秘密 トップ・シークレット 2010 END GAME (12巻) レビュー2
STORY
薪の処遇が決まった。
ニューヨークに渡り、「MRI開発国際プロジェクト」に参加することとなった薪。
事件後、青木は一度も薪に会えずにいた。
「いくら薪さんでもこれはない」
薪の渡米の日、青木は岡部に頼みこみ、空港への送迎を代わってもらうーー。

いっつも思うんですが、清水先生はこの青木くんのアングルみたいなのも資料写真なしで描かれるんでしょうか?
すげえな………。
青木はカフェで雪子と話をしていた。
薪はアメリカ・ニューヨークの「MRI開発国際プロジェクト」に参加することになった。
警察内部では薪の辞表は保留にされたものの、多くの秘密を知る薪を手放すわけにもいかず、かといって昇格も左遷もできず、苦肉の策でようやく出した人事移動だった。
「結局薪さんがいつもそうやって総ての責任を背負わされる…」
と頭を抱える青木。
全然第九にも顔を出さず一度も会えていないと愚痴る青木をみて雪子は笑いを漏らす。
そして青木からの婚約指輪を取り出し、「持ってていい?」と聞く。
「私ね つよし君が好きだったの」
青木の脳裏に雪子が薪を見つめる姿が蘇る
「知ってました」
青木のプロポーズを受けたのは、半分薪へのあてつけもあったのだと謝る雪子。しかし、今は鈴木に似ているからでも薪も関係なく、総てに誠実に考える青木が好きになったという。
「私たち一番最初からやり直しましょう」
だから「つよし君が好きだった」には説得力がないですって。
でも、青木くんが好きになった、というのはわかる。
雪子さんの鈴木さん/青木くんへの気持ちの変化は、実はそのまま薪さんの気持ちの変化をなぞっているんじゃないかなって思う。だから薪×雪子は存在の二重構造なんだとおもう。
雪子の言葉にぼーっとなったまま、第九に戻る青木。
小池と曽我が慌てて詰め寄ってくる
「薪さんだよ!薪さんが私物取りに来たんだよ!」
駐車場にいるかもという小池の言葉を背中でききながら走る青木。
薪を乗せた車を認めるがそのまま走り去っていてしまうーー。
薪は、鈴木の破損された脳データを雪子に返して欲しいと今井に言付け、それだけを残し青木の前から姿を消したのだった。
青木は自宅で姪っ子の舞を抱きしめながらつぶやいた。
「死ぬかと思ったのに あの時 ああ これでもう二度と舞には会えないかもしれないと思ったのに」
「それでも良いとすら思ったのに」
「これは無い いくら薪さんでも これは無いよな?舞」
オレは死にませんから(7巻)、とかいいつつすぐ「それでも良い」とか「薪さんと心中ならいい」(1巻)とかいっちゃう青木くん……
どっちなんだよ君は。けっこう諦めがいいんだよね……困りますよ。そんなんじゃ。
そして、レビューのためのイラスト、どのシーンにしようか悩んでて気がついたんですが、このシーン舞ちゃんを抱きしめながら、薪さんを抱きしめた時のこと思い出してたんですね!!
なんか青木くんは時々舞ちゃんと薪さんを同系列に並べてるときがある………!!(エピローグとか)
薪がニューヨークに発つ当日。
時間より早い迎えを訝しく思う薪。
ホテルのドアスコープから来訪者を確認するがそこには……
「薪さん おはようございます」
「青木です 成田空港までの送迎役を岡部さんに頼んで代わってもらいました」
青木の姿に驚き、青ざめて扉を開ける薪。
「やっぱお嫌いですよね 薪さんはこーいうサプライズ……」
薪さんの後頭部が逆立ってる!
シャー!って猫みたいになってる!
薪は電話をいれるが恐れをなした岡部は電話に出ない。
「薪さん なんで俺を避けるんですか」
「別に避けてない 泣き虫の大男が嫌なだけだ」
青木は「泣き虫ってことなら薪さんだってけっこう」といいかけて平手打ちをくらう。
その避けっぷりがかえって怪しいですよ。薪さん!
そして青木の頬に残る薪さんの手形の小ささよ。
今日は薪に謝ることがあるという青木だったが、薪は「バックミラーばかり見るな!ヘリの二の舞はゴメンだ」と怒鳴る。
よく覚えてますねって、あんな経験忘れられないでしょう!!
青木くんどんだけすっとぼけてんの!??
謝罪したいことというのは、カニバリズム事件を見た、報告書だって書けるとトイレで訴えたのは…と言いかける言葉をさえぎり
「ああ 知ってた」
「おまえ本当は事件なんてろくに見てなかったよな」
という薪に驚き、運転中にもかかわらず後ろを振り返る青木。
「前見ろ 前!どっか止めろーっ」
「もしおまえが本当にカニバリズム事件を見ていたとしたら 3月に一家連続惨殺事件を担当した時に気がついたはずだ」という薪。薪がその時に気がついたように。
なのに気がつかなかったということは「見ていない」ということだ。
謝り、所在無げに身体を縮める青木に「後先考えないおまえのハッタリはいつもの事だ」と冷静に返す薪。
車から窓の外を眺め「もう懐いたのか」という
窓の外に見知らぬ夫婦が赤ん坊と戯れている姿をみて、舞のことだと理解する青木。
すっかり懐いたと言う青木に笑みをもらし
「ちゃんと報告はしたのか?」と続ける
姉夫婦に事件の報告だと思い至り、月命日に報告できたことと、薪がなんども墓に手を合わせに来てくれたことへの礼をいう青木。
その姿をみて、薪は……
毎日後悔しない筈はない 自分を責めない筈はない
仕事をそして僕をのろう気持ちがまったくないわけではない筈なのに
この男はいつも
いつもいつも
自分を見つめる薪の視線をとらえて、にっこりと微笑み返す青木。
薪はその微笑みに、車から降りて歩き出す。青木もその後を追った。
青木くんって、鈴木さんにも似てるけど、薪さんのお父さんの俊さんにも似ているよね。きっと。(性格が)
そのあたりも薪さんのツボだったのではないかと思います。
そこは以前、飲み会の帰りになにもいわず青木の隣に座ってくれた、あの公園だった。
同じベンチに腰掛けて青木を見上げる薪。
「雪子さんから連絡があった」
「鈴木のデータを供養したって。ようやく克洋くんの死を受け入れられる そういってた」と。
「青木、おまえ結婚しろ」
「雪子さんと結婚して家庭を持って…自分の子供を持て」
きっと青木なら舞と分け隔てなく愛することができる。
第九の人間が家庭を持つことが憚られたり命や私生活を犠牲にするような機関ではいけない。そんなことは鈴木や自分の時代で終わりにしなければ、という薪。
「一度は警察を辞めようかとも思ったが残るからには」
「組織を変えられるだけの役職に就いて第九が捜査員の安全と家庭と共に発展していけるように尽力する」
「だから 青木だから」
そんな薪の言葉に青木は胸を詰まらせる
この人は誰よりも自分が「欲している」「望んでいる」事に気がつきもしないで「それ」を人に与えようとしている
自らを犠牲にして いつもいつも 一人で「孤独」に戦って
「それは……命令ですか……」
「いいや」
「願いだ」
涙をこらえる青木
「あなたがいつもそうやって我慢しているから、だからオレ達も…言っちゃいけないって思うじゃあないですか………っ」
「行かないでくださいって」
「どこにも行かないでずっと第九にいて下さいって ずっと第九にいて欲しいですって言っちゃいけないって…」
「薪さんさえいてくれたらって……」
泣きながら座り込む青木はただ「すみません」と繰り返した。
薪は慰めようと伸ばした手で肩に触れることもせず、ただ青木の姿を見つめていたーー。
…………触らない薪さん!!
こんなとこでも我慢してしまうの!?もうぎゅーーーっとやっちゃってくださいよ!!
(こういうところ、トコトン薪さんらしい……)
第九では空港へ向かっているはずの青木と薪を心配していた。
山本の青木さんが薪さんを拉致して逃避行などしてないといいですねという言葉に青ざめ、メールを送る面々。
成田へと向かう車中で、青木は次々とメールが入る携帯を「運転中だからメールを見てもらえますか」と薪に渡すが薪は「迷惑メールだった」と岡部や宇野たちからのメールを削除する。
少しずつ成田空港へ近づいていく。
ずっと黙っていた薪が口を開く
「青木」
「青木…」
涙をこらえて、ひたすら前をみて運転する青木。
「すいません」
「オレ今しゃべるとまたヤバいんで…」
成田についても薪を見ようとせず、うつむく姿に薪はその顔を覗き込む。
「……え?」
薪の小さな声に青木は「薪さん 今 なんて…」
薪はそのまま、車を降り、空港の雑踏に紛れ込んで行く
「薪さん…!」
青木
いそがなくていい
待っているからーーー
薪はニューヨークでの「MRI開発国際プロジェクト」で多大な功績を残し、3年後の2065年警視長となり帰国。
警察庁科学警察研究所 所長に着任する。
第九は2064年解体され全国展開が始動。
旧第九のメンバーはそれぞれ室長として就任し各管区で発生する凶悪事件、難事件に現在もあたっている。

「しばらくそちらには行けない」のあと、薪さんどうしたんだろうと思ってたんだけど、気を失っちゃったんだというのがこのカットでわかったのでした。
いや、あんな愛の告白みたいなのされて、抱きしめられて、意識あって離れないといけなかったんだったらすっごい恥ずかしそうだなって思っていたもので……
今井さんが近畿で、それゆえ京大出身?という噂が立ったのかしら……
岡部さんは関東のままで、だから帰ってきた薪さんとまたお仕事してますね(役得ですよね)
しかしまあ、たった3年で帰って来ちゃうし、メールのやりとりとかもしてるし意外と交流があってホッとしました。
そして、青木くんの脳内映像、薪さんがちょっと男らしくないですか?
鈴木さんビジョンに比べると明らかに……!!
やはりこれは上司で年上で仕事で尊敬して第九に来たっていう青木くんの気持ちが反映してるのかな?
……本編レビューはこれで終わりでございます
(あとエピローグがあるけど。続いて更新しますけれど。)
うわー、終わってしまった!ちょっと感慨深い。
おつきあい頂きましてありがとうございました!
薪の処遇が決まった。
ニューヨークに渡り、「MRI開発国際プロジェクト」に参加することとなった薪。
事件後、青木は一度も薪に会えずにいた。
「いくら薪さんでもこれはない」
薪の渡米の日、青木は岡部に頼みこみ、空港への送迎を代わってもらうーー。

いっつも思うんですが、清水先生はこの青木くんのアングルみたいなのも資料写真なしで描かれるんでしょうか?
すげえな………。
青木はカフェで雪子と話をしていた。
薪はアメリカ・ニューヨークの「MRI開発国際プロジェクト」に参加することになった。
警察内部では薪の辞表は保留にされたものの、多くの秘密を知る薪を手放すわけにもいかず、かといって昇格も左遷もできず、苦肉の策でようやく出した人事移動だった。
「結局薪さんがいつもそうやって総ての責任を背負わされる…」
と頭を抱える青木。
全然第九にも顔を出さず一度も会えていないと愚痴る青木をみて雪子は笑いを漏らす。
そして青木からの婚約指輪を取り出し、「持ってていい?」と聞く。
「私ね つよし君が好きだったの」
青木の脳裏に雪子が薪を見つめる姿が蘇る
「知ってました」
青木のプロポーズを受けたのは、半分薪へのあてつけもあったのだと謝る雪子。しかし、今は鈴木に似ているからでも薪も関係なく、総てに誠実に考える青木が好きになったという。
「私たち一番最初からやり直しましょう」
だから「つよし君が好きだった」には説得力がないですって。
でも、青木くんが好きになった、というのはわかる。
雪子さんの鈴木さん/青木くんへの気持ちの変化は、実はそのまま薪さんの気持ちの変化をなぞっているんじゃないかなって思う。だから薪×雪子は存在の二重構造なんだとおもう。
雪子の言葉にぼーっとなったまま、第九に戻る青木。
小池と曽我が慌てて詰め寄ってくる
「薪さんだよ!薪さんが私物取りに来たんだよ!」
駐車場にいるかもという小池の言葉を背中でききながら走る青木。
薪を乗せた車を認めるがそのまま走り去っていてしまうーー。
薪は、鈴木の破損された脳データを雪子に返して欲しいと今井に言付け、それだけを残し青木の前から姿を消したのだった。
青木は自宅で姪っ子の舞を抱きしめながらつぶやいた。
「死ぬかと思ったのに あの時 ああ これでもう二度と舞には会えないかもしれないと思ったのに」
「それでも良いとすら思ったのに」
「これは無い いくら薪さんでも これは無いよな?舞」
オレは死にませんから(7巻)、とかいいつつすぐ「それでも良い」とか「薪さんと心中ならいい」(1巻)とかいっちゃう青木くん……
どっちなんだよ君は。けっこう諦めがいいんだよね……困りますよ。そんなんじゃ。
そして、レビューのためのイラスト、どのシーンにしようか悩んでて気がついたんですが、このシーン舞ちゃんを抱きしめながら、薪さんを抱きしめた時のこと思い出してたんですね!!
なんか青木くんは時々舞ちゃんと薪さんを同系列に並べてるときがある………!!(エピローグとか)
薪がニューヨークに発つ当日。
時間より早い迎えを訝しく思う薪。
ホテルのドアスコープから来訪者を確認するがそこには……
「薪さん おはようございます」
「青木です 成田空港までの送迎役を岡部さんに頼んで代わってもらいました」
青木の姿に驚き、青ざめて扉を開ける薪。
「やっぱお嫌いですよね 薪さんはこーいうサプライズ……」
薪さんの後頭部が逆立ってる!
シャー!って猫みたいになってる!
薪は電話をいれるが恐れをなした岡部は電話に出ない。
「薪さん なんで俺を避けるんですか」
「別に避けてない 泣き虫の大男が嫌なだけだ」
青木は「泣き虫ってことなら薪さんだってけっこう」といいかけて平手打ちをくらう。
その避けっぷりがかえって怪しいですよ。薪さん!
そして青木の頬に残る薪さんの手形の小ささよ。
今日は薪に謝ることがあるという青木だったが、薪は「バックミラーばかり見るな!ヘリの二の舞はゴメンだ」と怒鳴る。
よく覚えてますねって、あんな経験忘れられないでしょう!!
青木くんどんだけすっとぼけてんの!??
謝罪したいことというのは、カニバリズム事件を見た、報告書だって書けるとトイレで訴えたのは…と言いかける言葉をさえぎり
「ああ 知ってた」
「おまえ本当は事件なんてろくに見てなかったよな」
という薪に驚き、運転中にもかかわらず後ろを振り返る青木。
「前見ろ 前!どっか止めろーっ」
「もしおまえが本当にカニバリズム事件を見ていたとしたら 3月に一家連続惨殺事件を担当した時に気がついたはずだ」という薪。薪がその時に気がついたように。
なのに気がつかなかったということは「見ていない」ということだ。
謝り、所在無げに身体を縮める青木に「後先考えないおまえのハッタリはいつもの事だ」と冷静に返す薪。
車から窓の外を眺め「もう懐いたのか」という
窓の外に見知らぬ夫婦が赤ん坊と戯れている姿をみて、舞のことだと理解する青木。
すっかり懐いたと言う青木に笑みをもらし
「ちゃんと報告はしたのか?」と続ける
姉夫婦に事件の報告だと思い至り、月命日に報告できたことと、薪がなんども墓に手を合わせに来てくれたことへの礼をいう青木。
その姿をみて、薪は……
毎日後悔しない筈はない 自分を責めない筈はない
仕事をそして僕をのろう気持ちがまったくないわけではない筈なのに
この男はいつも
いつもいつも
自分を見つめる薪の視線をとらえて、にっこりと微笑み返す青木。
薪はその微笑みに、車から降りて歩き出す。青木もその後を追った。
青木くんって、鈴木さんにも似てるけど、薪さんのお父さんの俊さんにも似ているよね。きっと。(性格が)
そのあたりも薪さんのツボだったのではないかと思います。
そこは以前、飲み会の帰りになにもいわず青木の隣に座ってくれた、あの公園だった。
同じベンチに腰掛けて青木を見上げる薪。
「雪子さんから連絡があった」
「鈴木のデータを供養したって。ようやく克洋くんの死を受け入れられる そういってた」と。
「青木、おまえ結婚しろ」
「雪子さんと結婚して家庭を持って…自分の子供を持て」
きっと青木なら舞と分け隔てなく愛することができる。
第九の人間が家庭を持つことが憚られたり命や私生活を犠牲にするような機関ではいけない。そんなことは鈴木や自分の時代で終わりにしなければ、という薪。
「一度は警察を辞めようかとも思ったが残るからには」
「組織を変えられるだけの役職に就いて第九が捜査員の安全と家庭と共に発展していけるように尽力する」
「だから 青木だから」
そんな薪の言葉に青木は胸を詰まらせる
この人は誰よりも自分が「欲している」「望んでいる」事に気がつきもしないで「それ」を人に与えようとしている
自らを犠牲にして いつもいつも 一人で「孤独」に戦って
「それは……命令ですか……」
「いいや」
「願いだ」
涙をこらえる青木
「あなたがいつもそうやって我慢しているから、だからオレ達も…言っちゃいけないって思うじゃあないですか………っ」
「行かないでくださいって」
「どこにも行かないでずっと第九にいて下さいって ずっと第九にいて欲しいですって言っちゃいけないって…」
「薪さんさえいてくれたらって……」
泣きながら座り込む青木はただ「すみません」と繰り返した。
薪は慰めようと伸ばした手で肩に触れることもせず、ただ青木の姿を見つめていたーー。
…………触らない薪さん!!
こんなとこでも我慢してしまうの!?もうぎゅーーーっとやっちゃってくださいよ!!
(こういうところ、トコトン薪さんらしい……)
第九では空港へ向かっているはずの青木と薪を心配していた。
山本の青木さんが薪さんを拉致して逃避行などしてないといいですねという言葉に青ざめ、メールを送る面々。
成田へと向かう車中で、青木は次々とメールが入る携帯を「運転中だからメールを見てもらえますか」と薪に渡すが薪は「迷惑メールだった」と岡部や宇野たちからのメールを削除する。
少しずつ成田空港へ近づいていく。
ずっと黙っていた薪が口を開く
「青木」
「青木…」
涙をこらえて、ひたすら前をみて運転する青木。
「すいません」
「オレ今しゃべるとまたヤバいんで…」
成田についても薪を見ようとせず、うつむく姿に薪はその顔を覗き込む。
「……え?」
薪の小さな声に青木は「薪さん 今 なんて…」
薪はそのまま、車を降り、空港の雑踏に紛れ込んで行く
「薪さん…!」
青木
いそがなくていい
待っているからーーー
薪はニューヨークでの「MRI開発国際プロジェクト」で多大な功績を残し、3年後の2065年警視長となり帰国。
警察庁科学警察研究所 所長に着任する。
第九は2064年解体され全国展開が始動。
旧第九のメンバーはそれぞれ室長として就任し各管区で発生する凶悪事件、難事件に現在もあたっている。

「しばらくそちらには行けない」のあと、薪さんどうしたんだろうと思ってたんだけど、気を失っちゃったんだというのがこのカットでわかったのでした。
いや、あんな愛の告白みたいなのされて、抱きしめられて、意識あって離れないといけなかったんだったらすっごい恥ずかしそうだなって思っていたもので……
今井さんが近畿で、それゆえ京大出身?という噂が立ったのかしら……
岡部さんは関東のままで、だから帰ってきた薪さんとまたお仕事してますね(役得ですよね)
しかしまあ、たった3年で帰って来ちゃうし、メールのやりとりとかもしてるし意外と交流があってホッとしました。
そして、青木くんの脳内映像、薪さんがちょっと男らしくないですか?
鈴木さんビジョンに比べると明らかに……!!
やはりこれは上司で年上で仕事で尊敬して第九に来たっていう青木くんの気持ちが反映してるのかな?
……本編レビューはこれで終わりでございます
(あとエピローグがあるけど。続いて更新しますけれど。)
うわー、終わってしまった!ちょっと感慨深い。
おつきあい頂きましてありがとうございました!
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