秘密 トップ・シークレット 2010 The Last Supper 最後の晩餐プロローグ(9巻)

STORY
第九の情報漏洩は内部の仕業だった……!?
薪の車に爆弾が仕掛けられ、その命が脅かされる。

それは「あの世」からの警告なのか。

最後の事件の幕が上がる。


9巻プロローグ 見所 秘密 トップ・シークレット



2062年5月 母親が来月姉夫婦の子どもの顔を見に上京し、しばらく滞在する予定なので、雪子を紹介することになった青木。

12歳年上であることと死体をみる監察医であることに少し引け目を感じる雪子。
「雪子さんなら大丈夫。絶対気に入ります!」という青木。
その顔を洗って髪をおろした青木の姿に、雪子は鈴木の面影を見てしまう。


このシーンで鈴木さんが「雪子なら大丈夫!!絶対気にいるから 難しいけどすごくいい奴だから「薪」ってんだ」って言ってます。
これを読んで、鈴木さんは薪さんを「すごくいい奴」だと思ってたんだなーと……
彼はやっぱり薪さんのわかりにくいけど稀有な優しさに気がついていたんですね。きっと。
(だって、ジェネシスの話だけだったらすごくいい奴だとはちょっと思えないですよねえ??)

そして薪さんに雪子さんを気に入ってもらいたかった……の……かな……?やっぱり。
残念でしたね……

雪子さんは青木くんが髪を下ろした姿をみて鈴木さんを思い出して真っ赤になります。
そうそう!これ!これをみると、雪子さんは本当に鈴木さんに恋をしていたんだなって思います。
こういう熱が薪さんに対しては全く見受けられないんですよねー。だから「つよし君が好きだったの」とか言われてもあんま説得力がないんだよねー。



先日の第九の情報漏洩事件の侵入経路を調べ上げた宇野。
外部からの侵入の形跡はなく、警察内部の者の犯行ということがわかった。
岡部は「通常は長官といえど独断で捜査内容の閲覧をする事は禁じられている」はずだと驚く。

宇野の調べによると2回侵入されており、しかもその何者かは、一度目は侵入に失敗していた。
「…何故だと思いますか 薪さん」
「古かったんです パスワードが」
「今の第九メンバーが入る前のパスワードが使われたからです。」

「鈴木さん達がまだ生きていた頃の」



宇野さんの「しかも…面白い…奇妙なことに」という言い直しのセリフに、宇野さんの性格がうかがえますね!
割と好奇心旺盛な人なのかもしれない。仕事できるコ!宇野さん!


宇野の報告をきいた薪は「ある事実」を確認しようと車のキーを持って出かけようとする。
岡部は声もまともに聞こえてない状態の薪を心配し、車の運転を申し出るが「私用だ ついてくるな!」と拒まれる。
その頑なな様子に「なんで俺がいつも黙ってあんたの言う事に従ってると思ってるんです…!あんた俺に自分の部下を信じろといいましたよね?そのあんたがどうして俺に何も」と怒鳴って薪を止めようとするが、薪はその口を手で塞ぎーー

「車に細工されてる」

車の違和感に気付いたその時

岡部はとっさに薪の手を掴み車から離れると同時に、車は爆発し大破したーー!


岡部さんに怒られる薪さん……!レア!いいですねー。何度も言っちゃいますが、岡薪コンビ大好き!
岡部さんの壁ドンならぬ「車バン」と薪さんの小さい手での口塞ぎが萌えます。


知らせをうけて病院に駆けつける青木。
薪も岡部も軽傷ですみ、薪は安定剤で眠っていた。

薪は以前から脅迫や脅しの対象になっていると聞いてはいたものの、車に爆弾という過激な手段に驚き、病院に付き添っていた今井に「車の爆破は情報漏洩事件と関係があるのか」と問う青木。

目覚めた薪は「今回の場合は自分の「脳」つまり「秘密」ごと抹殺したい一派」だろうと告げる
「にしては稚拙だったからこれは単なる警告ーー挨拶だったのかもしれない」

「あの世から「帰ってきたぞ」という」

そして薪は「滝沢幹生」の存在を確認しに、精神病院を訪れた……


今井さん、かっこいい。
第九で一番モテるというのも納得です。スマートですな。
にゃんたろーも最初読んだ時、「何このハリウッド俳優みたいな人」って思いました。今井さんの飲みかけの水?をぐいーっと一気飲みしちゃう薪さん。意外とそういうのには無頓着なんだね。

病院を訪れた薪さんが「お前をのしていくこともできた」っていうの、うーん、岡部さんは無理そうだけど青木くんならのせそうではある……。頑張れ青木!

あとコマの構図がとっても3Dで、女性でこんなに立体的な絵を描ける漫画家さんってすごく少ないんじゃないかなー。
カメラワークがあおりだったり俯瞰だったりと自由自在に動く……!!

画力があるってこういうことを言うんだな……うん……………。

挿入されてくる殺害現場の絵がとても不気味で、それだけで胸の苦しくなる9巻です。





スポンサーサイト

コメント

Secret

Re: No title

そうですね!私が岡部さんが大好きになったのはこのお話がやっぱり大きいです。
「岡部の持つ美徳の全てが今は邪魔になる」のところでいつも泣いてしまいます。
(もちっと後ですが)

薪さんと雪子さんは鈴木さんを通じて絆があって、だからこそ嫌いだったり、気になったり、反発したり、心配したりと不思議な関係だけど繋がっているのですよね。

本当にこの巻からラストまで悲惨で〜〜!!
何度読んでもずーんと胃が痛くなりそうですよ〜!

No title

この巻からラストまでは青木と薪さんの関係もですが岡部さんと薪さんの関係もいいなあと思うシーン満載ですよね。薪さんの相変わらず岡部さん必死なのに言うこと聞かずに意識が他いってるとことか(笑)。

鈴木さんの薪さんに対しての「すごくいいやつ」もグッときました(二人がうまくいかなかったのは残念だったけど鈴木さん喪った悲しみを共有できる人がいたのは良かったのかも。一人で自暴自棄にならずにすむし…)。

ここから段々悲惨ですよね…思い出しますね色々…。楽しみにお待ちしてます。
プロフィール

ねこじゃらしにゃんたろー

Author:ねこじゃらしにゃんたろー
こんにちは
にゃんたろーです!

清水玲子さんの「秘密」についてのレビューを書き散らかします。
ネタバレばかりです。要注意です。

拍手のお礼コメントまとめはコチラです

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
HNNカウンター
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR