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秘密 Genesis 創世記5

STORY
鈴木と澤村の元へ駆けつける薪。

驚き何故、と問う澤村に
「だって、あなたしかいなかった」
と答えるーー



鈴木さんたら、惚れてまうやろー! 秘密 トップ・シークレット




「俺を殺す?何故!!」
2人だけの閉鎖的な生活を乱したからか、プレミアムに薪を入れるのに邪魔だからかーー

「そして彼にあなたの悲願でもある新都市計画を引き継がせる?」そう叫ぶ鈴木に、澤村はプールサイドで放電している電圧線を手に取り
「明日の朝35年前と同じにこの場所に君の惨殺死体が浮いていたら…どうなると思う?」
そのための現在進行中のプランが中止、延期されればーー
「剛が計画を担う日が来るかもしれない…私の剛が…」
死に直面していた鈴木だったが、恐怖よりも怒りのほうが勝っていた。
「あの薪が」
「あなたの手アカのついた古臭いプランや雛形を与えられて喜ぶと本気で思ってるんですか」
「彼はあなたとは違う」
「彼は人を排除などしなくても自らの才覚と努力で充分に欲しい物を掴む力がある」

「負け犬で犯罪者のあんたとは出来が違うんだよ 澤村さん!!」

怒りに駆られて電圧線をプールに投げ込む澤村ーー
しかし、何事も起こらなかった。

「今僕がブレーカーを切ったんだよ 澤村さん」

駆けつけた薪が、そこに立っていた。
強くなる雨の中、お互いを見つめる澤村と薪。
「大丈夫か鈴木」
目線を逸らさず、問いかける薪に「…まあ、なんとか」と答える。
「すまない。本当にすまない。まき込んで」


んと……私もそんな詳しくないのでなんですが、薪さんは生命科学と法律分野の勉強をしているわけで都市計画とはちょっと分野がちがうんじゃないですかね?
それを言っちゃいけない?
そして相変わらず鈴木さん勇ましいというか、手厳しいというか……青木くんとは違った種類の向こう見ずだな。


「鈴木の携帯は処分したはずだが何故ここが?」という澤村に
「鈴木のじゃない」
ゆっくりと澤村を指差す薪
「あなたにつけていたんですよ。GPS。」
薪は澤村の包帯の留め具に細工をし、ずっと発信機をつけていたのだ
「私に…?何故…」
「何故?」

「だって あなたしかいなかった。」

「10年前あの火災で生き残ったのは僕とあなたしかいなかった」
8歳の薪は両親が警察の両親が自殺を図ったという説明に納得していなかった。他人を家に泊めている時に自宅に放火して自殺をする人間なんて聞いた事もないーー
自殺でないなら犯人は生き残った、僕かーー

「あなたしかいなかった」

目の前で死にかけているこの男は、絶対に知っている。
何故父と母が死んだのかーー。

そう思って、薪は小学校5年のとき初めて澤村に発信機をつけ、その行動を監視した。
「いろいろな事がわかりました」

澤村の顧問弁護士が薪家の顧問弁護士と同じだったこと。
この弁護士が薪の未成年後見人の選定(亡き薪俊の遺言にあったと記載)から財産管理などをしていたこと。
火災のあった10年前に時価5億円もの土地を手に入れていたことーー

「偶然にも澤村さんが荻窪の一等地に現在の豪邸を購入したのもこの時期ですよね?」
2人して宝くじにでも当たったんでしょうか…?と冷たく笑う薪

「実際には父の遺言なんてなかった」
「父と断絶していたあなたはあの夜泊まっていなかった。会食に招かれてすらいなかった……」
「どうして何回訊いてもどうしてあの夜の事だけ話してくれないのか、覚えていないのか、あの夜のことには口が重くなるのか、記憶が曖昧になるのかーー」
「長じるにつれあらゆる点からあなたが「犯人」としか思えなくなった」
薪は声を荒げて叫んだ。
「もう……限界だった ーーだから、だから僕はどうしても確かめたかった」

「あなたが「犯人」ではないという確かな証拠が欲しかった。必要だった!」

薪の言葉にハッとする澤村と鈴木。
「あなたの…あなたの外見だけ見て化け物みたいと怖がる人にずっと言ってやりたかった。」
「違う この人は僕を守ってくれて沢山の事を教えてくれる優しい人だ。この人がいたから僕は大きくなれたんだ。」
「中身は全然化け物なんかじゃないって……ずっとずっと言ってやりたかった…!」

「ちがうって」
「証拠が……なのに……!」
流れる涙に顔を覆い、その場に膝を折る薪。

「なのに」

澤村が薪に歩み寄る
「すまない…………剛……こんな親で……」
「あなたは父親じゃない」
「僕の父は死にましたーーあなたじゃない」
薪は顔をあげようとせず、続けた
「でも澤村さんわかってますか?気がついてますか?」
「両親といた8年よりも、あなたとくらした10年の方がもうとっくに長くなっていたんですよ…」
そういって声をころして泣く薪の脳裏に、澤村の脳裏に思い出が蘇るーー。
家の柱につけた、薪の成長の跡……

澤村にはもう、語る言葉はなかったーー。


ここで火サス並に真実が薪さんから語られましたが、もうこれには私言いたい事が山のようにっ……!!
でもちょっと抑えて書き連ねますと

●遺言にあったとはいえ、要介護状態の澤村さんが未成年後見人にあっさり決まるのはおかしい。子供の労働を禁止している日本ではまだ施設に入れられるほうが納得がいく。

●薪家と俊さんが義絶していたとはいえ、日本では法律上義絶するのはほぼ無理(なんですよ。親子間)だから連絡がはいらないわけない。琴海さんに親類はいないのか。おかしいでしょ。

●いくらなんでも8歳の子に葬式とか取り仕切らせない……。法治国家な!現代日本!!

●俊さん、最低でも10億の遺産っておかしくない?多すぎ。義絶した薪家の生前贈与?保険金??遺産+保険金なら納得なんだけど、そうすると保険調査員が黙っちゃいないだろー。

●弁護士がそんな高額の土地登記したら、税務署だって黙っちゃいませんよ。

●澤村さん、焼く前の体型の変化(明らかに身長、肩幅など骨組みが変わっている。別の人になってる)もだし、目が見えている風だけど絵だと機能してるふうじゃないし、いろいろ謎。

●プレミアムの人たちが何の証言もしなかったのも謎

●そんな人生最良の日に自殺したって警察が判断したのも、超凡人にゃんたろーにだって謎。

はあはあ。もうもう、実はまだまだあるっちゅーの!!

とはいえ、清水先生が気がつかないでこのお話を書いた、とは思えないんですよね。そんなうっかりした作家さんではないように思うので。
だから、おそらくそういうツッコミがあるだろうことを差し引いても描きたかったことがジェネシスの中にあるんだと思います

それは多分

●鈴木さんと薪さんの強い絆

●薪さんが鈴木さんをとてもとても大事に思う原因

●鈴木さんの魅力

●薪俊さんの人間性の素晴らしさ(ちょっと青木くんに似てる)

●薪さんが自分自身を嫌う理由づけ(両親を殺したのが実の父親で、レイプされてできた子供であるということ)
(青木くんにあなただけがご自分を嫌って憎んでいる、と言われてましたよね。あれ、貝沼事件&鈴木さんのことがあったとしても、根本的な自己の存在否定までいくにはちょっと弱い気がするのです。)

●薪さんが犯罪者にうっかり肩入れしてしまいそうになる理由づけ
(前にも書きましたが貝沼をみて父親を思い出したという下り。あそこにも繋がるかなー)

もちょっと穿つといろいろ出てきそうですが…ま、このへんで。



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救出された鈴木はその後、高熱を出し、丸二日病院で寝込むこととなった。そのため病院での記憶はほとんどない。
10年前の放火殺人、鈴木への傷害と殺人未遂で拘留中だった澤村が事故死(嚥下障害による窒息死)していたことも、退院してから聞かされたのだった。

「まあ、でもこれで本来薪くんが相続すべきだった財産は彼が引き継ぐ形になったわけだが……」と重く語るグランドマスター。
「薪くんのプレミアムへの入会は私が反対したんだよ。薪くんと澤村くんの関係性にいずれ気がつくーー推す声は多かったんだがね」

んだからー!なんでそんな見て見ぬ振りなの?!グランドマスター!!なんのための友愛結社なんだ!!!!


東京斎場で一人たたずむ薪。
「そのお茶セルフ?」
と声をかける鈴木ーーーには答えず、薪は席を移動する
「って、アレ?何どーしたの。俺来ちゃいけなかった?」
と明るくいう鈴木に「君のお父上と約束したんだ」
「もうご子息とはお付き合いしませんって」
「え?何?そのロミジュリみたいな悲劇のカップルみたいなセリフ」
「お前殺されそうになったんだぞ。親なら交友関係を心配してあたりまえだ。僕が親でもきっと同じことを言う」
「アレ?何何剛君「子供を作る気などない」って言ってなかった?さては好きな娘でも出来た?」
と軽い口調でちゃかす鈴木を睨みつける薪。

「友達でもないのに」
「君を事件に巻き込んで大変な迷惑をかけてしまったーー今回の事は本当に申し訳なく思っている」
「だから、これでもう終わりだ」

帰ってくれ、とその場を立ち去ろうとする薪の手を掴みーー
「ちょっと来い!」
と男子トイレに連れていく鈴木

「見ろよこの袖!」

大学に入ったばかりで喪服などもっていない鈴木は友人のから借りて、袖も全然足りていない喪服を着、格好悪くて恥ずかしいながらもあわててやってきたのだ。午後の講義もサボって、電車とタクシーを乗り継いで。

「何のためだよ 誰の為だよ!」
怒鳴る鈴木を、あっけにとられて見つめる薪

「大体…おまえ初めっからそうだよな いきなりブッ倒れてそれで俺がおまえん家に送んなくちゃいけなくなって………次はプレミアムはいれっつったり東京中人のこと引っ張り回してそれでも「電車賃出そーか?」なんて一回も聞かねーし……」

「だから なんで俺が家族でも恋人でもないおまえの頼み事を聞いて何日もつきあってやったと思ってるんだ!?」

「何を怒ってるんだ…僕は報酬を君に支払えばよかったのか?」
的外れな薪の言葉に頭をかかえる鈴木。

「……あたりまえだと思ってただろ」

「おまえ 今俺が言うまであたりまえだと思ってただろ?俺がおまえにつきあうのが。今まで疑問にも思わなかっただろ」
目を見開いたまま、鈴木の顔を見つめる薪。
「なんでおまえが「それがあたりまえ」だと思ってたのかちょっとは自分で考えてみろよ」

家族でも恋人でもないのに無報酬でつきあってくれる
あたりまえに
それは
だってそれはーーー

澤村の骨上げの知らせが入る。
会話を中断して、葬儀の手順を淡々とこなす薪をみて、鈴木は8歳のときに彼が一度総て経験していた事だったんだと思い至った。
鈴木は帰宅途中「薪 今日夜一人で大丈夫か?こわくないか?あの家に一人って」と聞いた自分に呆れたような顔を見せた薪を思い出し、ひとり赤面する。

鈴木さんは薪さんを叱ってばかりですね……。
薪さんも、鈴木さんに言われて初めて気がつくことがたくさんですね……。
そしてわざと軽い感じに振る舞う鈴木さんの優しさ……。なんてできた人なんだ。


帰宅した鈴木は妹の美波に喪服の小ささを笑われ、快気祝いにご馳走を作った母親の明るい声を聞きながら着替えに自室に入った。
そして、友人たちから預かった香典を薪に渡しそびれたことに気がつくーー

薪は、自宅に戻るタクシーの中、昔のことを思い出していた。
母親の「おかえり」という温かい声。「おかえり剛」という父親の笑顔。
そしてーー
タクシーを降りて自宅に入ろうとした薪は澤村の姿を思い浮かべる。同じように、「おかえり」と迎えてくれた姿を。

鈴木は香典を渡そうと再び薪邸を訪れた。
玄関に喪服のまま、遺骨をもって佇む薪をみて、ぎくっとする鈴木

別れてから5時間経つ。まさかずっとーー?

「おい…薪…」
肩に触れると、薪はゆっくりと振り向いて鈴木をみた。しかし、その瞳には鈴木はうつっていないようにみえた。
「大丈夫か…」
声をかけてはじめて、薪は正気を取り戻したようだった
「鈴木…?」
遺骨を玄関に置きながら、「え?あれ?どうしたんだこんな時間に…?」と聞く薪。
香典を渡し損ねていたことをつたえると、「いつでもいいのにすまない」と受け取る。

「またおまえにタクシー代使わせたな」と笑う薪
「この時間なら深夜料金か?」
と冗談っぽくいいながら微笑む。

その笑顔を見つめる鈴木。
ーーそんな風に笑うのなら
「深夜料金くらいいくらでも払うよ」

「だからさーー」
しばらく考えて、薪の顔をのぞきこむ。
「あたりまえでいいんだよ」
「いくらでもつきあってやるからオレには少しくらい迷惑かけてもいいんだよ」
「だってもうーー」
「俺はおまえの澤村さんにはなれない。お前の両親にも家族にもなれない。恋人にも伴侶にもなれない。」
「ーーなれないけど でも親からはいつか独立して必ずいつかは死別する時がくる。恋人や夫婦だってどっちかが浮気したらお終いだ」
「でも友人なら」
「友人ならずっと一緒にいられる」
そんな言葉に、目を見開く薪。

「今みたいに、ちょうど今みたいに1人で家に入りたくない時はずっと一緒にいてやれる」
うつむく薪。パタッっと水滴が地面に落ちる。
「薪」
「あんな あんな親でも僕にはーー必……」
パタパタッと薪の足元に涙が落ちるーー
鈴木は薪の言葉ごと彼を抱きしめた。「わかってる」
「わかってる薪 大丈夫だ」

薪の両親も澤村もそして自分もーー
きっと、みんな同じ思いを、願いを持っている。

「大丈夫だから」
と泣き続ける薪をずっと、強く抱きしめていた。


時が経ち、科学警察研究所法医第九研究室
深夜一時。

「ここだ…おまえの推理通り…」
「鈴木…」
「ああ!」
「出来るぞ…これなら…起訴」
事件の証拠をみつけ、喜びの声を上げる第九のメンバー。
「しかしやっぱ底力が違いますよね。薪さんと鈴木さんって…大学の同期なんですって?」
「薪さんが「眠らない・食べない・喋らない」の最終段階(たおれますモード)に入ると鈴木さんのギアが6速に入るという…」

鈴木さん!!完全にやられちゃってるじゃないですか!!

事件解決祝いの席で、鈴木は後輩に絡まれていた。
「ゼッタイ!!なんかありますよね!!鈴木さん!」
「え?」
「何なんですか?薪さんに大学時代の弱味握られてるとか?多額の借金しちゃってるとか?」
「何だよそのオレのダメな設定…」
「だって今の鈴木さんの立場でどんなに頑張っても全部上司の薪さんの功績になっちゃうんですよ?なんでそんなにつくしちゃうんですか?」
くどくどと薪から離れたほうが出世できると話す言葉を聞き流しながら、鈴木は部下に囲まれている薪をみた。

薪はにこやかに笑っていた。

薪さんの笑顔…… 秘密 トップ・シークレット


「ちょっと鈴木さん!きいてます?」
「え?あゴメン?何の話だっけ?」
「……ちょっっ何ボーッとみとれてんすか!」
「ちがうちがう ちょっと思い出してたんだよ。」
「え?」
「昔の約束」

そんな風に笑うのなら深夜料金くらいいくらでも払うよ

「深夜料金 えらく高くついたなーーって」

でもそれがみんなの みんなの

いや

オレの願いだから。






鈴木さん……………!!!
このくだりからも鈴木さんったらずっと薪さんに尽くしてきちゃったことがわかりますね……うう……
しかも薪さんがそんな風に笑っていてくれることが「オレの願い」だって………!!!!!
んー、なんかここを読むとやっぱり尋常ではない薪さんへの想いを感じずにはいられない!
惜しい人を……ほろほろ。

これを読んだ時、こんな風に自分が一番辛いときになにも言わなくても、「ずっとそばにいる」って抱きしめてくれたらどんな人だって好きになっちゃうよーー!
薪さんが鈴木さんを大好きだったのはあたりまえだよーー!!!

と思いました……
だからつまるところ、ジェネシスはそういうお話であるのかな。と……。
そういう意味では大成功のお話ですよね。

あと、薪さんは「両親を殺した男かも」と疑いながらも10年も澤村さんと過ごしたわけで、でも澤村さんは薪さんにはとても優しくて、好きにならずにはいられなくて、でも疑いは日に日に強まってしまって……という心を引き裂かれるような思いをしていたという設定も、清水先生は付け加えたかったのかな。

それにしても、鈴木さんって欠点らしい欠点が一切見当たらない、Mr.パーフェクト!
どんな少女漫画のヒーローもまっさおだよ……
青木くんもあの人がライバルなんてなんて不運な……(え?)
もうちょっと、2人の第九時代が見てみたいなあ〜なんて思ったりもするけれど、それは無さそうですね。

さて、現在連載中のオリジナルシンも次回で終わることですし、正座して待ってます!
そして「秘密」の連載はまだ続くのかなー?映画までは続いたりするのかなー??






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コメント

Secret

Re: ありがとうございます

>まきっぺさん
こんにちは〜
こちらこそコメントありがとうございますっ!

>ニャンタローさんなら気づいてると思いますが、除籍された人間の写真?肖像画?があるってのも変な話ですよね。
そうなんですよ〜
ただ、除籍されたっていうのも噂の域を出なかったってグランドマスターが言ってたから、実際は退会もせず、行方をくらましただけだったのかなあ〜〜??
ほんと謎の組織ですよね……

また気になるところがあったらコメントお待ちしています!

ありがとうございます

はぁ。面白いです。秘密。。。ニャンタローさんのレビュー。 ただただ、ありがとうございますと言いたい。

ニャンタローさんなら気づいてると思いますが、除籍された人間の写真?肖像画?があるってのも変な話ですよね。

でもまぁほんと、ニャンタローさんの目の付け所がまた面白いです。ありがとうございます。

Re: 明日ですねー(≧▽≦)

なみたろうさん、お加減いかがですか。大丈夫ですか?

連載、続くといいですね!
続かないと私、書くことがないですよ!!(笑)

清水先生、「秘密」の前までは(輝夜姫くらいまでは?)「考えるな、感じろ!」系のお話ばかりだったので、それならそれで私も「考えません!」ってなるのですが……
そう!秘密はSFで近未来ながらわりとリアルな方なので。

それでこのジェネシスほどのうっかりはあり得ないかなと……
いくらスピンオフでも「秘密」なんだから、近未来なんだから……という思いがありますね。どうしても……。
まあいっか……………いくなーーーーーーーい!!というのが実はちょっと本音(笑)

タジクの国際電話!確かに!
まあ、空港で出国手続きとったら行けなくはないのかな……?もしかしてそのまま日本に帰らないとかそんなオチ??!!コミックスで訂正されるのかなー?

とうとう明日発売ですねー!
楽しみ&こわーい!!ドキドキですね!

ありがとうございます!

eriemamaさん、ありがとうございます!

あげあしとり……あ、いえいえ、私も相当……(笑)
ただ、ジェネシスは他の「秘密」に比べて矛盾点やおかしい点があまりに多すぎるので、これは確信犯なんだろうなと……。しかもこのあとにdeepWaterを書かれてるので…。(はっ、でももしかしたらジェネシスの反動でアレを書いたのかしら)

でも本音を言えば、もうちょっと時代にそくした設定にして欲しかったかなあ〜(^^;)

トイレ監禁好きですね!青木くんを連想させるようなエピソードを盛り込みたかったのかな?と私もうがった見方をしてました。
本当にあの2人の間に割って入った雪子さんはすごいですよ!っていうか雪子さんがあまりに色々気にしない人だから割ってはいれたのかも!!??鈴木さんもそういう人が新鮮だったのかな〜。

明日ですねー(≧▽≦)

私も連載継続激しく希望!!
てかにゃんたろーさんのブログも続きますよね!?
いつも「あーーッ!!そこそこ!!」てゆうシーンがカラーで見られてもう、ほんとに素晴らしい!

で、清水先生の矛盾箇所なんですが。
基本的にはうっかり多いかも。そしてやっぱりちょっとSF設定で現実にはナイことが多いかも。「秘密」はかなり作品中ではリアルな方だと思いますが。
ちなみに連載中のシーンにも。
タジクが死体を豚に食わせるために国内の農場に度々行ってた、とゆう薪さんの説明シーンに、タジクがその農場で豚にエサ!!やってて電話かかってくるシーンがぶっこんでありますが、電話取り次いでるオッサンのセリフに「日本から国際電話…」てある。外国じゃん!!てゆう。
捜査が入る前の話、なのかもですが。

とゆうわけで、にゃんたろーさんの、他の大筋で訴えたいテーマに集中しててまあ、いっか、との説に賛成です。
(自分がお話作れないので責めたくないだけw)

No title

拍手ボタン連打したい!(笑)

いやもう、お疲れさまです!にゃんたろーさんと振り返るジェネシスツアー、という感じで凄く楽しませていただきました。密度濃いーっ(*^^*)

たくさんのツッコミポイントを清水先生のうっかりじゃない、そんなことは百も承知で伝えたい、表現したいことが別にあるんだ、って解釈は=(;゚;Д;゚;;)⇒グサッ!!と来ました(笑)。おっしゃる通りなんでしょうね。なのに私ってばあげあしとりすぎやな…反省(^_^;)。

数々の疑問点をカバーしていたのはやはり鈴木さんの薪さんへの愛…いや魅力、澤村さんへの薪さんの複雑な愛情、澤村さんの薪さんへの間違った、でも確かに血が繋がっているがゆえの親らしい愛情etc.…鈴木さんとの物語は私もっと読みたい…無理かもしれないけど切望してます。

それから、清水先生は同伴トイレ(←ナニそれ)お好きなのかな?青木とも2度ほどありましたよね(笑)。←ハッ!こういう余計なのがあかんのですね(-_-;)

鈴木さんのハグ…ここでこれ、この台詞とか惚れてまうやろ~っ!これは!反則ですね(笑)。薪さん(鈴木さんにしか見せない裏のないスマイル)も鈴木さんも、お互い確信犯としか(笑)。この二人の間に入っていった雪子さん改めて凄いわ…ある意味尊敬するかも(^_^;)。これは、ジェネシスそういうお話だったんですか!?…ですね( ;∀;)?

ハア…Melody楽しみですが、その前に素晴らしいレヴューありがとうございました。早起きして良かった(*´∀`)♪
プロフィール

ねこじゃらしにゃんたろー

Author:ねこじゃらしにゃんたろー
こんにちは
にゃんたろーです!

清水玲子さんの「秘密」についてのレビューを書き散らかします。
ネタバレばかりです。要注意です。

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