秘密 エピローグ 一期一会 (12巻)
STORY
薪がニューヨークに旅立って1年。
「MRI開発国際プロジェクト」では薪が中心となり目覚ましい技術躍進を遂げていた。
青木はその「M・D・I・P」に日本からの視察団に参加する事となる。
久々の薪との再会に舞い上がる青木だったがーー
エピローグがどんな話かといいますと

青木くんは「愛されキャラ」薪さんは「愛されすぎキャラ」
もしくは

頑張れ青木くん!!!Bonne chance!!
はー。ENDGAMEがずっと重くて苦しかったからギャグに走りたくて走りたくてしょうがない………
薪さんって目標決めたら、それを達成するまで高速で走り抜けそうなイメージがある。
薪がニューヨークに旅立って1年。
「MRI開発国際プロジェクト」では薪が中心となり目覚ましい技術躍進を遂げていた。
青木はその「M・D・I・P」に日本からの視察団に参加する事となる。
久々の薪との再会に舞い上がる青木だったがーー
エピローグがどんな話かといいますと

青木くんは「愛されキャラ」薪さんは「愛されすぎキャラ」
もしくは

頑張れ青木くん!!!Bonne chance!!
はー。ENDGAMEがずっと重くて苦しかったからギャグに走りたくて走りたくてしょうがない………
薪さんって目標決めたら、それを達成するまで高速で走り抜けそうなイメージがある。
薪がニューヨークに旅立って1年。
「MRI開発国際プロジェクト」では薪が中心になり目覚ましい技術躍進を遂げていた。
脳の80%を破損していても、画の再生が可能になり、5年前までという期限も倍の10年と飛躍的に伸びた。
そのため最初のMRI捜査となったアメリカ大統領 ジョン・B・リード暗殺事件の真犯人の映像をとらえることにも成功したのだ。
インタビュー映像を見る第九の面々。
薪はそこで「自分には守りたい秘密はない。僕の頭の中はもういつ誰に見られてもいい」と微笑んでいた。
「何かを守りたいと思える人はそれだけでとても倖せだと思います」
薪さんのTV?インタビューをみんなで見る第九メンズ。
みんなポカーンって口開いててかわいい。
そしてインタビュアーのおねーさんの
「守りたい秘密も全く無い?」
「あなたのような立場の人が?」
「その容姿で?」
ってほんとに何言わせたいのあなた!!容姿関係ある??
そして曽我さんはどうやら東大出らしいよ!
青木はその「M・D・I・P」に日本からの視察団に参加する事となる。
久々の薪との再会に舞い上がる青木。
しかし、そこで見たものは、人々の注目を浴びる薪の姿だった。
薪は間違いなく、「M・D・I・P」の中心人物だった。
薪の凄さは知っていたはずの青木だが、そのあまりのきらびやかさに目が眩みそうになりトイレにこもってしまう。
そつなく警察官僚との挨拶をこなす薪。日本では薪の業績に大騒ぎになっていると、口々に薪を褒め称える。
薪さん、ちょー営業スマイル!
いつのまにそんな?昔から!?
青木はトイレでのこのこニューヨークに来たことを後悔していた
『薪さんは今の俺と会ってもきっと喜ばない』
薪と早く会いたければもっともっと第九の現場で一つでも多くの捜査をしていなくてはいけなかった。と。
「すいません すいません」と鏡に向かって謝る青木
「その謝罪は何の件で?」
「落ち込むとトイレに隠れる おまえのその動物的な行動パターンは2060年1月の着任当時からバカみたいに変わらない…いや 本当にバカなのか?」
薪の姿に、思わず赤くなる青木。
薪は青木を冷たく睨みつけ
「おまえずい分と余裕があるじゃないか。」
第九は全国展開始動が控えており、青木は九州地区の室長に内定していた。
岡部や今井でさえ毎日3時間睡眠で準備や勉強に勤しんでいるほどの大切な時期。
「なんでおまえだけがこんなところでのんびり一週間も羽をのばしてるんだ?」
「え?青木」
「捜査にいなくても困らない奴をここに寄越したってわけか?」
薪にいじめられて、思わず涙を流す青木
「薪さん なんかすごくご立派になっちゃってまるで手の届かない人になっちゃったかと思いましたけどぜんっぜんお変わりになってませんね…っっっ」
「1年や2年でそうそう変わるもんか」
久しぶりに日本語で人を罵倒してスッキリしちゃう薪さん。ぷぷ。
いやー、でも青木くんね、その後悔はね、もう来ちゃってからしても遅いんだよ……。
そして薪さんはやっぱり会えて嬉しかったと思うよ。
「笑えるよな」
「1年前に滝沢の頭を吹っ飛ばした僕がこんな仕事をするなんて、きっとろくな死に方はしない」
独り言のようにつぶやく薪の横顔ーー。
薪はゆっくり青木を見て「岡部がほめていたぞ よくやってるって」
「おまえでなきゃ気づかなかった、解決しなかった事件がいくつもあったと」
「おまえは僕と違って 強くて 優しくて 柔軟だ」
「被害者にも加害者にも何の偏見もなく同じ目線で同調して見る事が出来る」
「それは岡部にも今井にも そして僕にもないおまえだけの資質だ」
「おまえは僕になろうなんて思うな」
「人に目指される青木になれ」
微笑む薪。
「薪さん」
「青木 雪子さんとヨリは戻ったのか?」
突然の話題に足を滑らす青木。
40前にはなんとかしろという薪の後ろを追いかけて、「この間は曽我さんのお見合い結果まで聞いてましたよね?何でイキナリ近所のやり手ばばあみたいになっちゃったんですか?」という青木に
「だって 気になるだろ お前らの事だから」と答える薪。
薪さんにこんな風に言われちゃったら頑張るしかないよね!感動的なセリフ。
そして曽我さんそんなにお見合いダメになっちゃうの?25回も?なんだよー。見る目のない女達だな!
曽我さん、すてきじゃないかー!!
第九は薪が室長になってはじめてついた部署。
辛い仕事ですぐにやめるかとも思ったが、みんなどんなに怒鳴っても次の日の朝ちゃんと出てきた。
もうすぐみんなあの場所から巣立ってしまうが、あそこは……
「第九は 僕にとって家族のようなところだった」
その言葉を残し、自分を呼ぶ声にまた人々の輪の中に消えていく薪。
青木の手を軽く振り払って。
薪のことを何一つ知らなくても朝必ず第九にいてさえいてくれたら、
薪の下で一緒に操作ができたら、同じ目的で一つのモニターを見続けられたら、ずっとずっと……
あの頃、そう思っていた。
青木は涙ながらに何度も薪の名を呼ぶが、薪が振り返ることはなかったーー。
2064年10月
薪はニューヨークからフランス、パリに出向していた。
インタビューから帰ってきた薪に青木からの手紙が届く。
「ようやく結婚報告か…?」と思う薪は、ふとさっき受けたインタビューの事を思い出した。
『あなたには今 秘密 がありますか?』
『以前守りたい秘密はもう何も無いとおっしゃっていて印象深かったのですがそれは今も変わってませんか?』
『今も何もない?』
そのインタビュアーの言葉に、光浦あかねの言葉が蘇る。
「まだこの手で守るべきものが私にありますか?」
信じていた甥にも裏切られ子供も夫も、肉親も全て失った彼女の言葉ーー
あの時彼女にかける言葉がなかった。
それは今も変わらないのかーー?
青木は薪に手紙を書こうとしていた。
ずっと以前は毎日薪と一緒に捜査が出ていた頃は、ただもうそれだけでいい。私生活なんて関係ないと思っていた。
しかし今は自分も九州地区の室長になり、姪の舞の世話と仕事で手一杯の自分と薪では全く違うコースを歩いている。
それぞれ違う役割があると、1年前ニューヨークで痛切に感じた。
あの頃のように 昔のように薪と仕事をする機会は二度と来ないのだと。
あの「第九」での二年間は唯一無二の時間だったのだと。
「でも だったら」
「薪さんが仕事を終えてから次の日仕事に行くまでの間一緒にいられないかと」
「ほんの少しの時間でも少しずつ今まで何も知らなかった薪さんの私生活ーー好きな曲とか趣味とか好きな本とか話をして薪さんのことを少しずつ知っていけないかと」
「たとえばオレが毎日舞に話を読んであげるかわりに舞から今日の出来事を聞くように、俺の事も薪さんに少しずつ知って頂けないかと」
「そんな風に毎日話す相手を ほんの少しの時間でも毎日一緒にすごす人を そういう相手を」
「俺は『家族』っていうんじゃないかと思います」
薪が手紙を裏返すと、そこには青木と舞が仲睦まじく映ったプリントハガキだった。
「もうすぐ3才です」という手書きの文字。おもわず笑みを漏らす薪。
青木は結局手紙をまとめることができず、写真ハガキだけを出したのだった。
手紙はもう一度、ちゃんと書き直すことにして。
薪はそのハガキをデスクに飾った。
フランスのおねーさんたちにいろいろ言われてる薪さん!みにょんみにょん!
薪はその写真を見ながら、脳裏にうかんだ光浦あかねの問いかけに「Oui」と答える。
生きている限り
この世に生きている限り守るべきものは出来てしまう
全部無くしてもまたーー
全部無くした筈なのに また
大切なもの 失いたくないものは生まれてくる
生きてる限り
おなかが減るようにしあわせも感じるようになる
欲しくなくても出来てしまうんです
人に見られたくない
そして
秘密も
再び、青木から手紙が届くーー

うっ……………(涙)
ダメだ何度読んでも泣いちゃう……
だってですね、これね、薪さん最初に「何かを守りたいと思える人はとても倖せだ」って言ってるんですよ
で、「自分には守りたいものはない」って
で最後に「欲しくなくても出来てしまう」って。
これは薪さんが今倖せだっていうことだと思うんですよ。
だから、このお話は「薪さんの孤独と絶望からの再生の物語」なんだとおもったにゃんたろーなのですが……
青木くんの成長物語だったとは……
そして、ハイ、皆さん注目!!
全部無くしてもまたーー
全部無くした筈なのに
薪さん、そんなにまで鈴木さんが全てだったのっ!!??
って激しくつっこみましたね………
あとね、あとね、やっぱりあの手紙もらって、薪さんすごくすごく嬉しかったんじゃないかなあ。
ちょっと意味不明だろうが真意が掴みかねようが、やっぱり自分の好きな人からあんなお手紙もらったら嬉しくないわけがない。
しかも、ずっと欲しかった「家族」、誰よりも自分が「欲している」「望んでいる」家族になりたいって。毎日一緒に少しでも話したり過ごしたりしたいって。
方法論とかはともかく、嬉しくないわけないじゃないですか!!!!
何度も読み返してぐるぐるしちゃう薪さんが浮かびます……(しないか?)
って手紙の件は今連載中のメロディで絶賛引きずり中ですからね!
どう決着がつくのか、とても楽しみにしています。
これで本編のレビューは全て終わりです。(ジェネシスあるけど)
長らくのおつきあい、ありがとうございました!(まだ連載もあるけど!)
にゃんたろー
あーーーーーー!!!そしてそして雪子さん 黒田さんとの結婚おめでとう!!
よかった!鈴木とか青木とか薪とか「キ」のつく男達から離れて幸せになれーーー!!
で、次はつよし君の番ですよね。そうですよね。
「MRI開発国際プロジェクト」では薪が中心になり目覚ましい技術躍進を遂げていた。
脳の80%を破損していても、画の再生が可能になり、5年前までという期限も倍の10年と飛躍的に伸びた。
そのため最初のMRI捜査となったアメリカ大統領 ジョン・B・リード暗殺事件の真犯人の映像をとらえることにも成功したのだ。
インタビュー映像を見る第九の面々。
薪はそこで「自分には守りたい秘密はない。僕の頭の中はもういつ誰に見られてもいい」と微笑んでいた。
「何かを守りたいと思える人はそれだけでとても倖せだと思います」
薪さんのTV?インタビューをみんなで見る第九メンズ。
みんなポカーンって口開いててかわいい。
そしてインタビュアーのおねーさんの
「守りたい秘密も全く無い?」
「あなたのような立場の人が?」
「その容姿で?」
ってほんとに何言わせたいのあなた!!容姿関係ある??
そして曽我さんはどうやら東大出らしいよ!
青木はその「M・D・I・P」に日本からの視察団に参加する事となる。
久々の薪との再会に舞い上がる青木。
しかし、そこで見たものは、人々の注目を浴びる薪の姿だった。
薪は間違いなく、「M・D・I・P」の中心人物だった。
薪の凄さは知っていたはずの青木だが、そのあまりのきらびやかさに目が眩みそうになりトイレにこもってしまう。
そつなく警察官僚との挨拶をこなす薪。日本では薪の業績に大騒ぎになっていると、口々に薪を褒め称える。
薪さん、ちょー営業スマイル!
いつのまにそんな?昔から!?
青木はトイレでのこのこニューヨークに来たことを後悔していた
『薪さんは今の俺と会ってもきっと喜ばない』
薪と早く会いたければもっともっと第九の現場で一つでも多くの捜査をしていなくてはいけなかった。と。
「すいません すいません」と鏡に向かって謝る青木
「その謝罪は何の件で?」
「落ち込むとトイレに隠れる おまえのその動物的な行動パターンは2060年1月の着任当時からバカみたいに変わらない…いや 本当にバカなのか?」
薪の姿に、思わず赤くなる青木。
薪は青木を冷たく睨みつけ
「おまえずい分と余裕があるじゃないか。」
第九は全国展開始動が控えており、青木は九州地区の室長に内定していた。
岡部や今井でさえ毎日3時間睡眠で準備や勉強に勤しんでいるほどの大切な時期。
「なんでおまえだけがこんなところでのんびり一週間も羽をのばしてるんだ?」
「え?青木」
「捜査にいなくても困らない奴をここに寄越したってわけか?」
薪にいじめられて、思わず涙を流す青木
「薪さん なんかすごくご立派になっちゃってまるで手の届かない人になっちゃったかと思いましたけどぜんっぜんお変わりになってませんね…っっっ」
「1年や2年でそうそう変わるもんか」
久しぶりに日本語で人を罵倒してスッキリしちゃう薪さん。ぷぷ。
いやー、でも青木くんね、その後悔はね、もう来ちゃってからしても遅いんだよ……。
そして薪さんはやっぱり会えて嬉しかったと思うよ。
「笑えるよな」
「1年前に滝沢の頭を吹っ飛ばした僕がこんな仕事をするなんて、きっとろくな死に方はしない」
独り言のようにつぶやく薪の横顔ーー。
薪はゆっくり青木を見て「岡部がほめていたぞ よくやってるって」
「おまえでなきゃ気づかなかった、解決しなかった事件がいくつもあったと」
「おまえは僕と違って 強くて 優しくて 柔軟だ」
「被害者にも加害者にも何の偏見もなく同じ目線で同調して見る事が出来る」
「それは岡部にも今井にも そして僕にもないおまえだけの資質だ」
「おまえは僕になろうなんて思うな」
「人に目指される青木になれ」
微笑む薪。
「薪さん」
「青木 雪子さんとヨリは戻ったのか?」
突然の話題に足を滑らす青木。
40前にはなんとかしろという薪の後ろを追いかけて、「この間は曽我さんのお見合い結果まで聞いてましたよね?何でイキナリ近所のやり手ばばあみたいになっちゃったんですか?」という青木に
「だって 気になるだろ お前らの事だから」と答える薪。
薪さんにこんな風に言われちゃったら頑張るしかないよね!感動的なセリフ。
そして曽我さんそんなにお見合いダメになっちゃうの?25回も?なんだよー。見る目のない女達だな!
曽我さん、すてきじゃないかー!!
第九は薪が室長になってはじめてついた部署。
辛い仕事ですぐにやめるかとも思ったが、みんなどんなに怒鳴っても次の日の朝ちゃんと出てきた。
もうすぐみんなあの場所から巣立ってしまうが、あそこは……
「第九は 僕にとって家族のようなところだった」
その言葉を残し、自分を呼ぶ声にまた人々の輪の中に消えていく薪。
青木の手を軽く振り払って。
薪のことを何一つ知らなくても朝必ず第九にいてさえいてくれたら、
薪の下で一緒に操作ができたら、同じ目的で一つのモニターを見続けられたら、ずっとずっと……
あの頃、そう思っていた。
青木は涙ながらに何度も薪の名を呼ぶが、薪が振り返ることはなかったーー。
2064年10月
薪はニューヨークからフランス、パリに出向していた。
インタビューから帰ってきた薪に青木からの手紙が届く。
「ようやく結婚報告か…?」と思う薪は、ふとさっき受けたインタビューの事を思い出した。
『あなたには今 秘密 がありますか?』
『以前守りたい秘密はもう何も無いとおっしゃっていて印象深かったのですがそれは今も変わってませんか?』
『今も何もない?』
そのインタビュアーの言葉に、光浦あかねの言葉が蘇る。
「まだこの手で守るべきものが私にありますか?」
信じていた甥にも裏切られ子供も夫も、肉親も全て失った彼女の言葉ーー
あの時彼女にかける言葉がなかった。
それは今も変わらないのかーー?
青木は薪に手紙を書こうとしていた。
ずっと以前は毎日薪と一緒に捜査が出ていた頃は、ただもうそれだけでいい。私生活なんて関係ないと思っていた。
しかし今は自分も九州地区の室長になり、姪の舞の世話と仕事で手一杯の自分と薪では全く違うコースを歩いている。
それぞれ違う役割があると、1年前ニューヨークで痛切に感じた。
あの頃のように 昔のように薪と仕事をする機会は二度と来ないのだと。
あの「第九」での二年間は唯一無二の時間だったのだと。
「でも だったら」
「薪さんが仕事を終えてから次の日仕事に行くまでの間一緒にいられないかと」
「ほんの少しの時間でも少しずつ今まで何も知らなかった薪さんの私生活ーー好きな曲とか趣味とか好きな本とか話をして薪さんのことを少しずつ知っていけないかと」
「たとえばオレが毎日舞に話を読んであげるかわりに舞から今日の出来事を聞くように、俺の事も薪さんに少しずつ知って頂けないかと」
「そんな風に毎日話す相手を ほんの少しの時間でも毎日一緒にすごす人を そういう相手を」
「俺は『家族』っていうんじゃないかと思います」
薪が手紙を裏返すと、そこには青木と舞が仲睦まじく映ったプリントハガキだった。
「もうすぐ3才です」という手書きの文字。おもわず笑みを漏らす薪。
青木は結局手紙をまとめることができず、写真ハガキだけを出したのだった。
手紙はもう一度、ちゃんと書き直すことにして。
薪はそのハガキをデスクに飾った。
フランスのおねーさんたちにいろいろ言われてる薪さん!みにょんみにょん!
薪はその写真を見ながら、脳裏にうかんだ光浦あかねの問いかけに「Oui」と答える。
生きている限り
この世に生きている限り守るべきものは出来てしまう
全部無くしてもまたーー
全部無くした筈なのに また
大切なもの 失いたくないものは生まれてくる
生きてる限り
おなかが減るようにしあわせも感じるようになる
欲しくなくても出来てしまうんです
人に見られたくない
そして
秘密も
再び、青木から手紙が届くーー

うっ……………(涙)
ダメだ何度読んでも泣いちゃう……
だってですね、これね、薪さん最初に「何かを守りたいと思える人はとても倖せだ」って言ってるんですよ
で、「自分には守りたいものはない」って
で最後に「欲しくなくても出来てしまう」って。
これは薪さんが今倖せだっていうことだと思うんですよ。
だから、このお話は「薪さんの孤独と絶望からの再生の物語」なんだとおもったにゃんたろーなのですが……
青木くんの成長物語だったとは……
そして、ハイ、皆さん注目!!
全部無くしてもまたーー
全部無くした筈なのに
薪さん、そんなにまで鈴木さんが全てだったのっ!!??
って激しくつっこみましたね………
あとね、あとね、やっぱりあの手紙もらって、薪さんすごくすごく嬉しかったんじゃないかなあ。
ちょっと意味不明だろうが真意が掴みかねようが、やっぱり自分の好きな人からあんなお手紙もらったら嬉しくないわけがない。
しかも、ずっと欲しかった「家族」、誰よりも自分が「欲している」「望んでいる」家族になりたいって。毎日一緒に少しでも話したり過ごしたりしたいって。
方法論とかはともかく、嬉しくないわけないじゃないですか!!!!
何度も読み返してぐるぐるしちゃう薪さんが浮かびます……(しないか?)
って手紙の件は今連載中のメロディで絶賛引きずり中ですからね!
どう決着がつくのか、とても楽しみにしています。
これで本編のレビューは全て終わりです。(ジェネシスあるけど)
長らくのおつきあい、ありがとうございました!(まだ連載もあるけど!)
にゃんたろー
あーーーーーー!!!そしてそして雪子さん 黒田さんとの結婚おめでとう!!
よかった!鈴木とか青木とか薪とか「キ」のつく男達から離れて幸せになれーーー!!
で、次はつよし君の番ですよね。そうですよね。
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