MELODY 2017 12月号 秘密 冬蝉 act.2 その1
皆様お久しぶりでございます!
そろそろ頑張ってレビューしたいと思います
先日 表紙については妄想を記事にしたので割愛しますが……
冬蝉は2連続鈴薪ですよね!
これは………
やっぱり………
薪さん(と鈴木さん)の恋を描こうとしているんですかねえ!!!???
って単に「鈴薪ウケがいいから」だけだったりしたらどうしよう……。
そんなわけで、レビューその1です!!!

ネタバレ注意↓
そろそろ頑張ってレビューしたいと思います
先日 表紙については妄想を記事にしたので割愛しますが……
冬蝉は2連続鈴薪ですよね!
これは………
やっぱり………
薪さん(と鈴木さん)の恋を描こうとしているんですかねえ!!!???
って単に「鈴薪ウケがいいから」だけだったりしたらどうしよう……。
そんなわけで、レビューその1です!!!

ネタバレ注意↓
「薪君 私はここで君に逮捕されるわけにはいかないのです」
世間に、JAXAに激震が走った。「すいせい2」の生みの親 牧野博士が死去し、その脳をプロジェクトマネージャーの住田教授が見ようとした事実が報道されたのだ。
合法か非合法か、どのような判断が下されるのか日本中が注目していた。
被曝事件の一人である細川教授もTVから放映されるニュースに注目していた。
被曝事故にあった7人で約束した日のことを思い出す
「生き長らえた者は先に逝った者の脳を見る」
涙を浮かべながら訴える住田冴子
「そうやって宇宙工学の発展に少しでも貢献していく事こそ、もはや余命の限られた私たちに残された最善の方法かと…」
その言葉に頷く一同。
そして……細川教授の通夜でみた冴子の腕のアザを思い出す細川教授。
冴子さん、まさかあんたまで……
その細川教授も、急な発熱で倒れてしまう。
マスコミの報道陣合戦も白熱するなか、住田夫妻は2人揃って地検に入ろうとしていた。
自ら腕のアザを見つめる冴子に住田が声をかける。
スーツの袖をひきおろしてそれを隠すと、冴子は自分を鼓舞するように「大丈夫 さあ いくわよ」と答えた。
その2人の様子をやはりTVの報道を介して見つめる薪と青木。
脳を見る事は牧野博士の遺言だったというのは本当か
何故このようなことを
「すいせい2」の打ち上げに影響は!?
教授、コメントをーー
口々に叫ぶ報道陣の声を背に地検に入る2人だったが、冴子がくるり、と振り返り
「何故?あなた今私に何故とおっしゃった?」
とその声に答えた。
その言葉に目を見開き注視する薪
「では何故私達は臓器移植を?」
とまどう報道陣。
「献体や臓器移植はケースにもよりますが死んだままそのまま荼毘に付され土くれに還るだけならばせめてその前に自分の体を人の役に立てたいーー立てて欲しい」
そういった思いから発展した素晴らしい制度で私達が高い医療技術などを享受できているのはそのおかげでもある、と滔々と語る冴子の言葉が日本中に報道される。
「ならば」
「何故 何故今脳だけが使われないのか?何故今だに脳だけは使ってはいけないのか」
「冴子さん…!」
たしなめるような住田教授の言葉に構わず、冴子は続ける
「同じように脳もまた後世のために役に立てるべきだとは思いませんか?」
「今回はしかも『故人』がそう望んだのです!!」
冴子はそうして『故人』の意思を継ぎ、その知識や情報を研究に活かした結果が、結晶が『すいせい2』なのだと熱っぽく語った
もし、私達2人の行いが間違いだと、非合法だと判断されたなら、その時はーー
「すいせい2の打ち上げも中止にすべきと!それが筋というものだと考えますが皆様いかがでしょう!!」
静まり返る報道陣。
薪も青木も絶句していた
「なんて事 できるわけない そんな」と独り言のようにつぶやく青木。
「宇宙センターではもう打ち上げの最終段階に入っているのに…」
むむむー!
冴子さん、ものすごい爆弾をぶっこんできましたねえ。
これは、すいせい2が注目を浴びていることや、日本の技術が誇られていることや、もろもろ計算に入れての熱弁ですよね。
この熱弁をふるっておけば、世論は自分たちの味方になり、有利な判決がくだるだろうという……。
「被疑者の年齢・社会的立場・境遇・情状を鑑みて『起訴猶予』といたします」
それは事実上の無罪放免と同じ判決だった。
2人ともに前科もなく社会的信用度や貢献度が高く、動機や状況が利己的な所ではなく、また家族も訴える意思がなく、共感する声が多いことなどから、今回の判決となった。
「2人の身柄はただちに解放とします」
検事の判決に喜ぶ住田夫妻とJAXA関係者。
その明るい様子に、薪がポツリと口を開いた
「…捜査は」
「人の『記憶』を見るというMRI捜査は」
「犯罪被害者 加害者の死因究明 犯罪解決のためだけに使われる物で決して逆の使い道」
「つまり 『個人』の情報を『得るため』『見せるため』にその命が奪われることになってはならない--」
薪の射るような視線が夫妻に注がれる
「たとえそれが『故人』の『遺言』であったとしても」
「たとえそれば世界唯一の探査機『すいせい2』の開発に必要であったとしても…!!」
たとえそれが尊敬する恩師であっても
「その一線は越えてはならない……」
「『故人』の『領域』を侵す『権利』は無い! 誰にも!どんな理由があっても!」
声を荒げる薪に、冴子は口早に反論する
「あなた私たちが有罪になるべきだというの?あなたの恩師でもある住田に実刑判決をうけさせたいの?」
「いいえ そうではありません」
「すいせい2打ち上げが中止になるべきだと?」
薪が怒りにまかせて机を強くたたく。
「そうやってこの問題を『すいせい2』の打ち上げにすりかえないで下さい!冴子先生!」
その剣幕に青くなる一同。
拳を震わせる薪を心配して近寄る青木。反して検事は「ひかえなさい、命令・令状に服従しない場合は間接侮辱罪に……」
と諌めようとするが……
「面白い!大した司法だな……」
検事の言葉を鼻で笑い、世論ばかり気にする判決を情けないとなじる。青ざめ、とりなそうとする青木だったが薪はさらにヒートアップしていく
「ダメです薪さん!この人総監じゃないんですよ!?」
「侮辱罪けっこう!!」
「結構じゃないですぅー!」
「何が大切で何が貴重かはここであなた方が決めることじゃない」
「落ち着いてください 薪さん!」
「誰であろうと人の『脳』記憶を侵す権利はない」
住田に詰め寄ろうとする薪を青木が間に入って止めるが、薪は構わずそのまま続けた
「わかってますか
あなたがやったことはこぶしに『探究心』という外ヅラを被せただけの『暴力』だ」
「あなた方がここで不起訴になれば必ず類似の事件が起きる」
「あいつだ つまみ出せ!」
検事によって呼ばれた警備員が薪を連れ出そうとその体を後ろから拘束した。
「薪さん!」
「そんなことは僕が『第九』の室長である間は許さないっ!」
拘束されながらもまだおさまらない薪の激昂だったがそのまま無理矢理連れて行かれてしまう。
冴子はぎゅっと自らのアザを隠すように、袖をひっぱり握りしめるのだった。

んで、時間軸なのですが彼らが捕まったのがお通夜明けの遺体の移動時?
おとといって言われてますから……
3/15 住田先生講演
(3/17に告別式の予定とあるので、お通夜はまあ15の夜か16の夜でしょうか?)
お通夜が終わった後、センターに半日保管されるはずだったので、15日お通夜の移動16日として、捕まったのも16日
一昨日に捕まったとあるので、判決は18日?
まだそこまでレビューがいってませんが、薪さんが拘留所で一晩すごしたんだからこの後19日??
細川教授が3日前の葬儀では元気、とあったのでやっぱお通夜は15〜16日でいいのかな。
整理しとかないと時間軸がよくわからなくなります。
それにしても、こんなに早く判決がでるもの?まあ裁判じゃないから出るものなのかな??
実は……
レビューが遅くなったは……
たきぎさんちのチャットが楽しすぎた………
というのもあるんですが………あと仕事が忙しい。
この「薪さんの言い分」と「冴子の言い分」について考えていたのもあるんです
薪さんは
「人の『記憶』を見るというMRI捜査は犯罪被害者 加害者の死因究明 犯罪解決のためだけに使われる物」
「その一線は越えてはならない」
というものの……
果たしてその一線は誰が決めたんでしょう??
なに、お前神?良い悪い、全部お前が決めんの、へー。と後藤化(3月のライオン)してしまうにゃんたろーでした。
このお話では、まだまだ第九のMRI捜査に反発がある時期です。
貝沼事件の傷跡も生々しく、人によっては「猫の死体を見た時のような」嫌な顔をする(5巻)ほどの時期です。
7巻のさきちゃん救出で世論の風向きが変わるものの、第九もまだ正式な機関ではありません。
まあ薪さんの反応も、だからこそなのかもしれないけど……。
そして実は薪さん自身も死んだ人の記憶を、秘密を見てきたことを全肯定しているわけではありません。
「犯罪捜査」という名目で何の断りもなく白日のもとに晒し続けてきた
その自分だけが死後も「秘密」を守り通す
そんな勝手がゆるされるのだろうか
と苦悩しています(4巻)
まあ、本当は人の脳の記憶を見る、というのは技術的に難しいそうですが、もし、もしですよ
本当にこういうことができるようになったら。
にゃんたろーは多分「なにもそこまでしなくても」と思うような気がするんです。
それこそそれは神の領域じゃないのか、と。
でも……
でもですよ?
すごくすごく大切な人が、もし何かで被害にあったとしたら。
なにがなんでも、MRI捜査をしてでも捕まえてほしいと思うでしょう。
7巻のように自分の娘(おらんけどな)を救うためなら、もっともっとそう思うでしょう。
人間っていうのはとても身勝手なもんです……。
そしてそう思うと冴子さんの
「なぜ脳だけは使ってはならないのか」という問いに
ちゃんと答えられる人はいないのではないでしょうか?
宇宙工学の発展のために命を懸けて研究してきた人にとって、脳を使ってほしいと思っても何の不思議もありません。
不幸な事故で志半ばで逝かなくてはならないならなおさら。
でも、後半に出てくる薪さんの言い分ももっともなんです。
「遺言なんていくらでも捏造できる だってもう死んでるんだから」
歯止めをかけないと、どんどん利用されてしまう。
うう〜〜〜ん、またこの答えのない問い………!!
清水先生の漫画は深いですな〜〜!!!
と、いうことで
「真面目か!!」
とツッコミたいレビューとなってしまいましたが………
後半は
薪しゃんの恋について………✨
萌えどころがいっぱいです(*^0^*)
じっくり語っていきたいと思います!!
レビューは続くよどこまでも………
世間に、JAXAに激震が走った。「すいせい2」の生みの親 牧野博士が死去し、その脳をプロジェクトマネージャーの住田教授が見ようとした事実が報道されたのだ。
合法か非合法か、どのような判断が下されるのか日本中が注目していた。
被曝事件の一人である細川教授もTVから放映されるニュースに注目していた。
被曝事故にあった7人で約束した日のことを思い出す
「生き長らえた者は先に逝った者の脳を見る」
涙を浮かべながら訴える住田冴子
「そうやって宇宙工学の発展に少しでも貢献していく事こそ、もはや余命の限られた私たちに残された最善の方法かと…」
その言葉に頷く一同。
そして……細川教授の通夜でみた冴子の腕のアザを思い出す細川教授。
冴子さん、まさかあんたまで……
その細川教授も、急な発熱で倒れてしまう。
マスコミの報道陣合戦も白熱するなか、住田夫妻は2人揃って地検に入ろうとしていた。
自ら腕のアザを見つめる冴子に住田が声をかける。
スーツの袖をひきおろしてそれを隠すと、冴子は自分を鼓舞するように「大丈夫 さあ いくわよ」と答えた。
その2人の様子をやはりTVの報道を介して見つめる薪と青木。
脳を見る事は牧野博士の遺言だったというのは本当か
何故このようなことを
「すいせい2」の打ち上げに影響は!?
教授、コメントをーー
口々に叫ぶ報道陣の声を背に地検に入る2人だったが、冴子がくるり、と振り返り
「何故?あなた今私に何故とおっしゃった?」
とその声に答えた。
その言葉に目を見開き注視する薪
「では何故私達は臓器移植を?」
とまどう報道陣。
「献体や臓器移植はケースにもよりますが死んだままそのまま荼毘に付され土くれに還るだけならばせめてその前に自分の体を人の役に立てたいーー立てて欲しい」
そういった思いから発展した素晴らしい制度で私達が高い医療技術などを享受できているのはそのおかげでもある、と滔々と語る冴子の言葉が日本中に報道される。
「ならば」
「何故 何故今脳だけが使われないのか?何故今だに脳だけは使ってはいけないのか」
「冴子さん…!」
たしなめるような住田教授の言葉に構わず、冴子は続ける
「同じように脳もまた後世のために役に立てるべきだとは思いませんか?」
「今回はしかも『故人』がそう望んだのです!!」
冴子はそうして『故人』の意思を継ぎ、その知識や情報を研究に活かした結果が、結晶が『すいせい2』なのだと熱っぽく語った
もし、私達2人の行いが間違いだと、非合法だと判断されたなら、その時はーー
「すいせい2の打ち上げも中止にすべきと!それが筋というものだと考えますが皆様いかがでしょう!!」
静まり返る報道陣。
薪も青木も絶句していた
「なんて事 できるわけない そんな」と独り言のようにつぶやく青木。
「宇宙センターではもう打ち上げの最終段階に入っているのに…」
むむむー!
冴子さん、ものすごい爆弾をぶっこんできましたねえ。
これは、すいせい2が注目を浴びていることや、日本の技術が誇られていることや、もろもろ計算に入れての熱弁ですよね。
この熱弁をふるっておけば、世論は自分たちの味方になり、有利な判決がくだるだろうという……。
「被疑者の年齢・社会的立場・境遇・情状を鑑みて『起訴猶予』といたします」
それは事実上の無罪放免と同じ判決だった。
2人ともに前科もなく社会的信用度や貢献度が高く、動機や状況が利己的な所ではなく、また家族も訴える意思がなく、共感する声が多いことなどから、今回の判決となった。
「2人の身柄はただちに解放とします」
検事の判決に喜ぶ住田夫妻とJAXA関係者。
その明るい様子に、薪がポツリと口を開いた
「…捜査は」
「人の『記憶』を見るというMRI捜査は」
「犯罪被害者 加害者の死因究明 犯罪解決のためだけに使われる物で決して逆の使い道」
「つまり 『個人』の情報を『得るため』『見せるため』にその命が奪われることになってはならない--」
薪の射るような視線が夫妻に注がれる
「たとえそれが『故人』の『遺言』であったとしても」
「たとえそれば世界唯一の探査機『すいせい2』の開発に必要であったとしても…!!」
たとえそれが尊敬する恩師であっても
「その一線は越えてはならない……」
「『故人』の『領域』を侵す『権利』は無い! 誰にも!どんな理由があっても!」
声を荒げる薪に、冴子は口早に反論する
「あなた私たちが有罪になるべきだというの?あなたの恩師でもある住田に実刑判決をうけさせたいの?」
「いいえ そうではありません」
「すいせい2打ち上げが中止になるべきだと?」
薪が怒りにまかせて机を強くたたく。
「そうやってこの問題を『すいせい2』の打ち上げにすりかえないで下さい!冴子先生!」
その剣幕に青くなる一同。
拳を震わせる薪を心配して近寄る青木。反して検事は「ひかえなさい、命令・令状に服従しない場合は間接侮辱罪に……」
と諌めようとするが……
「面白い!大した司法だな……」
検事の言葉を鼻で笑い、世論ばかり気にする判決を情けないとなじる。青ざめ、とりなそうとする青木だったが薪はさらにヒートアップしていく
「ダメです薪さん!この人総監じゃないんですよ!?」
「侮辱罪けっこう!!」
「結構じゃないですぅー!」
「何が大切で何が貴重かはここであなた方が決めることじゃない」
「落ち着いてください 薪さん!」
「誰であろうと人の『脳』記憶を侵す権利はない」
住田に詰め寄ろうとする薪を青木が間に入って止めるが、薪は構わずそのまま続けた
「わかってますか
あなたがやったことはこぶしに『探究心』という外ヅラを被せただけの『暴力』だ」
「あなた方がここで不起訴になれば必ず類似の事件が起きる」
「あいつだ つまみ出せ!」
検事によって呼ばれた警備員が薪を連れ出そうとその体を後ろから拘束した。
「薪さん!」
「そんなことは僕が『第九』の室長である間は許さないっ!」
拘束されながらもまだおさまらない薪の激昂だったがそのまま無理矢理連れて行かれてしまう。
冴子はぎゅっと自らのアザを隠すように、袖をひっぱり握りしめるのだった。

んで、時間軸なのですが彼らが捕まったのがお通夜明けの遺体の移動時?
おとといって言われてますから……
3/15 住田先生講演
(3/17に告別式の予定とあるので、お通夜はまあ15の夜か16の夜でしょうか?)
お通夜が終わった後、センターに半日保管されるはずだったので、15日お通夜の移動16日として、捕まったのも16日
一昨日に捕まったとあるので、判決は18日?
まだそこまでレビューがいってませんが、薪さんが拘留所で一晩すごしたんだからこの後19日??
細川教授が3日前の葬儀では元気、とあったのでやっぱお通夜は15〜16日でいいのかな。
整理しとかないと時間軸がよくわからなくなります。
それにしても、こんなに早く判決がでるもの?まあ裁判じゃないから出るものなのかな??
実は……
レビューが遅くなったは……
たきぎさんちのチャットが楽しすぎた………
というのもあるんですが………あと仕事が忙しい。
この「薪さんの言い分」と「冴子の言い分」について考えていたのもあるんです
薪さんは
「人の『記憶』を見るというMRI捜査は犯罪被害者 加害者の死因究明 犯罪解決のためだけに使われる物」
「その一線は越えてはならない」
というものの……
果たしてその一線は誰が決めたんでしょう??
なに、お前神?良い悪い、全部お前が決めんの、へー。と後藤化(3月のライオン)してしまうにゃんたろーでした。
このお話では、まだまだ第九のMRI捜査に反発がある時期です。
貝沼事件の傷跡も生々しく、人によっては「猫の死体を見た時のような」嫌な顔をする(5巻)ほどの時期です。
7巻のさきちゃん救出で世論の風向きが変わるものの、第九もまだ正式な機関ではありません。
まあ薪さんの反応も、だからこそなのかもしれないけど……。
そして実は薪さん自身も死んだ人の記憶を、秘密を見てきたことを全肯定しているわけではありません。
「犯罪捜査」という名目で何の断りもなく白日のもとに晒し続けてきた
その自分だけが死後も「秘密」を守り通す
そんな勝手がゆるされるのだろうか
と苦悩しています(4巻)
まあ、本当は人の脳の記憶を見る、というのは技術的に難しいそうですが、もし、もしですよ
本当にこういうことができるようになったら。
にゃんたろーは多分「なにもそこまでしなくても」と思うような気がするんです。
それこそそれは神の領域じゃないのか、と。
でも……
でもですよ?
すごくすごく大切な人が、もし何かで被害にあったとしたら。
なにがなんでも、MRI捜査をしてでも捕まえてほしいと思うでしょう。
7巻のように自分の娘(おらんけどな)を救うためなら、もっともっとそう思うでしょう。
人間っていうのはとても身勝手なもんです……。
そしてそう思うと冴子さんの
「なぜ脳だけは使ってはならないのか」という問いに
ちゃんと答えられる人はいないのではないでしょうか?
宇宙工学の発展のために命を懸けて研究してきた人にとって、脳を使ってほしいと思っても何の不思議もありません。
不幸な事故で志半ばで逝かなくてはならないならなおさら。
でも、後半に出てくる薪さんの言い分ももっともなんです。
「遺言なんていくらでも捏造できる だってもう死んでるんだから」
歯止めをかけないと、どんどん利用されてしまう。
うう〜〜〜ん、またこの答えのない問い………!!
清水先生の漫画は深いですな〜〜!!!
と、いうことで
「真面目か!!」
とツッコミたいレビューとなってしまいましたが………
後半は
薪しゃんの恋について………✨
萌えどころがいっぱいです(*^0^*)
じっくり語っていきたいと思います!!
レビューは続くよどこまでも………
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