MELODY 2019 4月号 秘密 悪戯 act3 その1
みなさま、お久しぶりです!
先日、粟田さんが東京に遊びにいらして東京組とのオフ会をしたのがつい昨日のことのようなのですが……
あっという間に4月も後半に入ってきてしまって、メロディが近づいてまいりましたよ〜
4月は27日の発売です!!
(オフ会の様子は粟田さんがとても細かく記事にしてくださってるのでぜひそちらを……。
とても楽しい2日間でしたよ!)
ということで恒例となりつつありますが、おさらい会としてレビューを!
にゃんたろーの怒り(え)と共にお届けしたいと思います。
2回に分けるつもりー

先日、粟田さんが東京に遊びにいらして東京組とのオフ会をしたのがつい昨日のことのようなのですが……
あっという間に4月も後半に入ってきてしまって、メロディが近づいてまいりましたよ〜
4月は27日の発売です!!
(オフ会の様子は粟田さんがとても細かく記事にしてくださってるのでぜひそちらを……。
とても楽しい2日間でしたよ!)
ということで恒例となりつつありますが、おさらい会としてレビューを!
にゃんたろーの怒り(え)と共にお届けしたいと思います。
2回に分けるつもりー

古びた公衆トイレに閉じ込められた少女。目と口をガムテープで塞がれ、扉を叩いて助けを呼ぶ音が虚しく響くが……
2068年5月
須田光の映像を見ながら
「この少年は典型的なサイコパス しかも最も危険な反社会的かつ暴力的である可能性が考えられます」
という神原医師と呼ばれる女性。
「一刻も早く他の子供との接触を絶ち臨床心理士の保護下におくことを」
しかし、光は里親制度で里子になることが決まっていた。
全ては疑いの域を出ておらず、彼もまた守られるべき子供であるという関係者だが神原は厳しく反対した。
死人が出るわよ、と警告する神原。
身柄拘束をしたほうがいい、私はちゃんと忠告したわよと言い、場を去ろうとするが……
「実はこの非公式の『MRI』を敢えて臨床心理士でもあり、小学校のスクールカウンセラーでもある医師にお見せしたのは……」
「……………何ですって?」
神原に告げられたのはーー
ただ映像を見ただけでサイコパスである、と判断したりするものなのかなあ?
なんだかちょっと強引な気もする……
けど、光の生い立ちや経緯を考えると、普通の子供と同じように扱うのはどーなの、とも思います。
ましてやあんな事件続きで、のほほんと構えているのは……ほんとどーなの、です。
確かに10歳の子供だから難しいのかもしれないけど、なんとかできないものなのかな。
不思議だ。
青木は福岡の面会場所で光を待っていた。
少し光は遅れているということで資料に目を通して光と話した病院での様子を思い返す青木。
里子の話を家族にしたときに、舞や母も前向きに考えてくれていたことを思い返し
決心したように、ぐっと拳を握る。
「よしっ」
「他に方法がなかったとはいえ、光の父親を俺がこの手で奪った事ーーその結果光が今養護施設にいる事 その総てが今こうしてここに繋がっているのだ こうなったのはこれはもう運命だ! 舞も母さんも協力的な今こそ光を里子として迎え入れよう!」
「って決心したガッツポーズだな」
と、青木の拳を指差した人物ーー
はるか東京にいるはずの、薪だった。
驚きに口を開けたままの青木を尻目に、薪はパソコンを用意し、光と会う前にMRIを見ておけと言う。
「あっ、夢なのかあ コレ」
すかさず青木の横っ面を引っ叩く薪
「目が覚めたか」
ようやく薪が現実にいると理解する青木。
光と付き添いの職員は足止めしておいたと言う薪に、どうやって?と問う青木。
実は薪は職員のカバンにクスリに見える小道具を忍ばせておいたのだ。
足止めを食らう付き添いの女性。
光はこのまま足止めされることを恐れ、1人でその場から逃げ出した。
青木の問いに目を逸らす薪。
何か良心に背くことをしましたね?と問い詰める青木に、イライラを爆発させる。
「しのごの言わずにこのMRIをみろ!」
今までに光の関与が疑われる事件のMRIを流し、他の事件への関与も疑われることを話し、
「光の里親になるべきかどうかもう一度よく考えろ」
「そんな大事なことを軽々に決めて舞ちゃんや家庭を危険に晒すな!」
そう怒鳴る薪の顔を青木はまじまじと見つめて
「……え?そのためにわざわざ福岡までいらしたんですか?お仕事ではなくオレと舞のためにわざわざ?」
その問いに薪は
「青木が私生活で誰の里親になろうが自由だ
口を出す権利もないし口を出すつもりもない
ただ
ただ僕が……」
自分のために犠牲になった人々を思い出し、顔を覆う薪。
青木の姉夫婦
鈴木
天地
滝沢
流れた たくさんの血をーー
「堪えられないんだ 僕が もう」
その手首をそっととり、青木は薪の顔を覗き込んだ
「大丈夫」
「大丈夫ですよ 薪さん オレは死にませんから 死んでいなくなったりしませんから 信じてくださいオレの言うことは本当になりますよ」
薪もあのとき、すぐにでも死にたそうだったのに
鈴木のところへ行かず
今、ここにいる
「今2人とも生きているでしょう」
その青木の言葉を聞きながら、見つめ返す薪。

ふううう………
このシーンだけだったら
何だかふわー!!ってなったかもしれないんだけど……
この後がね……
や、って言うか青木くん
ほんと軽々すぎんか。
いやこれを言ってしまうと青木くんのキャラが変わってしまうのかもしれないんだけど
あんな目に遭ってしまった人が
その忘れ形見である舞ちゃんを危険に晒すようなことを
あんな何も深く考えずに実行しちゃうのが
にゃんたろーはどーにも違和感です。
少なくとも光がとても特殊な考え方をする両親の元に生まれ育って
特殊な考え方をして他人を支配したがる性格を持ってるってことは知っているはず
(『増殖』のラストあたりで)
そんな子を『子供』であるって言うだけで天使だとかいって
舞ちゃんと一緒に暮らすって決める??
いやどうも違和感です。
薪さんに、自分のせいで犠牲になってきた人の記憶が刻まれているように
青木くんにも自分のせいで犠牲になった姉夫婦の記憶が刻まれているのでは……
いや、刻まれていないとやばいのでは。
もし刻まれていなかったら青木くんの方がサイコパスですよ……??
その恐怖はそんなに軽々と無くなるものではないのでは……??
ま、というのはおいておいて(お話進まないからね……)
薪さんの、青木くんと舞ちゃんを思う気持ちには胸が熱かったよ……。
本当に、もう二度と誰にも血を流して欲しくないんだよね。
あ、その気持ちに胸が熱かったというよりは
その気持ちを青木くんに言えたことに、胸が熱かったです。
速報の時も言いましたがここに滝沢入ってるのにいつも違和感ですけど。
そしてとうとうずっと言いたかった(のであろう)
「オレは死にましぇ〜〜ん!」
を言えた……
青木くんですが。
どの口が!
そういうこといえるんでしょうね?
うっかり何度か死にかけてますよね??
人はうっかり死にますからね?自分だけ死なないとか無いからね??
薪さんいなかったら青木くん何回か死んでるからね??
ーーーなんてちょっとイラっとしたにゃんたろーですが。
薪さんはそういうことをスルっと言えちゃう青木くんが好きなんだろうな。
たとえそうでなくても、あまり考えずにそういうことを口に出して
自分を安心させようとしてくれる青木くんが
好きなんだろうなあ……
自分はそういうことが出来ないから。
いつも考えすぎて口を噤んでしまうから。
青木のそういう善良さが眩しいから。
それはわかるんですけどねー。
そして青木くんも
薪さんの心配でたまらない気持ちを受け取っての、言葉だったんだろうなって思うんです。
それはわかるんですよ(2回目)
というわけで、後半に続く!!
後半はメロディ発売までにはアップしま〜す
あ、そしてなんか
薪さんが
「舞ちゃん」って呼ぶの、なんか萌えませんか。
薪さんが今まで「ちゃん」呼びする人っていなかったですよね。なんか可愛。
2068年5月
須田光の映像を見ながら
「この少年は典型的なサイコパス しかも最も危険な反社会的かつ暴力的である可能性が考えられます」
という神原医師と呼ばれる女性。
「一刻も早く他の子供との接触を絶ち臨床心理士の保護下におくことを」
しかし、光は里親制度で里子になることが決まっていた。
全ては疑いの域を出ておらず、彼もまた守られるべき子供であるという関係者だが神原は厳しく反対した。
死人が出るわよ、と警告する神原。
身柄拘束をしたほうがいい、私はちゃんと忠告したわよと言い、場を去ろうとするが……
「実はこの非公式の『MRI』を敢えて臨床心理士でもあり、小学校のスクールカウンセラーでもある医師にお見せしたのは……」
「……………何ですって?」
神原に告げられたのはーー
ただ映像を見ただけでサイコパスである、と判断したりするものなのかなあ?
なんだかちょっと強引な気もする……
けど、光の生い立ちや経緯を考えると、普通の子供と同じように扱うのはどーなの、とも思います。
ましてやあんな事件続きで、のほほんと構えているのは……ほんとどーなの、です。
確かに10歳の子供だから難しいのかもしれないけど、なんとかできないものなのかな。
不思議だ。
青木は福岡の面会場所で光を待っていた。
少し光は遅れているということで資料に目を通して光と話した病院での様子を思い返す青木。
里子の話を家族にしたときに、舞や母も前向きに考えてくれていたことを思い返し
決心したように、ぐっと拳を握る。
「よしっ」
「他に方法がなかったとはいえ、光の父親を俺がこの手で奪った事ーーその結果光が今養護施設にいる事 その総てが今こうしてここに繋がっているのだ こうなったのはこれはもう運命だ! 舞も母さんも協力的な今こそ光を里子として迎え入れよう!」
「って決心したガッツポーズだな」
と、青木の拳を指差した人物ーー
はるか東京にいるはずの、薪だった。
驚きに口を開けたままの青木を尻目に、薪はパソコンを用意し、光と会う前にMRIを見ておけと言う。
「あっ、夢なのかあ コレ」
すかさず青木の横っ面を引っ叩く薪
「目が覚めたか」
ようやく薪が現実にいると理解する青木。
光と付き添いの職員は足止めしておいたと言う薪に、どうやって?と問う青木。
実は薪は職員のカバンにクスリに見える小道具を忍ばせておいたのだ。
足止めを食らう付き添いの女性。
光はこのまま足止めされることを恐れ、1人でその場から逃げ出した。
青木の問いに目を逸らす薪。
何か良心に背くことをしましたね?と問い詰める青木に、イライラを爆発させる。
「しのごの言わずにこのMRIをみろ!」
今までに光の関与が疑われる事件のMRIを流し、他の事件への関与も疑われることを話し、
「光の里親になるべきかどうかもう一度よく考えろ」
「そんな大事なことを軽々に決めて舞ちゃんや家庭を危険に晒すな!」
そう怒鳴る薪の顔を青木はまじまじと見つめて
「……え?そのためにわざわざ福岡までいらしたんですか?お仕事ではなくオレと舞のためにわざわざ?」
その問いに薪は
「青木が私生活で誰の里親になろうが自由だ
口を出す権利もないし口を出すつもりもない
ただ
ただ僕が……」
自分のために犠牲になった人々を思い出し、顔を覆う薪。
青木の姉夫婦
鈴木
天地
滝沢
流れた たくさんの血をーー
「堪えられないんだ 僕が もう」
その手首をそっととり、青木は薪の顔を覗き込んだ
「大丈夫」
「大丈夫ですよ 薪さん オレは死にませんから 死んでいなくなったりしませんから 信じてくださいオレの言うことは本当になりますよ」
薪もあのとき、すぐにでも死にたそうだったのに
鈴木のところへ行かず
今、ここにいる
「今2人とも生きているでしょう」
その青木の言葉を聞きながら、見つめ返す薪。

ふううう………
このシーンだけだったら
何だかふわー!!ってなったかもしれないんだけど……
この後がね……
や、って言うか青木くん
ほんと軽々すぎんか。
いやこれを言ってしまうと青木くんのキャラが変わってしまうのかもしれないんだけど
あんな目に遭ってしまった人が
その忘れ形見である舞ちゃんを危険に晒すようなことを
あんな何も深く考えずに実行しちゃうのが
にゃんたろーはどーにも違和感です。
少なくとも光がとても特殊な考え方をする両親の元に生まれ育って
特殊な考え方をして他人を支配したがる性格を持ってるってことは知っているはず
(『増殖』のラストあたりで)
そんな子を『子供』であるって言うだけで天使だとかいって
舞ちゃんと一緒に暮らすって決める??
いやどうも違和感です。
薪さんに、自分のせいで犠牲になってきた人の記憶が刻まれているように
青木くんにも自分のせいで犠牲になった姉夫婦の記憶が刻まれているのでは……
いや、刻まれていないとやばいのでは。
もし刻まれていなかったら青木くんの方がサイコパスですよ……??
その恐怖はそんなに軽々と無くなるものではないのでは……??
ま、というのはおいておいて(お話進まないからね……)
薪さんの、青木くんと舞ちゃんを思う気持ちには胸が熱かったよ……。
本当に、もう二度と誰にも血を流して欲しくないんだよね。
あ、その気持ちに胸が熱かったというよりは
その気持ちを青木くんに言えたことに、胸が熱かったです。
速報の時も言いましたがここに滝沢入ってるのにいつも違和感ですけど。
そしてとうとうずっと言いたかった(のであろう)
「オレは死にましぇ〜〜ん!」
を言えた……
青木くんですが。
どの口が!
そういうこといえるんでしょうね?
うっかり何度か死にかけてますよね??
人はうっかり死にますからね?自分だけ死なないとか無いからね??
薪さんいなかったら青木くん何回か死んでるからね??
ーーーなんてちょっとイラっとしたにゃんたろーですが。
薪さんはそういうことをスルっと言えちゃう青木くんが好きなんだろうな。
たとえそうでなくても、あまり考えずにそういうことを口に出して
自分を安心させようとしてくれる青木くんが
好きなんだろうなあ……
自分はそういうことが出来ないから。
いつも考えすぎて口を噤んでしまうから。
青木のそういう善良さが眩しいから。
それはわかるんですけどねー。
そして青木くんも
薪さんの心配でたまらない気持ちを受け取っての、言葉だったんだろうなって思うんです。
それはわかるんですよ(2回目)
というわけで、後半に続く!!
後半はメロディ発売までにはアップしま〜す
あ、そしてなんか
薪さんが
「舞ちゃん」って呼ぶの、なんか萌えませんか。
薪さんが今まで「ちゃん」呼びする人っていなかったですよね。なんか可愛。
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