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MELODY 2015 6月号 秘密 ORIGINAL SIN ACT.6 再び

「好きだ」はあったのか……

そして「家族」について。


つーか、長い愚痴です



わたしは人様のレビューを読むのも大好きなんですけど。

メロンさんがなかなか更新されないなあ〜〜と思っていたら「好きだ」じゃなくてテンション下がったからと書かれていて、うんうん。ってなりました。
でもしづさんが岡部さんが隠れちゃったのは、やっぱり秘密を見ちゃったからでしょう。と書かれていて「確かに!」と思ったり。

でもな〜どうなんだろう。
私は、二次創作もできないので、原作を読んで考えることしかできないもので……(つまんないですね)
確かに「一番手のかかる家族だ」だけだったら、岡部さん隠れないよねえ……??
やっぱりそこに薪さんの恋情を感じ取ったからだよねえ?

なんてつらつら考えていたのですが……(*゚ロ゚)ハッ!!
でも、でもでもですよ?

薪さんが青木くんを好きなのなんてみんな(岡部さんも)わかってんじゃね……!??


口に出そうが出さまいが、もう今更本編の「僕の秘密」をなかったことにはできませんよ!?薪さん!


そして12巻のエピローグの「第九は僕にとって家族のようなところだった」っていうセリフ。

今頃になって、あれに込められた薪さんの想いの深さを思い知りました。
薪さんって、モノローグじゃなくて対人として会話の中で自分の心情を吐露したところがほとんどないんですよ。
思いつく限りでは岡部さんに
「すみません、ご心配をおかけして でも仕事をしていたほうが余計なことを考えずにすむので」
とか
「お前の死体は見たくない もう僕にかまうな 僕を守ろうとするな」
くらいのような。(心情???)

もうあとは雪子にリモコンばーん!くらいしか思いつかない!(これがセリフはないけど一番生々しい)
後は青木くんに「ここを撃ってくれ」くらい??

あの「家族のようなところだった」というのは、薪さんにとっては
ものすごくものすごく頑張った告白(内容がLOVEじゃなくても)だったんだなあ……って!

で、今回の「一番手のかかる家族だ」
家族。家族のような、じゃなくて、家族だ。って。

薪さんは、青木くんからの手紙で「家族だって思ってもいいんだ」って許されたような気分になったんじゃないでしょうか。

もともと、家族を実の父親の手で奪われて、その父親も自ら死に追いやったようなものだと自分を責めてもいて、親友の鈴木さんの命を奪ったこともあって、家族なんて持つことは許されないって思ってたんじゃないかと……。

でも青木くんの手紙を読んで「家族のような」から「家族だ」って心の中でだけでも思っていいんだって、自分を許したんじゃないでしょうかね。

そう思うと、やっぱり最後のセリフ、「好きだ」があろうがなかろうが

なんて重大なセリフなんだ……!!!

いや、やっぱりあれは、薪さんの最大級の愛の告白ですよ!!


んで、一方青木くんなんですけど。

「いいんです」
手紙の返事も

ってなんか達観してますけど!

前にも書きましたが、青木くんが返事を要求していたことにビックリしたんですよ。
私、あの手紙は家族愛的な意味合いなのかと思っていたので、勝手に手紙を送り続けるんじゃないかって思っていたもので。っていうか、青木くんあれ以外に出してないの……?手紙……
act.1、2見逃しているのであまり語れないのですが(はやくコミックスにならないかな〜)

でも考えてみたら

もう仕事では薪さんと一緒にはいれない

だったら、仕事以外で一緒にいたい(主に仕事が終わったあと)
もっと薪さんのこと知りたいし、自分のことも知ってほしい

そういうのが家族だと思う

っていう手紙。

返事を要求していた、ということは「仕事以外で一緒にいたい(主に仕事が終わったあと)もっと薪さんのこと知りたいし、自分のことも知ってほしい」これがイエスかノーか、ということですよね?
いくら青木くんが天然で天使くんでも、まさかこんな返事を要求しておいて、おにーさんと弟のような関係になりましょうとか思ってないよね!?

私が一番読めないのは、青木くんの心算なんですよねー。
ほら、具体的な提示も全くないですし。
家族って夫婦も家族だし、兄弟も親も家族で、広いじゃないですか?定義が。

でも青木くんが
「人前で言うのを憚るような手紙を上司に出したばかりかその返事の催促をしていた」
「俺の非常識さを傲慢さを気づかせようとしたのか」

っていうのが。

あ、人前で言うの憚るような意味だったんだ……


って私は思ったんですよね。だから、やっぱり恋愛的な意味だったのかなって。

……ということは。青木くんはちょっとは脈があるって思ってあの手紙書いたのかなあ?
まさか、まったく何も思われてないかもしれない人にあんな手紙書くか?
……いや、書くかな……青木なら……。

え、で、あーやっぱりダメなんだなって思っちゃったのかなあ??

もー、薪さんは18からずっと片思いしてて想いを秘めるのに関してはベテランなんだから!
(ってすいません、これは若干妄想が)
やっぱ青木くんが頑張らないといけないんじゃない!?
「いいんです」とかいってんじゃねーよ!

と思うので、次回は青木くんのターンということで頑張っていただきたい!
あんたたち自分一人だけで納得してないで会話せんかーーーーい!

ねー、もう薪さんはいろんなこと充分に我慢してきたんだから、そろそろ我慢しない人生を送ってもいいんじゃないかな。
だからこそ!それは青木くんの仕事なんじゃない!?

っていうか、もう薪さんをこれ以上頑張らせないで!!!!




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コメント

Secret

Re: 納得!

>しづさん
あれ………??
私お返事したような気がしていたのですがしていない……と調べていたら、不正投稿って判断されちゃって、拍手にコメントいただいたんでしたよね。なんでこっちにも……?いやたぶん私がなにかいじっちゃったんだと思います………。

すみません………!!!

好きだ、があってもなくても、薪さんの恋心はだだ漏れだとおもいます(笑)
でもいつか、なんかこう、安らかな気持ちで伝えられるといいなっていう希望を抱いちゃうんですよね………。
長い目で見守りたいです。私も。

それにしても原作薪さんてポーカーフェイスで完璧な感じに描かれてるわりにはポロポロやらかしちゃうのはなんでなんでしょうね。普段やらかさないから目立っちゃうのかなー(笑)

納得!

最終回を読んでから日が経って、だんだん落ち着いてきまして、にゃんたろーさんのご意見、
『「好きだ」があろうがなかろうが』 に、
そうだよねえ、と頷けるようになりました、しづです。

原作薪さんにはあれが精一杯なんだよ、きっと。

わたしの悪いところなんですけど、二次創作してるせいもあって、自分の妄想が脳内で育ち過ぎちゃうときがあるんです。だから原作が自分の予想と違う展開になると、「これは違う」と思い込んで、その根拠を無理やり見つけると言う愚行に出る。原作が違うなんてあり得ないのにね。
今回、岡部さんの言動が矛盾しまくり、と指摘しましたが、あれだってわたしの勝手な思い込みで、あんまり薪さんが深刻そうだったから隠れちゃっただけかもしれない。「すきだ」って告白を聞いてたら赤面しそうなもんだけど、岡部さんは汗かいてるだけだしね。そうなると、この根拠も弱いなって。

なにも、これ以上青木さんをヤキモキさせないために薪さん婚活始めましたとか、「手紙の返事はもういいんです」と悟りきった青木さん仏門に入っちゃいましたとかじゃないんだから。
もっとあったかく、長い目で見守らせてもらおう、と思った次第です。


それと、

>薪さんが青木くんを好きなのなんてみんな(岡部さんも)わかってんじゃね……!??

ああ、そっか、そうだよね! 
10巻P132にあるように、「青木さんの姉夫婦を惨殺することが薪さんへの『警告』になる」くらいだもんね。岡部さんどころか敵側にもバレバレだったのに、そりゃ云いたくもなるわ、
『なぜ気づかない』
あー、すっきりしたww

Re: 言えない二人

そう!軽くはない。というか、薪さんにとってみたらすごく重い!

でも、それでいいのか薪剛!あんたが本当に望んでるものはそうなのか!

と肩をがくがくしたいにゃんたろーです……。(コロサレルー)

薪さんからは難しそうなので、青木くん&やっちゃんに頑張ってもらうしかないです!

言えない二人

改めまして、二人の想い。

薪さんが青木くんを好きなのも、青木くんが薪さんを好きなのもみんな知ってる。特にヤスフミさん!よくご存じですよね。

「家族だ」は「Origenal Sin」の最期のセリフですから薪さんの気持ちを表す重大なセリフだと思います。軽くはない、きっと。


青木くんの家族もきっと人前では言えない(=恋情)なんだと思います。でも、返事貰えないと想っちゃたから、リベンジできるかどうか。

ヤッパリ前回覗き見しちゃったやっちゃんに頑張ってほしいです。

だめじゃないけど〜

だめじゃないんですけど!
でも本編で薪さんはさんざんあんなモヤモヤヤキモキしておいて、結局全部我慢して、外国行っちゃって帰ってきて「家族」ってそりゃねーだろ!って思うわけですよ!(笑)
人によって色々あるとは思うのですが、わたしの場合はいままで我慢ばかりしてきた薪さんが本当に望むものを人生でつかんでほしいな……という、そういう気持ちですかね。

わたしもすっかり親戚のおばちゃんモード。

鈴薪は、わたしはグレーくらい。お互い思い合ってはいたものの、疎通はされなかったんじゃないかと。
『青木くんが脳を見ている』『雪子さんという恋人の存在』がそうかなとおもう原因です。
あともしそういう関係だったらもうちょっと苦悩の種類が違いそう………かな???

プロコ、わたしはロミジュリの音楽が大好き!!なんですが、あれは薪さんに似合いそうなのがいっぱいありますね!ドラマティックにかっこいいのから、叙情的で幻想的なものまで……
でも薪さんもねちっこいから、ベートーベンも似合いそう(笑)モーツァルトが似合わなさそう。ピンク〜〜ですもんね。

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No title

ありがとうございますっ!
では近い内に…(*^^*)

あ、そして

例の件ですが、どうぞどうぞ〜。
あれですよね?鈴薪キャラクター考のやつですよね?

出典を記していただけると、助かります。

Re: No title

………………でも青木くんはバカかもしれない………
なんつって。(おかしい!青木くんも天才エリート集団の一員!)

勝算あったんですかね?私が青木くんの立場ならどう考えても勝算あるように思えない(読者だから、薪さんの恋心をわかっているけれども!)
でもあの内容を勝算もなく書くなんてありえない………。

このままじゃ掘り返した意味ないですよねー!やっぱりいずれかその件については決着をつけるつもりなんですよね?きっと。手紙も岡部さんがもったままですしね。

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No title

私も青木は勝算があってあの手紙を出したと思ってます
可能性低いのに出すバカ居ないと思うし(アレっ?青木バカ?)
薪さんを困らせる事になるし

薪さんも青木が真剣だから答えられない
ホントに家族のみだったら直接
お前が一番手がかかるな?
とか言っちゃえばいいし

家族で終わったら掘り返した意味ないじゃーん!と先生に言いたい
まぁ、色々あるんでしょうけど(((^^;)

Re: 薪さんの胸中…

なりますなります!
「みんなあなたが好きです」も「家族のようなところだった」もまあ、タテマエ上っていうか、本編ではあれがギリギリだったのか……と思うものの、手紙の件掘り返してるし!!
ギリギリだったら、4巻の特別編はないでしょう!(あ、eriemamaさんが言ってたのはこれですね。本編でそれをやらない気なら目隠しはいらないだろうってことですよね?)

2人とも「みんなの、いや 俺の願いだから」といいきった 故 鈴木克洋くらいのこと言ってみろ!!
一般論ぽくしてお茶濁してんじゃねー!バーン!(机ひっくり返す音)

Re: ハゲ同!!(古)

ですよねっ!

ヤツらなかなかやらかしてます にウケた………!!たしかに!!

岡部さん、青木くんが雪子さんを家族に紹介するときも「大丈夫ですか?」って薪さんに聞いてるし、
薪さんが切なげに青木くんを見つめてるのも気がついてるし、
最後(12巻)で頑なに青木くんにだけ会おうとしない薪さんにも「…………」ってなってるし!

気がついてますよね?ただ人の恋路に首をつっこむのが苦手だからほっといてるだけですよね!?

青木くん、あれやっぱりプロポーズですよねえ?
脈があるかどうかわからない人にしますかねえ?気がついてた……???えー??

そうだ!もう薪さんは一生分頑張った!
まわりが頑張りやがれ!!(笑)

薪さんの胸中…

薪さんの胸中については、私もほぼ同じように感じてるかもしれません。
けど、けどですよ(笑)。青木の「みんなあなたが好きです」に始まり薪さんのあそこは僕の家族のようなところだった、とかなんでこの2人は予防線張ろうとするんでしょうかね…自分の気持ちのことなのに一般論みたいに(^_^;)。俺はあなたが、僕はお前がじゃいかんのかね、と思っちゃいます(笑)。イーッ、ってなります。大人ってややこしい。

ハゲ同!!(古)

そーなんすよにゃんたろーさん、
いっかい岡部さんになったつもりで「秘密」読み返してみたら、これで薪さんが青木を好きって気付いてなかったらもう警察辞めなさいよあんたサッカンいちの猛者が笑わせるわよ、てことなんですよ。
仕事中にひっぱたいたりトイレ連れ込んだりしてますからね。ヤツラなかなかやらかしてます。

青木についても全く、でございます。
あいつ思い立ったらプロポーズですからね。ほんとにもう。読めないですわ。
とにかく薪さんを頑張らせないで!←泣けるゥ
プロフィール

ねこじゃらしにゃんたろー

Author:ねこじゃらしにゃんたろー
こんにちは
にゃんたろーです!

清水玲子さんの「秘密」についてのレビューを書き散らかします。
ネタバレばかりです。要注意です。

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