連性はあるのかーーそれだけだ!」
ときっぱりと告げる薪。
薪さんにちょっと叱られる岡部さん……
「あまり感情的になるな」とか言われているのかなー。
私、薪さんに叱られる岡部さんに萌える。逆も萌える……(滅多にないけど)
ひとえに岡薪コンビが好きなんだな。
脳映像の検証を続けるうちに、有田少年は男性教諭が刺された現場を目撃していたことがわかった。
自身の昔の経験と少年の脳の映像とが重なり、動揺する山本は捜査中に関わらず上の空になっていた。
「初日から何を惚けている!」と怒鳴りつける薪。
「今僕が言った通り」捜査をまかせて大丈夫だな?と山本を追い詰めるが、青木が薪の指示を繰り返し、さりげなく山本に助け舟を出すのだった。
にこやかに「よろしくお願いします」という青木にホッとする第九メンバー。
岡部さんさえ「よかったですね薪さん」っていってるのに「チッ青木め」って意地悪薪さん!そしてまた切ない目で青木くんを見つめているのを岡部さんに目撃されてるよー!
「よかったですね山本さん。薪さんに敬語で話されなくなってみんなの前でめいっぱい怒鳴られて」
「薪さんの敬語は使う相手を嫌ってるか距離をおきたがってる場合が多いんです」
と山本を慰める青木。
「あの人少し粘着質ですよねえ?」
「青木!!声でかいって」と宇野さんにたしなめられている青木くん。
青木くんのいうことが本当なら、薪さん、やっぱり雪子さんのこと……
「あの二人にまかせていいのか」と不安に思う今井に「こんな簡単な捜査で間違ったら青木に責任とらせて辞めさせてやる」という薪に驚く岡部と今井。
薪は刺傷現場の状況証拠と監視カメラの映像から犯人を確定していたのだ。
それは小学校の女性教諭「生島京子」だった
捜査を続ける青木と山本だったが、有田少年が凶器のナイフの指紋と血痕をふきとり、そのまま隠してしまったことがわかる。
これでは犯人の特定ができないと焦る青木。
何故少年は犯人をかばったのかーー
事件現場の小学校では捜査が続けられていた。
有田少年をいじめていた同級生の椎木は、有田少年をいじめたり鞄を隠したりしていたことを生島京子に告白する。
第九で脳の画をみられたら自分がつかまるかもしれない、いじめのせいで有田少年が死んだのかも、と怯えていた。
鞄は両親にかえすように諭す生島教諭。
しかし椎木はあれこれ聞かれることを恐れ、交番に落し物としてその鞄をとどけたのだった。
一方、交通事故で死亡した馬場少年の報告をまとめた岡部と今井。
彼は2年前の旅行中、北海道苫小牧沖地震に遭遇しており、その際に大きな心の傷を負っていた。
家の下敷きになった老人を助けようと奮闘したものの、それが叶わなかったのだ。
ただ、その後様子もかわらず明るく過ごしていた馬場少年は、自らの心の傷にも気がつかずーー
今回の地震に遭遇したことによって記憶が呼び起こされ、棚の下敷きになった男性教諭をみて老人の姿の幻影を見てしまう。
今度こそ、老人を助けようと地震被害の幻影を見て人を呼びに走りーー
車を止めようとして交通事故に遭い死亡したのであった。
ちょうど同じ頃、今回の青木たちの捜査内容がネットに流出していることが発覚。
山本が流したのではと疑う岡部に「バカか おまえ」と一笑する薪。
「岡部 もっと信頼してやれ お前の部下だぞ」
「出処は僕がいじめられない「処」かもしれない」
そして、提出期限の3日が経っても青木と山本は報告書を提出できずにいた。

※セリフはアテレコ(妄想ともいう)です
いいねいいね〜岡薪コンビ!
この「処」がこのあとあんなことやこんなことに……!!ぎゃー!
私が岡薪コンビが好きなのは一番対等な関係だから、なのかもしれないです
いや、上司と部下ではありますが、だからいつもは岡部さんは薪さんに従ってますが。
いざという時は叱ったり、ハッキリ注意したりもできるし、薪さんを守ったりもできる。でもべったりじゃない。
「おいこら薪!」っていったりもできる。(本編じゃないけど)
薪さんも岡部さんには甘えているわけではないけど頼りにしてるし、対等な存在だと感じているような気がします。
恋愛感情も多分ないので、安心してみていられるというのもあるのかもしれない……!
やー、妬けるね、青木くん!(え?)
あ、でも青木くんって岡部さんに妬いたことないね。「役得ですよね」ってぐじぐじしてたぐらいか。
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